こんばんは、激励の時間です。
学生時代、バレーボールの授業が苦手でした。腕は痛いし突き指するし、ソーレィって言わないといけないし、いいことなしです。
やっているときも辛いけれど、観衆側のときもちょっと困ってしまう。ドンマーイ!いけるよー!気合い入れてこ!キラキラと光り輝く言葉を口にすることに照れがあったのです。
それはさておき、転職をして、リモートワークができるようになりました。会社以外の場所で仕事ができます。かねてから「会社のデスクじゃない場所で仕事をすれば捗るのに」と思っていましたから、とてもうれしいです(その分、情報の取扱いには慎重にならねばいけません)。
はじめのうちはオフィスに行っていたのですが、試験的にいろいろな場所で業務を行っています。長居できそうなカフェはどこか?安価なコワーキングスペースはどこか?それを考えるのも楽しみのひとつです。
今日は、ほぼ自宅で作業をしてみました。
無音で寂しいかと思ったのですが、今はそんなことを思う余裕なんてありません。業務に振り落とされないようにするだけでいっぱいいっぱいです。気づけば両肩に力が入っているし、あっという間に日が暮れます。
そんななかで、ミスをすることもあるのです。注意を受けることもある。家にひとりぼっちのときにこんな事態に陥ったら、私は泣いてしまうやもしれない。そう思っていました。
ところがどうでしょう。あれほど忌み嫌っていたバレーボールの思い出が突如として蘇ってきたのです。「大丈夫大丈夫!」「いけるよー!」「ドンマーイ!」……全身全霊を込めて、自分で自分に声をかけました。自分の、自分による、自分のための掛け声です。自宅じゃなきゃできません。無音の部屋で自分の声が響くのです。虚しいはず、なのですが、妙に励まされました。
こんなことなら、学生時代のバレーボール、もっと声出して応援しておけばよかった。自分で自分に声かけたってちょっと元気が出るんだから、他人から声をかけられたらもっと嬉しいはずです。
明日はどこで仕事しようかな。ソーレィ。