言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

海の家居酒屋「えびす海岸」 で、ご縁に感謝

えびす海岸

恵比寿駅と代官山駅の間にある古民家、「えびす海岸」
入り口に飾られたサーフボードや、建物の上にそびえ立つ派手な看板(向かいの通りからよく見える)が印象的だ。恵比寿界隈で生活している方で知らないという人はいないのでは?そのくらい目立つこともあり、いつか行ってみたいと思っていたお店のひとつ。

えびす海岸

お店を構えて21年!
店頭の看板に書かれていた「遊泳禁止」の意味がわからずにいたけれど、「海にも酒にもおぼれるな」ということだったのか。賛成です。

漁師小屋のお料理に舌鼓

「漁師小屋を思わせる 海の家居酒屋」と掲げている通り、魚介が本当においしい。

えびす海岸

立派な刺し盛。生しらすに興奮する。シャコもある!

えびす海岸

ホタテとピーマンを焼いたお料理。
漁師小屋のお料理ってきっとこんなかんじだろうな、と思わせるシンプルさ。醤油風味のタレがなんともおいしく、ホタテに添えられた梅肉がニクイ。ビールに合いそうだなあ。

この日はいただかなかったのだけれど、えびす海岸さんではオリジナルの地ビールを楽しむこともできる。新潟でつくっているのだそう。

えびす海岸

たまご焼きも、おいしかったなあ。
ずいぶん大きかったのでふわふわ系かと思いきや、予想を裏切るぎっしりとした歯ごたえ。たまご焼きづくりが上手な漁師…想像しただけでかっこいいな。妄想しながら食べよう。

えびす海岸

卵と言えば、こちらの茶わん蒸し。スプーンですくったら、カボチャが顔を出すものだからびっくり。カボチャと卵のやさしい味が絡み合ってほっこりする。青い銀杏なども入っていて、具材ごろごろ、豪快な漁師茶わん蒸し。おしとやかな茶わん蒸しもいいけれど、こういう、具だくさんな茶わん蒸しって、いいなあ。

えびす海岸

ぶっちぎりの忘れられない味は、ぶりの揚げ浸し。
ぶりの身が全然モソモソしていなくて、わずかについた皮はプルプル感がほんのり残っていたくらい。とにかくジューシー。浸している汁がまた、ウマイのなんの。旨みたっぷり、塩気控えめだったものだから、平皿によそった後にすすり飲みしてしまった。お行儀悪くてごめんなさい。でもそのくらい、おいしかった。

ほかにも、かなり、いろいろと。
あまりのおいしさに、とんでもない量を食べました。

ひとをつなぐ「海の家」(余談)

この日は、私が新卒2年目~4年目ごろに携わらせていただいたプロジェクトでお世話になった方々との宴席。所属する会社はバラバラなれど、皆さんがそれぞれの道のベテランで、プロフェッショナル。ダンディな人生の先輩たちがずらりと揃いました。

私はもう全く別の業界に移ってしまったので、お仕事上での接点はないのですが、それでもこうして声をかけてくださることが本当にうれしい。この日もとっても歓迎してくださって、大いに盛り上がりました。

数えてみれば、もう7年くらいのお付き合い。大ベテランたちに大変失礼なお話ですが、いつも「親戚に会いに来た」ような気持ちで伺ってしまいます。

あまりの居心地の良さに、すっかりリラックスモード。散々飲み食いして、大先輩たちを前にして私は席で寝ました。すみませんでした。そしてえびす海岸さんもごめんなさい、酒におぼれました。遊泳禁止なのに…

思い返せば、当時の私は(…というか今もだけれど)経験値がなくてビビリでした。そのころからいつも対等に接してくださったことは、本当に忘れられない。打合せでも、私のしょうもない意見に耳を傾けてくれて、プレゼンもさせてくれて、何かあれば尻拭いをしてくれて。同じ会社の上司・部下の間柄というわけでもないのに!思い出しながら書いていたら、うれしくて泣けてきた…。

毎回の打合せも、皆さんに会えるのが楽しみだったのを覚えています。ポジティブな雰囲気で打合せをすると、つまらない仕事も楽しくなるし、企画自体も面白くなってくるという不思議。仕事への臨み方を教わった、かけがえのないお仕事です。

この日は「宴もたけなわ」状態でさらに2名を電話召集。お2人とも、仕事があるなか本当にかけつけてくれて、それがまたうれしい。もちろん宴席はさらに大盛り上がりで、昔の話、今の話、どんな話にも花が咲く。

Facebookでつながっていても、やっぱりFace To Faceには敵わないな。わざわざ足を運んでくれたお2人の姿に、「やっぱり、時間は”つくる”ものだなあ」と思ったのでした。プライスレスな時間の価値が、さらに深いものになりました。

はやくまた皆さんと再会したいけれど、次はまた1年後、2年後なのかなあ。次お会いするときには、もっとしゃんとしたアラサー女史になっていないと。

会えない時間が、愛、育てるのさ、と心の中で口ずさみながら書きました。

素敵な時間をありがとうございました。
ひとのご縁に恵まれ、しあわせです。

r.gnavi.co.jp