言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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帰省って「しなきゃいけないもの」なのだろうか……

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こんばんは、夏休みの時間です。

第2の故郷・福岡に来ていますが、帰省は不得手です。社会人になりたてのころはタダ飯が食べられるだけでありがたいものでしたが、タダより高いものはないのです。自分の意志だけで時間の過ごし方を決定することができないというのは、大変なフラストレーションがたまります。ちょっと本屋に行きたい、でもそんなときは「何か買ってくるものある?」と”聞かねばならない”といったように。

ご家族がいらっしゃる方は「何をそんな大学生男子みたいなことを!(私なんてこんなに我慢しているのに)」と思われることでしょう。ご主人(もしくは奥様)のご実家に滞在されるのは気を遣うことだと思います。

 

でも、帰省とは何のためにするのです?

「そうしなければならないことになっているから」で思考停止していないか。1年に1~2度くらいは親に会っておくのが親孝行っぽいからとか、そんな適当な理由で、やりたくもないことをやるのはシンドイです。

「帰らなきゃいけないから」というテンションで帰ってこられても、ご実家の方々だって嬉しくないと思うのです。そりゃ、「盆に帰省もしないで、この親不孝者!」と罵るタイプの親御さんもおられましょう。しかし彼らもまた思考停止しているのです、「盆には帰省するのが礼儀ってもんだから」以上の理由はないのではないでしょうか。

 

私にとっての帰省は「会いたいから」するものです。

そして、「会う」だけなら数時間で済むのです。数日宿泊する必要などありません。互いに気を遣い合いながら不毛な数日間を過ごすなんてまっぴらごめんです。「会いたかった!うれしい!たのしい!」その気持ちを爆発させる数時間を過ごしたほうが、お互いにとって良いと思います。

……これが自分自身の実家ならなんとかなりそうですが、義理のご実家だと、意見が食い違うと大変ですよね。それでも私は、不安だけれど怖いけれど、我流を貫きたいと思います(そのことによって”怒る”のではなく”悲しむ”人がおられるなら、妥協ポイントを見つけたい)。

結局「こうでなければならない」「こうした振る舞いができる人は優秀だ」といった暗黙のルールというのは、そういう「決まり」があるほうがスピーディーに評価ができるというだけのこと。メールの1文目に「お世話になっております」を書くのは、決めておいたほうが早いからです。試しに自分に「お世話になっております」メールを禁じてみると、ちょっと出だしのスピードが落ちました。「こんにちは、でいいのかな……相手は目上の人だし変かな……」といった具合。

 

正直、私は「べき思考」に囚われて生きてきたので、自ら率先して暗黙のルールを破ることにとても勇気が要ります。返信用はがきの「様」を二重線で消さずにそのまま送る、なんていうのですら勇気が要ります。

だからこの記事は、自分を鼓舞するためのものです。きっと「きちんと帰省しない」ことを悪く言う人はたくさんいる。でも私は私の考え方を貫くんだと、文字を打ちながら言い聞かせています……

 

まずは福岡のうどんを堪能

福岡に着いた私は、ひとまずうどんを食べました。博多うどんの元祖とも呼ばれる某老舗で、卵とじうどん・550円。

店頭には撮影禁止の旨が貼られていて、席につくなり「撮影はご遠慮くださーい」とアナウンス。どのお客さんにも声をかけていたので、撮影がダメなことはよく理解できました。

親しげな語調(要はタメ口と書きたいのですが、それともまたちょっと違うのですよね)での接客は老舗感たっぷりです。

博多うどんは好きなのでもちろんおいしかったですが、この接客スタイルに少々抵抗感を抱き、たぶんもう来ないなあと思いながらうどんをすすったのでした。

私以外にも、フレンドリー接客が不得手だという方はいらっしゃると思います。そしてそんなことはきっとお店もわかっている。それでもそのスタイルをとっているのです。「俺はこれで行く!」と立ち居振る舞いを決めるというのは勇気の要ることです。責められたくない、八方美人でありたいと思う人は特に(私)。

 

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脱「べき思考」!ベキベキの呪いを解きたい - 言いたいことやまやまです