こんばんは、AppleWatchの時間です。
電子書籍『あなたの知らないApple Watch: これまで語られなかった小さな使い方』を拝読しました。KindleUnlimited対象、単品購入しても550円とお手頃です。
ライフハッカー垂涎の書
ひとことで言えば「AppleWatch本」となってしまいますが、正直なところ、AppleWatchを持っていようがいまいが、ライフハッカーをワクワクさせてくれる1冊です。
序盤は佐々木さんの「たすくま」使用事例がたくさん拝めます。キャプチャがたっぷりあるのは、タスクシューターにはたまらないのではないでしょうか。
ごりゅごさんのAppleWatchの使い方は、通知の絞り込みやリマインダーの使いこなし方など、日常生活を便利にするテクニック満載です。派生して「充電器はキッチンに固める」というアイデアまで!
AppleWatchの最強の差別化ポイントは「心拍数が測れる」
とにかく細かなテクニックが満載なのですが、iPhoneとの連携以上に「心拍数測定機能」がAppleWatchの魅力なのだと思いました。
お二人とも日々の心拍数を意識するようになり、調子が悪くなりそうなタイミングや、お酒の飲みすぎといったことを回避できるようになっています。
私もAppleWatchをつけるまで、自分の脈拍がだいたい60くらいだということ、お酒を飲んでいると100~110くらいになることなど、まったく知りませんでした。「知る」とはすごいことで、宴席中に110くらいになってくるとペースに気をつけるようになりました。誰かに気をつけろと言われたわけでもないのに!
書籍内でも紹介されている睡眠管理アプリ(有料)「AutoSleep」の存在も、豊かなAppleWatch生活には欠かせません。
Watchをつけたまま眠ることで、睡眠の質や深さなどが測定できるのです。これは酒飲みには大革命を起こすこと間違いなし。
ごりゅごさんも書籍内でおっしゃっていましたが、深酒した日の「睡眠中の脈」「深く眠れている時間」の質の悪さが顕著!誰に何を言われずとも、夜のお酒の飲み方が変わってきます。
睡眠中の脈が測れるということは、レム睡眠やノンレム睡眠についても推測ができるということです。私はAutoSleepの兄弟アプリ「AutoWake」も導入していて、目覚めやすい時間にAppleWatchが震えて起こしてくれるようにしています。以前よりも起きやすくなったような気がします。
「睡眠の質」で本当に「日中の快適さ」は変わるか?
ごりゅごさんは書籍のなかで
昼間になんか眠いなっていう場合にAutoSleepを見ると、やっぱり「睡眠の質が低い」場合が多くて。
と仰っています。
この話題は以前「シゴタノ!」で大橋悦夫さんも書かれていて、記事内では
深い睡眠の時間が長いほど「あ、今日はいつも以上に人の役に立てそうだ!」という前向きな気持ちになれます。
と書かれていました。
ここからは完全に私の話ですが、「AutoSleepの結果」と「日中の快適さ」に法則性が見いだせずにいます。
深く眠れていると出ているのにだるい日が大変多いです。逆にAutoSleep上では絶不調なのに、自分自身は元気であることもあります。
結論としては、女性の場合はAutoSleepの結果に「月経スケジュール」を重ねる必要があるでしょう。睡眠の質なんかよりもずっと、こちらに影響を受けているのだということがよくわかりました。
一時基礎体温を図っていたこともありますが、寝起きに体温計を口でくわえるという一手間が億劫で仕方がなく、習慣化に断念した経緯があります。脈でどうにかわかるようにならないものだろうか……
※追記:Watch OS 6で月経周期チェックができるようになるそうです!
Apple、『watchOS 6』で月経周期の計測が可能に! 騒音の計測など健康機能を充実 | AppBank
Podcast発の書籍ということにおどろき
ところでこちらの書籍、ごりゅごさんが運営されているPodcast「ごりゅごcast」での対談を元にして制作されたものです。もちろん大幅加筆・編集はなさっていますが、「Podcast発のコンテンツ」というところにときめきを覚えました。
実際に書籍は会話調で書かれていてとても読みやすかったです。お二人の声が聴こえてくるような感覚で読破できます。
私がPodcastをはじめたのはごりゅごさんに刺激を受けたからなのですが、また刺激をいただいてしまいました。「平日毎日更新」だけは根性で続けていますが、プラスαの展開も考えていきたいと思います。
お世話になっているコワーキングスペースで月イチ開催中の「ブレスト部」のお題にして、ご意見を伺ってみようかな(^_^;)
▼電子書籍はどうやって読むの?KindleUnlimitedって?という方はこちらを!