厳しい現場、眉間にシワを寄せても話は進まない（佐久間宣行のANN0で感動）

こんばんは、佐久間さんのオールナイトニッポンが大好きな時間です。

34年生きてきて、いよいよ楽しみなんてなくなってきた今日このごろですが、それでも佐久間さんのラジオは1週間のうちでかなりの「楽しみランキング」上位です。これを聴いている時間だけは幸せになれます。

ゲストにキングコングが登場した回があまりにすばらしかったという話は以前このブログで書いたとおり。

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そこから間髪入れずに先週（2019年10月30日）放送分、またしても心震えるエピソードが展開されたのでどうか書き記させてください。

ハッピーオーラは伝播する
飯塚さんのはしゃぎようはコチラでチェック
Podcastでも話しました

ハッピーオーラは伝播する

佐久間さんが手掛けているシリーズもののバラエティ番組『ウレロ☆未開拓少女』の初回収録のときの話でした。

これまでに「未確認少女」「未完成少女」といった具合でタイトルがちょっとずつ変わっていて、「未開拓少女」は久々の新作です。

台風の影響もあり、制作はかなりパツパツなスケジュールだったそう。当然ながら現場はピリつきます。テレビの現場のピリピリ……1秒たりともいたくないな……

そこに現れたのが東京03の飯塚さん。超ピリピリムードの収録現場に現れるなり

「うっわー！セット、懐かしいなー！！」

「すげえなー！楽しみだなー！」

「またやれるなあ、うれしいなあ～！」

無邪気な喜びの言葉、そして笑顔。佐久間さん曰く「遊園地に来た小学生」のようにはしゃいでいたそうです。厳しいムードの現場で、ひとりで。

「空気が読めない」としてスタッフは余計にイラつくのかと思いきや、飯塚さんのおかげで場が一気に和んだそう。例えるなら「親の気持ち」だったとか。

飯塚さんのハイテンションは1日中つづき、共演者への絶賛が止まらないわ、カメラの回っていない場所で「いやあ…楽しい」と独り言をつぶやくわ、打ち上げ後に速攻で「楽しかった！！！」とツイートするわで、聴いているこっちも笑いが止まらないのでした。これがコント職人の本気か……

とにかく感銘を受けました。どんな厳しい現場でも、楽しんでしまえばこっちのものなのだと！つまらない空気など読む必要はないのだと！

一方で、「いやいや飯塚さんは演者だから空気を変えられたのであって、若手スタッフが同じことしたら逆に叱られるよね」とか「いつも楽しそうにしていたら、謝られて然るべきところでも先方に謝ってもらえなそう」とか、ネガティブな感情も湧いてきます（前半は聴いていて即思ったこと）。このあたりが私のしょうもないところだよなァ～。

佐久間さんのラジオ自体も、「ハッピーオーラ伝播効果」があると思います。佐久間さんはしょうもないこともどんどん笑ってくれる。失敗談もおもしろ話に変えてくれる。その笑い声にどれだけ癒やされていることか！！！

テイク・イット・イージーの姿勢で生きていきたいです。勝てもしないマウンティングにつかれた。仕事なんだから真面目にやらないととか、辛いのが仕事なんだとか言って自らを律するのも疲れた。