言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

やままあき

Author:やまま (id:yamama48)

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。
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エッセイ
昼スナック
レビュー
自己紹介

人の市場価値をはかる要素は知識量・経験年数・資格だけじゃない

所属を変えつつも隙間なく続けていた約10年間の会社員生活に終止符を打ち、フリーランスとして開業手続きを済ませたのが2019年4月のこと。

まるで「独立した」ようでかっこいいのですが、その実態は「夫の扶養に入って自分の小遣いだけ稼ぐ主婦」です。

 

コロナ禍、オンラインコワーキングスペースで「新たな出会い」

そんな私は2020年のコロナ禍により、愛用していたコワーキングスペースに足を運ぶことが難しくなりました。

代わって使い始めたのがオンラインコワーキングスペースの「みんコワ」です。

Remoというオンライン会議システムを使って、マイク&カメラONの状態で用途別にわかれたテーブルに自由に着席します。

※下記画面はちょっと古いものです。いまはさらに洗練された見た目に!

f:id:yamama48:20200924142408p:plain

さながら実際のコワーキングスペースのようでした。ときに会話をしながら、ときに無言で集中して、ここで作業をする機会が増えました。

勉強会やワークショップ、みんなが時間を決めて集中して作業をすすめる「もくもく会」にオンライン飲み会などを通して、世界中から「みんコワ」にログインしている仲間たちと新たな交流が広がっていったのです。

▼みんコワで開催されているイベントは下記のページで参照いただけます
https://www.facebook.com/groups/630337807543438

自己紹介を求められるのがつらい

交流のひとときは私にとって幸せであり、辛いものでもありました。

人と人との出会いに欠かせないものといえば、「自己紹介」。早くその時間が終わってほしいと、毎回思っていました。自分の順番をスキップしてほしいとも思いました。

それでも名乗らないわけにはいきません。自分の番になるとこのように挨拶するのが常です。

「東京で主婦をしている、やままです」。

エンジニアの方、Webデザイナーの方、コワーキングスペース運営者さんもいらっしゃいますし、カウンセリング系のお仕事をなさっている方やWebライターさん、特殊なお仕事の方もいらっしゃいました。

しかしながら、私以外の主婦に出会ったことはありません。

「いやいや、フリーランスとして活躍しているんだから、電子書籍作家とでも、ブロガーとでも、ライターとでも、名乗ればいいではないですか!」

本ブログの読者さんや、私をご存じの方のなかには、このように励ましてくださる方もいらっしゃりそうです。

勇気を出して名乗ったこともあります。

「Webライターみたいなことをやっています!」

「みたいなこと」ってなんじゃい! とツッコミたくもなるのですが、自分のことをライターだと断言する勇気はありませんでした。

確かに少しの間、ライターとして書かせてもらっていたことはありますが、私にはとうてい務まる仕事ではなかったのです。

(余談ですが「ライター」は職業名として語弊があるとすら思う。企画力、取材力などが備わっていて、「その上」文章もうまい超人のことを、プロのライターというのです!)

その感覚は職業名を「ブロガー」や「電子書籍作家」などと変えても同じことでした。私はぜんぶ「プロ」ではなく「お遊び」です。

すると結局、「主婦」に落ち着くのでした。とはいえ立派に家事がこなせるわけではない(料理嫌いなのも致命的)ので、プロの主婦のみなさんに失礼だ!

プータローと名乗るべきでした。ちなみにニートは34歳までを指すので、私はもう名乗れません……。

何者かになりたかったのに、何者かを名乗るのが怖くなってしまった

ワンダーウーマン, スーパー ヒーロー, 強力な, 強度, 衣装, ヒーロー, 電源, 女性

そういえば、会社員だったときから「◯◯という会社の広報です」などと肩書きを名乗るのが嫌でした。

その仕事が好きなわけでも、誇りを持っているわけでも、デキるわけでもないのに立場を名乗るなんて、荷が重い!

しかし「広報」という立場で会議に参加するのなら、何か問われた際に的確な回答ができなければ、存在意義がありません。

「この肩書きでお給料をいただいている以上は、勉強しなければならないのだ……」と思って、興味もないのに勉強会に参加したり、業界動向を調べたりはしていました。

でも本心では興味がなく、理性で自分を「勉強”せねば”ならんのだぞ!」と押さえつけているだけですから、得た学びはたいして仕事に活きなかった気がします。

それは数回重ねた転職で、会社や業界、職種を変えてみても同じことでした。

フリーランスになったいま、肩書きを名乗ること自体は簡単です。名刺に「コピーライター」とでも添えれば、かねてより憧れていた職業に就けてしまいます。

ただし名乗ったら最後、「その道のプロ」としての言動が求められるのです。私には期待に応えられる自信も、勉強するガッツもありません。

「何者かになりたい」と思って生きてきたのに、いつしか「何者かを名乗ることが不安」になっていました。

それで冒頭に書いたとおり、自己紹介には「主婦」の肩書きを使うようになったのです(プロ主婦のみなさん、重ね重ね申し訳ありません)。

子どもがいないこともあり、「エッ! 日中は何しているんですか?」と尋ねられることはよくあります。かなりあります。

「花を摘んで妖精と話しています」とでも答えられたらよいのですが、根が真面目なもので、返事に窮すことばかりです。

「知識」「勤続年数」「資格」でできた「傘」の話

勤労していない罪悪感から抜け出したい、自分の人生をもっと楽しみたいと、カウンセリングを受けたり、日記を書いて自らを振り返ったりして足掻く日々。

でもその積み重ねで、「私が常識だと思っていたけれど、そうとも限らないこと」を自覚できるようになりました。

下のメモが、そのひらめきの図です。

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解説します。

まず「人にはみんな【傘】が与えられている」とイメージしてみてください。

この傘が大きく丈夫であればあるほど、外界からの攻撃に耐えられるようになり、周囲からも頼りにされます。

大きく、頑丈にするには、自分の肩書きに紐づく知識の量や、従事していた時間の長さ、それらに代わる価値を持つ「資格」などが必要です。

たとえば「予算はだいたいどれくらいですか」というボールがきても、傘が頑丈なら「100万円くらいですよ」などと跳ね返せるわけです。

その点、私には知識も経験の長さも資格もありません。

傘の面積も厚さも骨の強度もぼろぼろです。ボールどころか、風が吹いてもダメージを受けるでしょう。「あの人の傘は使えないね!」と指さされるのです。

「傘」の強化にはガマンが不可欠

このイメージを抱くようになったのは、会社に勤めるようになってからです。

新人としていろんな先輩の隣で会議に参加させてもらい、その帰り道やデスクに戻ってから、会議に参加していた誰かを指した、こんなボヤキを聞くようになりました。

「あの人、使えないよね……」

「腕組みしながらダメ出しする会社員」の写真[モデル:大川竜弥]

他人と比較した「相対評価」でしか自分の価値を実感できない私には、強烈な言葉でした。

「見限られたくない! 私はきちんと一目置かれたい! ”使えない”と思われたら終わりだ!」

いやいやながらも勉強会に参加したり、業界動向を調べたりしていた、という話はこの不安からきたものです。少しでも自分の「傘」を強くしなければと焦っていました。

そのせいで傘強化には「ガマン」が欠かせないのだと思うようになります。ガマンの足りない自分はダメな人間で、「あいつは使えない」と言われても仕方がない!

結局いろんな「ガマン」ができなくて、「使えないと言われているに違いない自分」でいることが耐えられなくなりました。職を転々としたのち、現在の「穀潰し主婦」に至っています。

「傘」の素材は「知識量」だけじゃなかった

しかし2020年の秋、転機が訪れました。

知人がスナックとして使えるスペースをつくったと話してくれたことを機に、「スナックのママ」に興味を持ったのです。

▶「新米スナックママの成長記録」カテゴリーの記事一覧


それからトントン拍子で週1の「昼スナックママ」を務めることになり、そこで「私が長年やりたかったこと」がバチッとハマった感覚を得ました。

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はじめは「お金をいただいているのだから、精一杯おもてなしをしなければ!」と息巻いて空回り。来店者ゼロを記録した日は、本当に惨めでした……。

ところが努力の仕方を「いつもどおりの自分でいることを、がんばる」という方向に切り替えたら、お客様も増え、どんどんよい空間になっていったのです。収益も増えました。

ここで、前述の「傘」の話に戻ります。

立派な傘にするために必要なのは、知識や経験数だと書きました。

しかしスナックでの経験談を聞いてくれたカウンセラーさんが、こんなことを言ってくれたのです。

「やままさんが持っている傘の素材は”知識”じゃなくて、”キャラ”なんだよ!」

傘, サンシェード, カバー, カラフルです

大きな「キャラ傘」を持っているのに、それを無視して、小さく脆い「知識傘」をかざしていただけのことだという話です。

目からウロコ、耳から耳垢がこそげ落ちるような衝撃を受けました。考えたこともない尺度だったからです。私がずっと信じていた「凝り固まった常識」に風穴が開けられたのです!

そして「スナックのママ」がしっくりきた、あの感覚の理由を悟った気がしました。

「キャラ傘」を育てよう

回りくどい話になってしまいましたが、私が持つ傘の素材は「キャラ」だったのだ! というのが、2020年末の最大の発見です。

各方面の知識が乏しいことをコンプレックスに感じる必要はなかったし、仕事や稼ぎ方をこれまでとは違う視点で考えてみようと思うきっかけになりました。

ところが試されるかのように、年明けから緊急事態宣言が発令されたのは実にショックでした。昼スナックは休業せざるをえず、2021年2月12日現在も再開できていません(3月5日から再開予定!)

ただこれもチャンスということで、オンラインスナックを試験的に運営できたのはよかった! 引き続き、在宅マネタイズ方法を模索しています。

www.yamama48.com

最近「ライブ配信」は意外と30代以上も楽しんでいるという情報を聞きつけ、情報を調べているところでした。

まずは月~木曜14時から、音声配信アプリのstand.fmでライブ配信にチャレンジします!(15日スタート)

「キャラ」の傘をさらに大きく丈夫にできるように、いろいろやってみます。

とはいえこの傘、よほどのことがないとマネタイズは難しいですね……何かないものか~!

 お題「#この1年の変化