言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

やままあき

Author:やまま (id:yamama48)

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。
自己紹介はこちらを!
読者登録していただけると嬉しいです!
お問い合わせはこちらにお願いいたします。

エッセイ
昼スナック
レビュー
自己紹介

フルーツパーラーでわざわざ「チョコレートパフェ」を選んでしまった

妊娠14週に入りました。不安がつのるばかりのいま、ワクワク要素ゼロです……(この歳で授かれるなんて本当にありがたいこと、幸せなことなのに、神さまごめんなさい……!)

 

そんな憂鬱もあいまって「食事」をとりたい気分になれず、たまにはパフェでも食べてみるかーと、フルーツパーラーに行ってみました。

食べものは「早い・安い・うまい」主義なので、フルーツパーラーにつきものの「高い」という要素は私にとってかなりのハードル。

基本的には誰かにごちそうしてもらえないかぎり行きません。

それでも単独突撃できたのは「私は妊婦である! このくらいのわがままはいいのである!」という謎の「妊婦の自分にご褒美を」ムーブメントゆえでした。

働く妊婦が多いなか、主婦妊婦なんて全然褒められたもんじゃないんだけどさ……。

\カロリミットよりこっちのほうが効果あると長年信じてる/
キトサンアフターダイエットをAmazonでチェック

 

 

慣れない贅沢

訪れたのは、いまをときめく「コンクリート打ちっぱなしの内装」みたいなお店ではなく、マダムが集う古き良きパーラー。

スタッフさんも年季が入っており、そっけなく席に案内されました。それでいいのだ。

初対面での突然のフレンドリーは、シュラスコ屋の外国人さんだけでじゅうぶんです。

ハワイ料理屋さんで日本人に「アロハ~」と出迎えられるだけでもしんどいところあるぞ!(おもてなされ耐性が低すぎる)

 

メニューをたぐってみると、私が狙っていたパフェは売り切れとなっていました。

じゃあフルーツケーキ、と思って探してみればそれまた目当てのものがない。

それならせっかくだから季節のパフェでもいってみっか! と思って見てみたら1,780円。

 

高い……

 

いや、フルーツパーラーにしては妥当な価格です。むしろ良心的ともいえる。千疋屋やタカノはいくらなのだろう?

それでも「早い・安い・うまい」で生きてきた身にはヒリヒリする金額だったのは事実です。くそっ、覚悟して入ったというのに! 貧乏性な自分がイヤ!

 

ほかに食べてみたいものはないかと探したものの、1,780円は安い方であり、メロンやいちごなどなど、2,000円を超えてくるものがざらにラインナップされていました。

 

「お決まりでしょうか」

 

そう声をかけられた私はとっさに

 

「チョコレートパフェ(1,000円)を……」

 

と返事していたのでした。

それならデニーズのデビルズなんとかパフェ(昔からあるチョコレートパフェ)でよかったんじゃなかろうか。フルーツパーラーに来たんだよ?

 

妊娠して「自分にご褒美」ハードルが下がったとはいえ、貧乏性の限界は1,000円だったのであります。

 

差し出されたお冷をひとくち飲みながら、待機タイムに入りました。

 

背後のマダム(たぶん、わりとご高齢)の

「コロナ、レイザーラモンもかかっちゃって」

「ねえ、相方も」

という会話で「そうか……RGに続きHGも罹患してしまったのか……」という最新情報をゲットし、

目の前の20代後半と思しき女子2人組の「パフェを平らげ、お皿を下げられ、伝票が届いてもなお、お冷のみで滞在できる勇気」に感服し(立派なマダムになれる!)、

隣の女子おひとりさまがひとりもくもくとエビグラタンを食す様子に「このお店を愛用し尽くした結果たどりついた地平」を見て、きっと稼いでいるんだろうなあ……という尊敬の眼差しを向けているうちに、チョコレートパフェが届きました。

フルーツパーラーに来て「チョコレートパフェ」

フルーツパーラーで頼んだチョコレートパフェ

すげー! フルーツ要素、バナナのみじゃん(いちおう、てっぺんにいちごもいるけれど)!!!

 

もりもりとしぼられた生クリームとチョコレートを前に、本当に私は何をしているんだろうという虚しさに包まれました。

 

せっかくフルーツパーラーに来たんだから、1700円でも2000円でも、気持ちよくお支払いすればよいだけのことだったのに! もしくは、最初からデニーズに行くべきだったのに!

 

とはいえリッチな外観にはそそられます。

ジェンガのようにソロリソロリとバナナを取り出して、ぱくり。

いやあ、うまい。とてもバナナ。

しかし私のバカ舌にはわからないのです。

 

(……スーパーで売っている、1房100円のバナナよりもおいしいという確証がつかめない……!)

 

次いでいちごも食べてみます。ヘタを上品にとりはずす方法がわからず、めんどくさいのでヘタごと食べました。

 

(……うまいんだろうけど、スーパーのやつよりどんくらいうまいんだかわからん……)

 

そうしてバナナといちご、生クリームを食べていった先に現れたのは、31アイスクリームもびっくりの、見事な2段重ねアイスクリームでした。

 

フルーツパーラーでわざわざ食べる必要があったのかわからないチョコレートパフェ

 

私、わざわざフルーツパーラーに来てまで何をしているんだろうか……。

 

そう思いつつもバニラアイスを口にしてみると、ほどよいシャリッと感があり「これは美味!」と心から喜びを抱いたのでした。

昔なつかし、クリームソーダに乗っかっていたアイスクリーム!

フルーツパーラーのアイスクリームはやっぱり違うぜ!!

 

チョコレートアイスもまた、喉が熱く渇くような「苦甘さ」で好感を抱きました。

ああ、チョコレートアイス食べてる! って感じ!!

 

アイスクリームを制したあとに攻めてきたのは、再度のバナナ軍でした。

バナナがさっぱりとしていておいしいものの、彼らがまとっているチョコレートソースがもう、36歳のおばさんにはきつい……。

 

かつてはストレス発散にひとりでスイーツパラダイスに行っていたこともあるというのに、私はもう若くないことを突きつけられました。

もう36歳、大人も大人。

繰り返しますが、大人らしく2,000円くらい気持ちよくお支払いして、フルーツメインの逸品をいただけばよかったのです。

ああ、磯辺餅が食べたい。いや、もうなんもいらない。熱い緑茶をください……

 

それでも「お残し」という言葉は我が辞書になし。

我ながら見事な完食ぶりでお店を後にしました。

 

バナナ、スーパーのやつとの比較用に買って帰ればよかったな。

それで、食べ比べて初めて気づくんだろうな、「なんだこれめちゃくちゃおいしいじゃん」て……。

そのとききっと、雑な食べ方をした自分を悔いるんだろうな……。

 

と思うと、自責の念をひとつ減らせたという意味では、バナナを購入しなかったのは大正解か! よし、よし。

自分の味覚が信じられなくなる

帰り道、本当はどのパフェを食べるべきだったんだろうかと思いながら、Googleマップの口コミをチェックしました。

フルーツのおいしさを絶賛するコメント群のなかで、私の目にもっとも鋭く飛び込んできたのは

 

「アイス、業務用っぽい味でした」

 

私があれほどウマイウマイと食らったものを!!!

 

甘味の食レポ依頼があったら、丁重にお断りしたほうがいいのかもしれない……。

いや、今日は体調悪かっただけかもしれない……。

自らのお金の使い方、メニューの選び方、味わい方、すべてのセンスを疑わざるをえないひとときとなりました。

自信なくしたな……けっこうグルメだと思ってたんだけどな……。これも妊娠しているからなの? もともとの素質なの? いずれにせよ自分が残念すぎる!

次回はお金をためて、いちばん高いパフェでも食べたいところです。

 

あっ、しょっぱいもの、デカ盛りのレビュー依頼はいつでも大歓迎ですm(_ _)m

 

ところで、パフェ関連ですごくおもしろそうな本を見つけました。

年間30種類以上のパフェを作り続けている喫茶店主さんが書いた『美味しいパフェの食べ方』という本です。

概要文をご覧ください。

年間30種類以上の新作パフェを作り続ける喫茶店主が綴る、ユーモアエッセイ。
ただパフェを作っているだけなのに絶体絶命の危機に陥る。
ある朝、何の前触れもなくパフェ評論家が来店する。
バレンタインが近づくと、お腹の脂肪がチョコ色に染まる。
栗の季節になると右手親指の付け根にある「栗む筋」がマッチョになる。
お店に来てもわからない、厨房内の非日常な日常を垣間見ることができます。
読むとちょっぴりパフェが食べたくなる。そんなエッセイ集です。

「突然のパフェ評論家の来訪」「お腹の脂肪がチョコ色」「栗む筋」ですよ!

気になる方はぜひどうぞ。