こんばんは、喫茶店の時間です。
4月13日は「喫茶店の日」なのです。
1888年(明治21年)のこの日、上野に日本初の喫茶店「可否茶館」ができたことに由来しています(5年で閉店)。
それにしても可否茶館とは。ねるとんをやるならこのお店で間違いなしです。
東日本橋の喫茶店「エド」がすごい
浅草橋から人形町の方へと移動している最中に見かけた喫茶店「エド」。
写真を少し引いてみます。
エドは「ED」と綴るのです。
(^ν^)
チェーン店ではないにもかかわらず「コーヒー230円」。さらにWi-Fi完備とのことで、いろいろ気になって入ってみました。
ドトールなどと同じように、最初にカウンターでドリンクをお願いする形式です。1階は禁煙、2階は喫煙席で、こじんまりしていそうに見えて奥行きがあります。
コーヒーだけでなくフロートやオレンジスカッシュなど「これぞ喫茶店」なドリンクもあり、「チョコレートサンデー」だって360円でいただけてしまいます。
ほかフードメニューとしていろいろなトーストがあり、こちらも220円~とかなりお手頃価格です。
長居する予定はなかったのでブレンドだけいただきました。
ギンガムチェック模様の小さなプラスチックトレイがチープな感じで好ましい。地元の喫茶店とはこういうかんじなのかなと想像が広がります。
店内にあふれる「エドフォント」
テーブルや椅子も年季が入っています。ノートを広げたらいっぱいいっぱいになってしまう小さなテーブルは「ここはコワーキングスペースじゃない、喫茶店なんだ!」と言っているようにも見えます。
なんとかして固定しようとしているテープ跡。
使うことができない「封印されしコンセント」。
レトロな扉に、エドフォント全開の「お手洗いへの誘い」。「あいつ黙っていれば美人なんだけどな」と言われがちな女性とは、こういうことなのでしょうか。
せっかくなので階段を登ってみました。なかなか、急です。足を踏み外したら地獄。登りきった先には喫煙席が広がっていました。ただお手洗いはこのフロアにしかないのです。用を済ませて手を洗おうと洗面台を探していたら
『トイレの裏側』。
二重括弧、すなわちこれは作品名です。
『トイレの神様』のアンサーソングかもしれない。
手書きっていいな/お店情報
コーヒーをおいしく安くいただけて、Wifi環境まで整っているエドさん。でもいちばんの思い出は、この手書き文字……「エドフォント」に出会えたことです。
もしもまたこのあたりを通る機会があったら、お世話になるかもしれません。
店舗名:エド
住所:東京都中央区東日本橋1-1-8
営業時間:8:00~17:00(土日祝日はお休み)
食べログページ:エド - 東日本橋/喫茶店 [食べログ]