言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』を読んでアウトライナーに再び向き合おうと思った

Woman Typing on Laptop

こんばんは、文章力向上委員会の時間です。

いまさらながら『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』を拝読しました。

シンプルでわかりやすく、私が実践できていない文章テクニックがいくつもあって、本はあっという間に付箋まみれに……。借り物だったのですが、文章力がアップするまで側に置いておきたいので購入予定。Kindleにするか紙の本にするかで悩んでいます。

「完読されるのが”よい文章”」

最後まで読んでもらえる文章をいかに書くか?そのための具体的なチェックポイントがひたすら書き綴られている本です。多くの場合、見開きページで完結しているのでぱらぱらとめくるだけでも効果ありでしょう。「接続詞は極力削る」「”が” や ”で” で文章をだらだらとつなげない」……耳の痛い指摘ばかりです。そういう文章を書いているときって楽しいのですが、第三者からは読みにくくなっていることが多いと思います。時間をおいて自分の文章を読み返すと、そういう気持ちになります。シンプルに書けないんだよなあ……。

なんだかんだで最も大事なのはアウトライン

具体手法がいくつも挙げられていますが、その冒頭を飾っているのは「構造整理」について。全体の中で占める比率はわずかながら、これこそが「完読される文章の”土台”」です。

ナタリーのなかで使用されている「構造シート」が紹介されていて、これが大変参考になりました。文章を書き始める前段階で、主眼と骨子を固める訓練のために使うものです。そのシートで何をするかというと、

  1. 箇条書きで話題を列挙
  2. リストアップした話題を見てテーマを決める
  3. 話題の順番を整理する
  4. 話題の「アピール度合い」を整理する

この4ステップです。この工程を踏んでいれば文章を書き始める段階で「記事の全体像」が見えるので、スムーズに書ける!詳細は書籍内にて図入りで紹介されているのでご参照ください。

これはさっそく真似します。大事なのは手書きで行うことだとされていますが、「とりあえず始める」を優先するため、PC上のアウトライナー(Dynalist)でやってみるつもりです。

アウトラインがつくれないという悩みを打破したい

このブログ然りですが、私は「ぶっつけ」で書く傾向が強いのです。

もともとはアウトライナーでしっかり構成を考えてから書いていたのですが、あるとき「ぶっつけ」のほうがパッション高めに駆け抜けられる感覚に気づきました。そちらのほうが楽しくなってしまって、アウトライナーはもはや「やることリスト&メモ用ソフト」と化しています。

ところが最近、長文を書く機会にちょこちょこ遭遇し、「ぶっつけ」のパッションだけでは走りきれないことを思い知りました。いま、アタマの中でサラブレッドが東京競馬場を駆けています。そう、逃げ切りなんて私には無理でありました。最後の直線でぐいーんと駆けていかなければ、勝つことなんてできない……

無職のうちにトレーニング

「アウトラインに向き合って、文章を書く」。

すなわち、習慣の見直しです。長い年月をかけてつくりあげてしまったものを矯正するのは、骨の折れること。余裕がなければ取り組めません。無職のいま、こういうことにもチャレンジしていきたい。

ライター等々、文筆業に携わる可能性だってゼロではないのです。それに文章を書くというのは、どの仕事でも大切なこと。自分の文章がくどい、暑苦しいというのは自覚しております。こんなブログを読んでくださっている皆さまは、きっとルー大柴さんがお好きですよね?私は好きです。やぶからスティックに失礼しました。しかしあんなに「クドい」ルーさんですが、茶道師範という一面もお持ちなのです。顔の濃さはどうしようもないでしょうけれど、茶道仕様の凛とした雰囲気を出すことができるお方なのです。そこがかっこいい!私もそうなりたい!クドくない文章も書けるようにならなければ!

だからアウトラインから、見直します。

そしてマイ・ヘブン・ジョブ(天職)をキャッチ・キャッチ・キャッチしたいです。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

 

▼アウトライナーがいますぐ使いたくなる名著といえば!(拝読してすぐ使うようになりました、革命だった……)