※2020年7月16日追記※
コロナウイルスの脅威により外出自粛を余儀なくされております。
すると困るのは食事です。
私は料理が大嫌いです。おからパウダーとタマゴと片栗粉を適当に溶いて焼いてフライパンからそのまま食べるとか、焼き芋1本やプロテインクッキーだけとか、そういう食生活を送りたいのです。
しかし家族がいるとなるとそうも言っていられません。ましてや私はパート主婦の身、料理もしないようではあだ名が「穀潰し」になってしまいます。
- 予約調理もできる!自炊の救世主「ホットクック」
- 容量はどうする?LANは必要?失敗できない機種選び
- 「DMMいろいろレンタル」でホットクックを2週間レンタル
- 2週間のレンタル生活でわかったこと
- 使ってわかったホットクックの魅力
- 「モノカリ」なら4人用2.4Lのホットクックもレンタルできる!【AD】
- 私が参考にしているホットクックのレシピ情報
予約調理もできる!自炊の救世主「ホットクック」
「目の付け所」には一目置かれているシャープさんが送る電気無水調理鍋、それがホットクックです。
材料、調味料を入れてスイッチポンで「合、体!」と言わんばかりに料理ができあがるという、トム・ブラウンもびっくりの調理家電。仕上がりが「ダメー」なことはないのだそうです。
「ロジカル家事」「ロジカル料理」でおなじみの勝間和代さんも激推しされており、おいしくヘルシーな料理が簡単に、かつ効率よく作れるとおっしゃっています。
いよいよ欲しくなってきました。
ところが購入をためらわせる最大にして唯一の懸案が、価格です。
トム・ブラウンの単独ライブは当日券でも3,500円(安い…)ですが、ホットクックときたら、スタンダードな2~4人向けサイズ(無線LAN無し)でも4万円超です。
▼2020年7月11日時点のAmazonでは、41,591円でした
4万円だなんて、パート主婦の月々の収入ではとても購入できません。我が家の大蔵省への申請と承認がマスト!
上記のスタンダードサイズは1.6Lですが、大きめサイズとして2.4Lの機種もあります。
さらに、液晶にメニュー名が表示されたり新レシピをダウンロードできたりする無線LAN搭載タイプもあるのです。
ちなみに2020年7月11日時点のAmazonで無線LAN搭載の2.4Lタイプを見てみると、59,300円でした……。
容量はどうする?LANは必要?失敗できない機種選び
とにかく、欲しい。
ずっとiPadがほしいと思っていたけれど、ホットクックと比べたら「あんな電子板どうでもいいや」と思えるほどには、ホットクックが欲しい!
しかし買うにしても、どのタイプが我が家に適しているのかもわかりません。
LANってそんなに必要?
容量は「大は小を兼ねる」で2.4Lのほうがいいのでは?
大きな買い物なだけに、失敗するわけにはいきません。そこで思いついたのが、「レンタル」でした。
私は旅行に行く際、どでかいスーツケースを「DMMいろいろレンタル」で借りているのです。
「いろいろレンタル」の名のとおり、ファッション、OA機器、各種家電からゴルフ用品、ベビーグッズなどなど、なんでもレンタルさせてくれます。
ホットクックを検索してみると、当然のようにラインナップされていました。
14日間のレンタルで、送料込み4,940円!(※2020年4月時点)
これならパート主婦でも支払えます。
1か月5,800円で使えるお得なプランもあったのですが、
- かなり先まで予約が埋まっている
- 早く購入したいので短期間の試し使いができれば十分
という理由で、14日間レンタルプランに決めました。
「DMMいろいろレンタル」でホットクックを2週間レンタル
レンタルしたのは「KN-HT99B」という機種です。
2018年発売、おそらく現在発売されている2019年モデルのひとつ前のタイプです。
無線LANはついておらず、容量は1.6L。自分じゃ絶対に買わない「赤」を選びました。
配達は佐川急便さんです。指定した時間に、大きな段ボール箱を届けてくれました。バランスボールくらいの大きさだったような……(さすがにもうちょっと小さいと思いますが)。
開封してたっぷり入ったビニールの緩衝材をかき分けると、これまた大きなホットクックの箱が入っていました。箱マトリョーシカ。
製品自体のサイズが幅 364×奥行 283×高さ 232(mm)ですので、仕方がないことではありますが、返送時にこれらすべてを使わなければならないことに困りました。
大きなダンボールはたためるものの、ホットクックの外箱には製品を固定するための発泡スチロールなども入っており、省スペース化できず地味に邪魔……。
この点でも、1か月の長期レンタルにしなくてよかったと思いました。
取扱説明書や、返送時の伝票も同梱されています。
注意しなければならないのは、返却日の17時までに佐川急便さんに預けないと延長扱いになってしまうことです。
佐川さん自体はもう少し遅い時間まで営業されていると思いますが、「17時までに返却」がDMMさんのルールです。
当日は集荷に来られないというケースもあるでしょうから、1~2日前には集荷予約をしておくのがベスト。
いろいろ書きましたが、ほかは特に気になることなく、2週間とても便利に使わせてもらいました。
2週間のレンタル生活でわかったこと
1.最適なサイズ
我が家は夫婦2人暮らし、とにかく狭い家です。食洗機やロボット掃除機もほしいのですが、断念せざるをえないくらいの面積なのです。
当然ながらホットクックの置き場所もなく、渋々地べたに置いて使いました。1.6Lのスタンダードサイズでも
- 幅 364×奥行 283×高さ 232(mm)
- 約5.3kg
と、なかなかの大きさ。
いろいろと料理をつくってみましたが、そこそこ大食いの私と少食の主人にとっては、1.6Lでも十分な量だとわかりした。たいてい食べきれず、翌日のおかずに回されます。
後述しますが、内鍋ごと冷蔵庫に入れてしまうのが楽ちんでよいのです。
2.4Lタイプになると内鍋ももちろん大きくなってしまうわけで、そうなると我が家のコンパクトな冷蔵庫には入れづらい。
「大は小を兼ねると言うが、我が家には当てはまらなかった……」
これは、実際に使ってみなければわからないことでした。
また、購入するとしたら新たに置き場所をつくらなければなりません(さすがに地べたは嫌)。
シェルフを買おうということになったのですが、そのサイズを検討するにあたり、実物のホットクックがあるのはとてもよいことでした。ピッタリサイズのシェルフを無事に発注!
2.家族に説得力抜群のプレゼンができる
とにかく料理が簡単につくれるホットクックの欠点といえば、その価格。やっぱり高い……。
しかし絶対においしくできあがるのです。煮物にいたっては、根菜の柔らかさに感動しました。
コンロを使わずに料理ができるので、油を飛び散らしがちなワイルド料理人にも安心してごはんづくりを任せられます。
休日に主人がカレーをつくったところ、メチャクチャ簡単においしくできたとよろこんでいました。
彼もまたワイルド料理人の1人であるため、いつもであれば私がブーブー言いながらコンロ周りを片付けるのですが、その時間が見事ゼロに!
料理したがりのお子さんにもよさそうです。
いずれもレンタルして実際に使ったからこそわかったこと。家族全員がハッピーを体感できたことで、購入準備がスムーズになりました。
体験と実感に勝るプレゼンはありません!
使ってわかったホットクックの魅力
1.洗い物と掃除が減った
使ってまず感動したのは、食後の片付けがシンプルになったこと。
前述のとおり調理はホットクックで完結しているため、コンロ周りの拭き掃除も不要です。
ホットクックそのものの洗浄も簡単。
炊飯器をイメージしながらお読みいただければと思いますが、洗わなければならないパーツは
- 内鍋
- 上ぶた
- (使っていれば)かき混ぜパーツ
- つゆ受け
- 蒸気口
だけです。「5個もある」などとおっしゃらずに!
つゆ受けと蒸気口は小さなパーツですし、油汚れがべっとりつくものではないので負担になりません。
そして「我が家の場合」ではありますが、なぜかホットクックは内鍋ごと食卓においても嫌がられません。
上は、シチューをつくった日の様子です。
ドカンとそのままテーブルに置き、おたまや菜箸を突っ込んで、好きなぶんだけ自分で盛り付けるスタイルを採用しています。
つまり、盛り付け皿が不要になったということ!
食べ残しはそのまま内鍋ごと冷蔵庫に入れてしまうのもアリです。
2.見張り任務からの解放
言うまでもないことですが、お釜に具材を入れてスイッチを押したらほったらかしでOKです。「ホットクック」=「放っておくクッキング」!
この解放感は想像以上のものでした。
ゆで卵をつくるとき、その感覚に気付かされました。
お鍋でつくるとしたら10分前後は火の見張りをしていなければならず、地味に面倒な作業だったのです。わざわざゆで卵メーカーを買おうという気にもなれませんでした。
ところがホットクックなら、卵を入れて、水100CCを入れて、スイッチポン。15分でできます。
その間に化粧をしたり掃除をしたり、やっておかなければならないことを「心置きなく」済ませておけるのがうれしい!
常に火のことが気になっていると、疲れるんですよね。
ゆで加減に好みのある方は難しいかもしれませんが、私はこだわりがないのでとても助かっています。
メニューによりますが予約調理も可能です。寝る前にセットしておいて、朝起きたらカレーができている、なんてことも簡単です。
▼シチューも予約調理できます
#ホットクック でシチュー!
— やまま あき◆主婦ブロガー (@yamama48) 2020年4月28日
ルウいらずで簡単でした。
かぶを入れたらトロトロに…!
見た目があんまり美しくない「家庭感」も魅力です。 pic.twitter.com/xQIJq928sf
3.喋ってくれる(無線LAN)
私が購入した無線LAN搭載タイプは、なんと、ホットクックが喋ってくれます。
これがまあ、機械感たっぷりのしょうもないセリフばっかり(オイシクデキマスヨウニ!とか)なのですが、それがたまらなく愛おしいです。
「このあいだ作ったカレーは、星いくつでしたか?」なんて面倒くさい質問も投げかけてきます。
マチャアキ気分で「星、2つ!」なんて答えますと、「あと一歩ですね」とつぶやいているではありませんか。かわいい!
(こちらの声は認識してくれないので、回答は選択式です)
本来の無線LAN搭載機のウリは「外出先から、料理のできあがり予約時間を変更できる」「新しい料理をダウンロードできる」なのですが、これらは正直、あまり使わないかも。
ただ、上述の「ホットクックちゃんのかわいさ」が味わえることと、液晶にメニュー名が表示されるためにわかりやすいという理由から、無線LAN機を選んでよかったと思っています。
通常のホットクックだとメニュー名ではなく番号で表示されるので、「あの料理は何番だっけ……」となることがあります。
※2020年7月追記:ホットクックちゃんの声に慣れてしまい、わずらわしくなって「口封じ(消音モード)」してしまいました
「モノカリ」なら4人用2.4Lのホットクックもレンタルできる!【AD】
私は過去に利用したことがあった「DMMいろいろレンタル」を使いましたが、DMMさんでは大きめの2.4Lタイプがラインナップされていません。
もし「せっかくなら大きいタイプを借りたい!」という方は「モノカリ」がおすすめです。
▶ヘルシオ ホットクックの格安レンタル・貸出ならモノカリへ!おすすめの電機自動調理鍋を1日数百円台で予約!
もちろん2.4Lタイプのほか、私が借りた1.6Lタイプ、単身世帯向けの1.0Lタイプも揃っています。
旧型は14日間4,980円から、そして私も購入した無線LAN搭載の最新型は2.4Lでも6,980円で借りられます。
サイズ比較および型番の確認はモノカリ内の下記記事をご参考にどうぞ。詳細に表でまとまっています。
▶[2020年5月更新]ホットクックをレビュー!自動調理鍋は本当に美味しい?カレーを実際に作ってみた!
とくに最新型は多めに在庫管理しているとのことで、思い立ったときにレンタルできるのが魅力です。
当日レンタル可
東京は中野新橋駅近くにある店舗に直接行けるのであれば、最短で当日の申し込みから2時間後にはレンタルできてしまいます(なんと土日も対応可!)。
▼店舗情報と当日レンタルのFAQはこちら
返却日の24時までに郵便局ORコンビニで手続きすればOK!
返却期限も、DMMが返却日の17時までだったのに対し、モノカリは返却日の24時までとゆとりがあります。
ゆうパックを使っているため、郵便局に集荷依頼をするもよし、ギリギリの時間にゆうパック取り扱いコンビニに持ち込むもよしです。
気に入ったらそのまま買取もできる
実際に使ってみて気に入ったら、そのまま買い取ってしまうこともできます。
完全な新品ではないことをふまえ、定価よりも安く、その時点での相場に合わせて金額調整してもらえるので安心です。
なにより、返す手間が省けます(笑)。
商品紹介やレンタルレビューはモノカリWebページをチェック
各機種の紹介はもちろん、レンタルユーザーさんからの手書きレビューの紹介や、レンタルにあたってのFAQまとめなど、モノカリ内のホットクックページにはいろいろな情報がまとまっています。
ホットクックのレンタルを検討中の方はぜひご覧になってみてください。
▶ヘルシオ ホットクックの格安レンタル・貸出ならモノカリへ!おすすめの電機自動調理鍋を1日数百円台で予約!
私が参考にしているホットクックのレシピ情報
ホットクック単体でいけるものからひと手間かけたものまで、幅広く紹介されています。
▼この本(電子書籍)は持っていて損なしです!
▼こちらのシリーズは紙で買いました。コンパクトなので置きやすい。
▼「男のホットクック」ならデイブさんブログをチェック!