こんばんは、冬のオペラグラスの時間です。
小林賢太郎氏が作・演出を務めるコント集団「カジャラ」の第4回公演『怪獣たちの宴』を鑑賞してきました。個人的にいちばん楽しみにしていたのが、今回出演するなだぎ武さんとコバケンのコラボレーション。想像以上でした。
こちらの公演はこれから全国巡回とのことで、ネタバレしてもいけませんのでこのくらいにしておきます。冬だからオペラグラスの話をしましょう。
1000円のオペラグラスを使っている
私が持っているオペラグラスは、こちらです。
お値段1,080円。厚さ2cm、重さ60g。女性の小さなカバンに入れても問題なしです。お値段相応の「おもちゃ感」もまた「味」のひとつ。
実物はこんなです。聞いてもいないのに自ら「ぼく、プラスチックです!」と名乗ってくるようなプラスチック感があります。食レポなどで「ボリュームがある」ことを「ボリューミー」と称することがありますが、これまさに「プラスチッキー」であります。
くるっとひっくり返すと、ボタンがあります。これを押すと、たちまちオペラグラスにトランスフォーム!
絵に描いたような……という表現はなんだか違和感がありますが、とにかく「これぞ、おもちゃロボのトランスフォーム音!」と言いたくなるような音とともに、レンズ部が開くのです。「ガシャン!」という音は、郷愁を誘うものがありましょう。
いちおう、ピント調整もできます。3倍まで。
見た目はいまいちかもしれませんし、お世辞にも「とてもよく見える!」と言えるような商品ではありませんが、私にとっては十分。
いまのところ、ずっとオペラグラスを構えたままの機会に遭遇したことがないのです。レンズを通して見ると、画面越しに鑑賞しているような感覚に陥ってしまうからかもしれません。「たまに取り出して、サッと見る」くらいにしか使ったことがなく、そういうときにこの軽さがとてもよいです。壊れてしまってもがっかりしませんし、トランスフォーム好きのおじさんの心もくすぐってくれるだなんて、いい仕事します。
「いい仕事」……
仕事、探さないと……(無職中)。
「冬のオペラグラス」のこと
もちろん新田恵利さんの楽曲を想いながら、この記事を書きました。このオペラグラスを紹介するなら絶対に冬!と思い続けて3年くらい経っていました。やっと今日、紹介の時を迎えています。
昔見ていたバラエティ番組の数々で、おニャン子クラブの話題になることがしばしばありました。「誰推しか」という話になると、必ず名前が挙がるのが新田恵利さん。私はあいにくおニャン子世代ではなく、すでに解散してしまっていましたから、恥ずかしながら新田さんを存じ上げませんでした。調べた先にあったのが「冬のオペラグラス」です。
衝撃でした。
昭和のアイドルの歌唱力に酔いしれることばかりだったのに、なんというか……新田さんの「身近さ」たるや……
そこが愛された理由なのかしらとも、思います。
それはそうとオペラグラス。カジャラの公演に持参したのですが、なんと前から数列目という好ポジション。肉眼でおおいに楽しみました。軽量かつコンパクトなので「せっかく持っていったのに使わなかった!(ぷんぷん)」となることもありません。
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