この1か月、特にこの2週間は、仕事量が多くて辛かった……。
つい先ほど、大きな山をひとつ越えることができて一気に力が抜けてしまった。登山は下りこそが大変なのだということも頭の片隅に入れつつ、いまは頂上で一休み。
しかし休もうにも、とにかく気力がない。どこかに行こうという元気もない。だから私はカニの写真を見ることにした。
結婚式のビンゴだったかなんだかで当ててしまった「タラバガニの足」。宅配BOXなしに生きていけぬ身としてはクール便の受け取りは大変にハードルが高いのだ。数か月、取り寄せ申し込みをほったらかしにしていた。
勝間和代さんの「ヘルシオ絶賛記事」を拝読して刺激を受け、ついに夏にカニと対面することになった。我が家のヘルシオで蒸し調理をしたのである。
流水で解凍したら、
ヘルシオの上段にセット。
蒸しモードで20分。これだけ。
20分経って開けてみれば………
蒸気がモワァとあふれ出す。
遠い異星から落下してきたカプセルを開け、エイリアンと対峙してしまった人類の心地である。おおっ、なんだこれは、と好奇心がつのってワクワクしているうちに食われるモブキャラが私です。
この写真が好きなのだ。カラカラになったわが心に、ヘルシオ開封時の悦び、活き活きとした感情がなだれ込んでくる。エイリアンなどと称してしまったが、この輝き、紅白演歌歌手に匹敵する。理由なくBGMは珍島物語である(天童よしみ/いま歌いたいだけ)。
汁も余すことなくいただきます。白いグニグニしたのがいっぱいあったけれど何だったんだろう。
はー、この写真最高。サッポロクラシックは1985年生まれ。同級生です。
はー、この写真なんて神々しい。生きる希望。
さっきのカニ蒸し汁は、
小鍋で沸かしなおし、
白米を投下したい欲求をこらえて、高野豆腐どーん。低糖質!低糖質!
よし、カニ写真でだいぶ生き返りました。明日からは楽しい毎日を送れることでしょう。そしてヘルシオは本当にすばらしい。もっと使いこなそう。便利な使い方があったらぜひ教えてください。蒸しカニは本当に本当においしかったので、全国のヘルシ男とヘルシ女にお試しいただきたいです。
〆は絶対、白米がいいですよ。