こんばんは、べきねばの時間です。
べきねば菌と最近呼んでいるのですが、要は「〇〇するべき」「〇〇せねば」という考え方の癖を指します。
さて、今日は新入社員ちゃんとごはんに行ってきました(タイマン戦)。ものすごく、しゃかりきに頑張っている子だなあと思っていたのですが、話を聞くとやはり「べきねばの申し子」でした。
お給料をいただいているのだから早く実績を積んで、雇ってよかったと思われるような人材にならねばならない!!!
なのに同期のあの子はぼーっとして、仕事もせんでプンプン!!!
という具合です。なんと既視感のある訴状でしょうか。
新入社員のできる仕事は電話取りくらいしかないのだから、率先して取らねばと意気込んでいたあのころ。電話が鳴っても取ろうとしない同期に「貴様は非国民だ!」と言わんばかりの敵対心をむけていたあのころ。
そのがんばりが、ともすればマイナスイメージにも繋がるのだ、ということがよくわかる今です。なんというか、扱いにくい。さらに歳を重ねれば「そんなところが微笑ましいね」となるのやもしれませんが、私はまだ「そのしゃかりきぶりが重いなあ」と感じてしまいます。本人は一生懸命だというのに、気持ちというのは伝わらないものですね。頭ではわかっても、心がわかってくれないのです。
そんなにもがんばっているのに、彼女は自分への評価が低い。その一方で実は自信があるから、虐げられるようなことがあったらイラっとしてしまう。
はーーー!私の生まれ変わりかと!(彼女の方がずっと優秀ですが)
心の師匠・心屋さんの「存在給」の話を参考に、頑張りすぎなくたってあなたには価値があるのだという話をしましたら、涙を流されました。慣れない環境で精一杯頑張っているのは、よーく伝わってきます。
やっぱり、べきねばは菌です。ウイルスです。彼女が早く自分を緩めてあげられる人になれますように。