現在勤めている企業への入社理由は「残業がないから」だったのだが、残業が続いている。なんてこと!
月曜、火曜、水曜……徐々に失われていくやる気・元気・岩鬼(葉っぱくわえて)。
木曜、朝からとにかくしんどかった。元気に返答できる自信がなく、誰にも話しかけられたくなかった。後頭部がジンジンする。
「もうひと頑張りしたほうが明日がラクになるはず」と思いつつも、頭痛に負けて残業ギブアップ。20時ちょっと前、閉院間際の整体にギリギリ滑り込んだ。
元気になれないとき、落ち込んでしまうときの対策として、私は過去にこのようにメモを記している。
こういうときは「こうでなければならないのに、実現できていない自分はなんてだめなんだ」という自意識を捨てるに限る。
そして、とにかく「自分」を忘れる環境をつくる。
初対面の人がいる場だったり、深い愚痴を話せるような関係ではない、浅い付き合いの人がいる場は、なかなか良いです。
お客さん同士が話すような居酒屋や、美容院。女性はネイルサロンなどもいいかもしれません。私は肩こりを治してもらいにマッサージに行きました。
※引用元:自分が嫌になったら、自分を忘れてしまえ - 言いたいことやまやまです
整体をしてもらいながら当たり障りのない会話を先生と交わして、1時間後に院を出るころにはちょっと心が晴れていた。残業、途中であきらめてよかった!仕事から離れたことで元気になれたのだ、きっと!
身体メンテナンス効果、おそるべし
とはいえ残業を離脱した分のしわ寄せは「翌日のわたし」に行くのだ。明日が不安、少しでも企画をまとめておこう……とリビングルームで紙とペンを持ち出すも、気づけば舟をこいでいた。今日はだめだ、全面的敗北。寝ます。
そして迎えた翌日の朝。
- スパッと起きられた(頭痛なし)
- なんだか心身が元気、疲労感がない
- どろどろの身体を地に這わせて出社する感覚がなくなった
睡眠時間は月~水曜とほぼ同じなのに!これはどう考えても整体の効果だ。もともとマッサージを受けるのは好きだったけれど、こんなに朝が変わるなんて……好きを通り越して感動している。なんて偉大なんだ。「落ち込んだら治療院でコリをほぐそう」は心にも身体にも非常に有効な処方箋だったのだ!!
残業おそるべし
治療院の先生方の偉業に感服する一方で、そもそもの心身不調の原因はなんだったのか?と考える。今回の場合は残業である。
嫌々やる残業によってネガティヴを引き起こし、だるさのせいでやる気が削がれ、能率の悪い仕事へ……なんたる悪循環!
むしゃくしゃするから金遣いも荒くなる。ストレス発散のための外食、カラオケ、目覚めのリポD・レッドブル……。
なんで、がんばっているのに給料は増えないの(´;ω;`)
なんで、がんばっているのに無駄な出費が増えるの(´;ω;`)
そういえば、フリーランスになった知人が「安定収入は減ったけれど無駄遣いも減った」と言っていたっけ。想像に難くない。残業代が出ないなら、せめてリポDの現物支給をお願いしたいなあ。
命を燃やすように一生懸命に仕事に臨めていない自分がいけないのだろう。やりがいを感じず、「お給料分はしっかり働かなければ」くらいのテンションで働いている自分がいけないのだ。やりがいは与えられるものではなく切り口を変えて自ら見出していくもの。