言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

育児疲労対策で「覚悟を決めて」ひとりタイムをつくることにした

私が出会ったなかで最強のアンガーマネジメント術だと思われる「ノン怒チャレンジ」。字のとおり「怒らないと決めて過ごすチャレンジ」のことです。

ママインスタグラマーのボンベイさんの著書『家事なんて適当でいい!』で紹介されていました。

アンガーマネジメントといえば「怒りを感じたら6秒待ってみる」みたいなテクニックが有名ですが、すぐイライラして消耗する人(私)は「自分が怒っていることを自覚する」ことにだって難儀なわけで、6秒どころか1秒だって待てないもんです。

一見すると無茶な「そもそも”怒る”ことをやめてみましょう」という提案のほうが、むしろ「怒りを自覚する練習」になる気がします。それで、やってみました。

 

いまのところチャレンジの最長記録は2日です。3日坊主ですら尊いという事態に陥ったまま、チャレンジはいったん休憩しております。

というのも心身が疲れ果てていて喜怒哀楽のいずれも感じにくくなっており、本来であれば「イライラ」につながるであろうことも、ガソリン不足で怒れない。これではノン怒チャレンジのやりがいがないなと(笑)。

 

かといって「怒らない」=「ご機嫌」ではありませんからね!

不完全燃焼の不快感をずっと抱えているので、なんともピリピリした、国語辞典の「腫れ物に触るような」という用例に私の顔を添えたらいいんじゃないかと思うような、そんな状態になりました。

 

上記のような状況に共感してくださる方と「対策法のシェア」ができればと思い、回復のためのヒント(手探り & 実践中であることはご容赦ください)をメモします。

 

それでまあ、まず、同志諸君よ。

毎日、生きるので精いっぱいではありませんか。

日々のちょっとした「これを食べるのを楽しみにガンバロー」みたいな気持ちを湧かせることすら、面倒くさくありませんか。

ある意味、過去を後悔することも、未来を憂うこともない、「いまこの瞬間をただ生きる」というマインドフルネスな状態にあるのかもしれません。

が、やはりなんの楽しみもなく突き進むというのは、張り合いが出ないものです。ただ、ただ、時間が過ぎていく虚しさだけが漂います。

 

ガソリンメーターがemptyに振り切れている状態なんです。

何を補給すればfullに近づくのかは人それぞれに違うから、自分の手で探っていくよりほかありません。

でも「ガソリンの種類(サンプル)」を複数知っておくことで、自分にはどれが合うのかを効率よく探れるのではないかと思うのです。

私の場合は「自由にできる、まとまった時間」こそがガソリンのようでした(断定できないのは、現在検証中だから)。

 

先の週末、夫に時間をもらって90分ほどひとりでファミレスで過ごしました。ところがこれでは全然足りなかったらしく、タイムリミットで帰宅したものの、かえってイライラ。

自由時間をもらったにもかかわらず、終日、モヤモヤした心とダルダルな身体をひきずって過ごしてしまいました。

夫にしてみれば「時間をあげたのに、元気になるどころか腫れ物度が増しているってどういうこと?」となります。気持ちよく休めません。

結局、夫婦そろってイマイチな週末になってしまったのでした。

 

「ひとり時間がないと私は気落ちしてしまう性質である」というのはある程度わかっていました。

だからひとり時間を少しでもつくろうと、ベビーシッターさんに来てもらったこともあります。それでも全然変わらなかったのです。

 

子ども家庭支援センターの相談員さんに相談するなどして、対策を考えた結果が「自由にできる、まとまった時間を ”覚悟を決めて” 確保する」でした。

思い返せば、ベビーシッターさんが来てくれていても「私はいま母親業しかしていないのだから、完全に子どもを任せて外出などしてはいけない」などと自分を縛って、隣の部屋で家事をしていたり。

子育てをシッターさんに依頼したとて、子どもの声が終始聴こえる環境は「自由にできる、まとまった時間」ではなかったということです。

 

だから、覚悟を決める!

母親業しかしていなくても、罪悪感がどれだけあろうとも、覚悟を決めてひとり時間を確保する!

幸い、東京都ではベビーシッターサービスの利用に補助金が出ることになっています。

そういう仕組みを調べて活用して、平日に「ひとりタイム」を満喫する! これこそがガソリン補給!

 

かのアントニオ猪木さんの名言「元気があればなんでもできる」は真理であると思います。裏を返せば「元気がなければなんにもできない」。

ひとりタイムをしっかりチャージしなければ、夫の休息時間をつくることもできないし、自分自身として生きる余裕も生まれません。

いずれ子どもは独り立ちするというのに、「子どものお世話ロボット」として2~3年を過ごすなんてまっぴらごめんだ。

「子どもとともに、私個人の日々を生きる」、そんな自分でありたいです。

 

回りくどい記事になりました。

もし「子育てや仕事で自分の時間がとれず、心身消耗状態」にある方がいらしたら、「覚悟を決めてひとりタイムを確保する」という対策、気が向いたときにでもやってみてください。

多少の出費は、辛いけど仕方ないよ。

心身の元気はプライスレスだよ。

元気があればなんでもできる。元気がなければなんにもはじまらない。