言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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「本当に必要なもの」をくれるコワーキングスペース「Co-Edo」

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こんばんは、Co-Edo(コエド)の時間です。

2019年に入ってリモートワーカーになったことを機に、「コワーキングスペース茅場町 Co-Edo」のお世話になっています。

大好きで毎日通っているうちに、自身がブロガーであることや前職で広報やプロモーションの仕事をしていたことから、Co-Edoのブランディングや宣伝業務をお手伝いさせてもらえることになりました。

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「コワーキングスペース茅場町 Co-Edo」のブランディングマネージャー(見習)に就任

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Co-Edoオーナーの田中弘治さんと

Co-Edoのスタッフさんにはいろんな「肩書」があります。先日も「ティータイムマネージャー」のみなみちゃんが紅茶イベントを開催していました。

この肩書、自分で決めてよいのだそうです。

「ブランディングとかPRとか宣伝とかをやる人」だとわかりにくいので、私は「ブランディングマネージャー」を名乗ることにしました。

「マネージャー(監督)クラスになればブランディングの一貫としてPRも宣伝も管理するだろう」ということで、PRや宣伝という言葉は削ぐことに。

ビッグマウスタイプではないので、当面は(見習)とし、自然体で楽しく、かつ全力で臨みます。

そんなブランディングマネージャー(見習)視点で、わずかな愛用歴&スタッフ歴ではありますが、現時点でも感じずにいられない「Co-Edoの魅力」を語らせてください。

「カフェ」か?「コワーキングスペース」か?

リモートワーク。

素敵な響きです。会社に行かずとも仕事ができる!自宅で仕事ができる!通勤という無駄な時間からの解放!

通勤の混雑や会社空間の閉塞感が大嫌いでしたので、リモートワークは長年の夢でもありました。デニーズでならいろんなアイデアが浮かぶのに、会社のデスクでとなると、とたんにダメになる。共感いただける方も多いのではないでしょうか。

(コンプライアンス云々もありますから「会社でやらなければならない業務」というのは多々あるもの。それでも「会社のデスク」は本当にやる気が失われるので、小さい会議室を借り切ってもくもくと作業をしたものです。)

しかし「会社のデスクで仕事をするのは嫌」な気持ちは「自宅で仕事ができる」では解消しないことがわかりました。

大嫌いだった「通勤」は、気持ちを仕事モードに切り替えるためのスイッチになっていたのです。自宅というプライベート空間から移動することは、私にとって大事なことだった。

それならばと、まずはカフェやファミレスを使うようになりました。

大変捗るのですが、早朝はよいにしても、昼の書き入れどきに長居するのは気が引けます。

「コーヒー1杯で何時間いていいのか問題」もある。ルノアールはFree Wi-Fiを1日3時間まで使えることになっていたので、「500円クラスのコーヒーをいただく際は3時間まで居てよい」というのを基準にしていました。

「施設に対して気を遣う」ことに疲れてしまったのが、コワーキングスペース利用のきっかけです。

コワーキングスペースを探す旅で出会った「Co-Edo」

まずはドロップイン(都度利用)で数ヶ所のコワーキングスペースを利用してみることに。居心地のよい空間を選ばねば、仕事に支障が出ます。空気との相性ばかりは、行って、利用してみないとわかりません。

コワーキングスペースとひとくくりで呼んでも、その個性はてんでばらばらでした。

あるところはまるで「カフェ」で、1日ガッツリと仕事をするにはおしゃれすぎて(あと、椅子が固すぎて)居心地が悪かったので却下しました。

またあるところは会社風でよかったのですが、お手洗いがイマイチだった。最新設備である必要はないのですが、きちんとお掃除をしておいてほしいので却下です。女性は座りますのでね。

別のところは破格の安さで無駄がなくよかったものの、平日しかやっていないし、イベント利用があるとコワーキングはできないというではありませんか。安さには理由があるのだということをしみじみ感じて却下です。

これは最高だ!という場所もありましたがそもそもドロップインを受け付けていないうえに会費が大変高額なのです。見学すらせぬまま見送りました。

ちょうどいい場所がなかなか見つからないなかで教えてもらったのが、Co-Edoでした。

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まずは試しにと、ドロップイン利用です。

2時間までなら500円、1日(平日:10時~21時/土日祝:10時~18時)いても1000円。1日となると3000円近い施設もたくさんありますから、とてもお手頃だと感じました。

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しかも土日祝も営業しているのです。お盆休みも年末年始も、雨の日も雪の日も……365日必ず開いているというではありませんか。ありがたいことです。

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まる1日利用してみました。

感想は、「とてもふつう」


ふつうに、椅子の高さが調整できて、
ふつうに、大きなディスプレイが借りられて(ExcelやPPTの細かい作業に必須)、
ふつうに、自宅に忘れてしまったマウスとライトニングケーブルも借りられて、
ふつうに、コーヒーやお茶が飲めて、
ふつうに、途中で抜けてコンビニめしを調達できて、
ふつうに、それをレンジで温めることができて、
ふつうに、ティッシュやウェットティッシュで手や口を拭いつつ食事をいただけて、
ふつうに、トイレに行ったり休憩したりしながら過ごせる。

もてなされている感覚はないのだけれど、不便を感じることがない。

ふつう(いつもどおり)に過ごせるのです。

私がコワーキングスペースに求めることは「もてなし不要・不便は勘弁」

高額で大人気のコワーキングスペース(某WW社とか)の見学に行ったこともあります。

とにかくきれいで、最新鋭の設備が揃っていて、アップルストアにいそうなフレンドリーなコンシェルジュたちが"Hi!"と言わんばかりに笑顔を振りまいてくれる。ギネスのビアサーバーまであった。コーヒーのマグカップは欧米仕様のビッグサイズであった。

私はそのコワーキングスペースを利用している自分が想像できませんでした。

俗に言う「意識が高い人」や「すごい人」「セレブリティ」の行く場であって、凡人の自分が行く場ではない。

なにやら交流会も盛んに開かれているようだけれど、なんの価値もない凡人の自分なんて相手にされるはずがない。英語も話せないし。あのサイズのマグカップ、ペン立てにしか見えないし。

無価値な自分に対する劣等感を(勝手に)抱いてしまったほどです。目の行き届いたサービスが提供されている場なのに、居心地が悪くなるとはこれ如何に。

(施設はすばらしいのです!本当に、行ってみないと相性はわかりません)

 

一方のCo-Edoはお世辞にも「おしゃれで最新鋭の設備!」とは言えません。入居しているビルも、なかなか年季が入っています。

しかし「毎日Co-Edoで仕事をする自分」の姿が容易に想像できました。その姿はとても「場に馴染んでいた」。これが「相性が合う」ということなんだ!

過度にお客さんをもてなさない雰囲気は、等身大の自分、すなわち凡人女の自分を受け入れてくれているように感じられました。背伸びしなくていい。

この感覚を例えて言うなら……


「友人の持ち家に1泊することになり『自分の家だと思って過ごしてよ』と言われてはいないんだけど、気遣わずに自宅のように振る舞える感じ」

でしょうか。言われずとも空気からメッセージを受けとってしまう、この感じ!

 

いつもどおりの自分で過ごせる。

それは実はすごいことなのです。

旅先のホテル等を想像してください。「いつもどおり過ごすこと」がいかに困難か!特に女性はおわかりになるかと思います。メイク落としは用意されているか?ドライヤーの風力は?云々。超快適なガウンなんて、本当はいらないんです。それよりもApple Watchの充電器を貸してくれ!

 

私にとってCo-Edoは、この大変困難な「いつもどおり」を再現してくれる場所だったのです。

高さや角度を調整できる椅子、差込口がたっぷりある電源タップ、明るすぎない照明、何気なく借りたディスプレイ、マウス、ライトニングケーブル。

ほかにもいろいろ「いつもどおり」を再現するものが揃っています。すぐに月額会員になることを決めました。

月額5,400円~という敷居の低さ

月額料金は大きく4種類。

  • プレミアム:24時間利用可 →19,440円
  • スタンダード:営業時間内利用可 →9,720円
  • デイタイム:平日10時~18時利用可 →5,400円
  • オフタイム:平日18時~21時&土日祝10時~18時 →5,400円

ライトプランの5,400円にたまげましたが、当時の勤め先の定時が10時~18時だったため、残業の可能性も踏まえてスタンダードプランでお願いしました。

各プランの詳細はこちらを参照いただければと思いますが、選んだスタンダードプランに関して言えば

  • 会員専用ルームを利用可能
  • コピー機を1日につきモノクロ10枚まで無料利用可能
  • 2時間未満の打ち合わせであれば1日あたり1人を無料で招待可能
  • Co-Edoの住所を利用可能(宅配便の受取も可)

でした。

フリードリンクなどは「言わずもがな」ですので割愛しております。

会員専用ルームのディスプレイはなかなかのビッグサイズで、集中して細かい作業を行いたいときにはもってこいでした。

年度末で確定申告に向けて領収書の出力が溜まっていたこともあり、1日10枚までの無料プリントアウトもうれしかった!

3月から無職になり、プランをスタンダードからデイタイムに変更。4月からフリーランスになりましたが、引き続きデイタイムプランでお世話になっています。

前代未聞の10連休は特例で「デイタイム・オフタイムプランのユーザーも追加料金なしで利用可」としていただき助かりました。この「ユーザー目線での臨機応変さ」もすばらしいなと思うのです。

「仕事ができるフラットな空間」は貴重

平日は毎日のようにCo-Edoを利用していますが、それは単に「自宅から出ないと作業が捗らないから」だけではありません。

非常に居心地が良いからです。

作業環境を考えれば、図書館のような場所、喋り声が聞こえないような場所が優れているのかもしれません。

しかしCo-Edoはほどよくにぎやか。席での雑談、通話もOKとされています(これが合わない方には、おすすめできないとも言えます)。

私はもともとカフェやファミレスでの作業が好きなくらいなので、にぎやかさに関してはウェルカム。でもそうした場所と違うのは「空間が開かれている」点なのです。儀礼的無関心の濃度が薄いとでも言いましょうか。

 

利用者同士は知人ではないのだけれど、「Co-Edoユーザー」という共通点があります。だから「無関係な者」ではない。その小さなつながりを機に新たな人脈が生まれたり、ともすればビジネスが生まれることだってあるかもしれない。

オーナーの田中さんやスタッフのみなさんがちょうどよく「つなぎ目」になってくださっています。スタッフさんたちと利用者の間に境界線が引かれていないのが、大きいのではないかな。

いちおう入り口に受付席はあるものの、スタッフさんたちは基本的に利用者のみなさんと同じ空間で作業をされています。ときにそこで打ち合わせがなされることもあります。全部オープンです。

「スタッフと"お客様"」というスタンスであれば、そうした内部事情は隠されて然るべき。しかし我々は"お客様"ではなく"利用者"なのです。うまく表現できずもどかしいのだけれど、Co-Edoにいる者みんながフラットな関係でいられる感じがある。それが私にとっては心地よかった。

「無関心」ではもったいない

会社を辞めてから特に思いますが、こういう「ゆるいつながり」は貴重です。

「会社での、仕事の合間の雑談」的なものが一切なくなったいま、面倒がなくなってラッキーと思いつつも人恋しくなることがあります。「生身の人から発せられる他愛ない情報」は、貴重な"刺激"だったのだと気づきました。

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Co-Edoでは毎週水曜のお昼に「ランチ会」が開催されています。

スタッフと利用者がお弁当を持ち寄って過ごす1時間。もちろん有志によるものなので、ランチ会をやっている横で、もくもくと仕事に励んでいる利用者さんもいらっしゃいます。

会議室に閉じこもって行うのではなく、オープンな場で開催してしまうところが「Co-Edoらしさ」だなと思います。

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4月はみんなで蕎麦&うどんをいただきました

私もちょくちょくランチ会に参加していますが、これを機に顔見知りになることができた方もいらっしゃいます。すると次からCo-Edoでお会いできたときに会釈したり、挨拶したりできて、なんとも言えずうれしいものがある。

▼こんな企画もありました 

yamama48.hatenablog.com

yamama48.hatenablog.com

ランチ会の試みは今年に入ってからとのことですが、かねてから利用者さん同士の交流の場となるイベントを多数主催されていて、生ビールサーバーまで設置されているほど。

今後は「ランチ会」の土日バージョンとして、「アフタヌーンティー会」も開催されていく模様です。名称がずいぶんおしゃれですが、要は「茶飲み話会」ですね。土日の午後、作業も一段落したような方々が休憩がてら集まって、おやつでもいただきながら世間話をする場。

Co-Edoに来たからこそ会える方もいらっしゃるでしょうから、そういうゆるい交流の場が作られるのはとてもいいことだなと思います。

本気でコワーキングスペースのことを考え、育てている

Co-Edoは2019年で開設から7年目。

いまでこそ働き方改革と相まってか多種多様なコワーキングスペースが林立していますが、これほど長く利用され続けている場所は他に類を見ません。

「ブランディングマネージャー(見習)」として、まずはCo-Edoのことをもっと知らねばと過去のブログなどを拝読しているのですが、読めば読むほど、オーナーの田中さんが本気でコワーキングスペースのことを考えていらっしゃるのが伝わってきます。

大手企業が「どうも最近コワーキングスペースってのが流行っているようだし、うちもやっとく?」みたいな感覚で開設するのとはわけがちがいます(かなり偏見のある表現で申し訳ありません)。

コワーキングスペースという場を通じて、いかにして仕事を、人を、豊かにすることができるか。

前述のランチ会等のイベントはその試行錯誤の過程の1つです。設立から7年目というのは業界的には「老舗」ですが、そのポジションや常連さんに甘えることなく、常に変化し続けている空間なのだということをひしひしと感じます。

私にも「やりたいと思ったことは、なんでもやってみて!」という言葉をかけていただきました。自分のブログでCo-Edoの魅力を語ることも、まさに「やりたいこと」のひとつ。自分の言葉で自由に書かせてもらいました。

おわりに

現時点で私は「コワーキングスペースとしてのCo-Edo」しか知りませんが、優れたイベントスペースでもあります。

その魅力を実感するためにも、近いうちにイベントを主催する予定です。イベントはもちろんこのブログでも告知いたしますし、主催してみてわかったことを、こうしてまた書き記します。

▼小規模主催&お手伝いですが、直近ではこんなイベントをCo-Edoで開催します

www.facebook.com

kokucheese.com


ずいぶん長くなってしまいました。

「コワーキングスペース茅場町 Co-Edo」にご興味をお持ちいただけたら幸いです。

お近くで作業スペースやイベント会場をお探しの際は、ぜひ!


▼詳細情報は公式サイトからご確認ください

www.coworking.tokyo.jp