夏になると、マクドナルドの店頭やレジ前のポスターでは「マックフロート」がイチオシされます。コーヒーマックフロート、コークマックフロート、2016年には「クリームソーダ」が加わりました。それぞれ280円です。
私はいつも、単品のプレミアムローストコーヒーを愛飲しています。Sサイズ100円、Mサイズ150円、Lサイズ210円。
100円のソフトツイストも大好きです。こんなお手頃価格でひとときの休息とWi-Fiが得られるとは、マクドナルドさんに感謝しかありません。
しかし
Sサイズのアイスコーヒーとソフトツイストを購入して合体させた方が、280円のフロートを頼むよりも、安いのでは?
とお考えになる方は多いのではないでしょうか。比較してみましょう。
- ドリンク+ソフトツイスト VS マックフロート(2016年撮影)
- 容量も比較してみる
- 2018年追記!「ワッフルコーン」+「世界一のバリスタのアイスコーヒー」
- 結論:「それぞれに良さがある」
- そんな私のエッセイ本もよろしくお願いします(アンリミ対応)
ドリンク+ソフトツイスト VS マックフロート(2016年撮影)
ソフトツイスト(100円)と、コカ・コーラSサイズ(100円)と、コーヒーマックフロート(280円)を購入してみました。
(コーラではなくアイスコーヒーにするべきだったんですが、お腹が痛くなりそうなのでコーラを購入してしまいました。お許しください……)
並べてみると、ドリンクの大きさの差が歴然です。
もうこれで十分理解できた気がしますが、せっかくなのでコカ・コーラのフロート化の過程も見ていってください。
ソフトツイスト+コカ・コーラSでフロート化
ドリンクは初めにちょっとだけ飲んでおきます。これで、ソフトツイストを合体させても溢れません。
では、いよいよ!
ストローで支えながら、
乗った!
きれいにコーンから分離されました。
さあ、改めて比較してみましょう。
左:コーヒーマックフロート(280円)
右:コカ・コーラS+ソフトツイスト(200円)
宇宙飛行士的な帽子のせいでしょうか、マックフロートは貫禄がありますね。これが80円の差でしょうか。しかし合体版フロートにはコーンという特典があります。
スプーン代わりにコーンを使って、ソフトクリームをいただくのも一興です(ストローでちょっと支える必要あり)。
容量も比較してみる
マクドナルドさんの公式サイトにて、栄養成分表に記載されている「容量」も調べてみましょう。
- コーヒー マックフロート(280円):442g
- プレミアムローストアイスコーヒー:Sサイズ(100円)280g/Mサイズ(150円)415g
- ソフトツイスト(100円):96g
ソフトツイストはコーンを含んだ重さであることから、フロートは、プレミアムローストアイスコーヒーの「Mサイズ」をベースに作られていることが推測できます。
ソフトツイストとアイスコーヒーMサイズを合体させても、250円。コーンの有無やソフトクリームの量の違いもあるので単純比較はできませんが、やっぱり、フロート280円はちょっと高いのかも?
2018年追記!「ワッフルコーン」+「世界一のバリスタのアイスコーヒー」
2018年、マクドナルドは「ソフトツイスト」と「アイスコーヒー」にテコ入れをしてきました。
まず、ソフトツイスト。従来の軽い食感のコーンをグレードアップさせた「ワッフルコーン」が4月25日に投入されました。フレーバーは「プレーン(150円)」「チョコ&アーモンド(200円)」「ストロベリー(200円)」の3種です。
一方のアイスコーヒーは、2014年ワールドバリスタチャンピオンシップ優勝の実績をもつ、“世界一のバリスタ”井崎英典氏が監修したものにリニューアル。5月21日からの販売です。
ここまで環境を整えていただいたのですから、このリニューアル2品を使ったコーヒーフロートも作っておかねばなりません。
久々のマクドナルドソフトだったこともあり、オーダー方法を少ししくじりました。クーポンの誘惑に負けてマックナゲットを購入してしまったのです。しかし真っ先にソフトが手渡され、ナゲットを少々待機。さらにそこから席探しなどをしていたら少々溶けてしまいました。ついでに買うのはやめておけばよかった。
ソフトツイストとの違いのひとつに、デフォルトでスプーンがもらえる点があります。全然要らないのですが、今回のようにコーヒーに合体させたいときは本当にありがたいです。それにしても、ワッフルコーンの包み紙の模様がかわいい。
スプーンで移しましたが、アイスの量が多いのか、一度ではコーヒーに乗せきることはできませんでした。
ワッフルコーンはソフトクリームの水分を吸ってか、少々の湿気を帯びているのがたまらなくいい(瓦せんべいは敢えて外気に触れさせ、湿気た状態のものをいただくのが好きです)。ソフトクリームの軽い甘さもいい。大衆酒場的な気軽さを感じます。
ところで、過去に「ソフトツイスト」でコーヒーフロートを作った際は、スプーンがなかったのでコーンを代わりに使いました(下図)。
今回はスプーンがありますが、一応やってみました。
この「オラフ」感。(アナと雪の女王)
でもここにはスプーンが用意されているわけで、無理にこんなことをしなくてもよかった、と後悔しました。
だけど、いいんです。隣の席にいた就活女子に「人生楽しもうぜ」というメッセージを届けることができたんじゃないかと信じています。やっぱり何事も、創意工夫が必要になりますから。
うっかりナゲットを買ってしまったものの、ワッフルコーン プレーン+アイスコーヒーSサイズで250円のフロートになりました。正規品より微かに安いです。
結論:「それぞれに良さがある」
節約のためにドリンクとソフトツイストを単品購入するのもよいのですが、合体化の工程はなかなか恥ずかしいということと、面倒くさいということを書き添えておきます。
その点、最初からフロートをオーダーすれば万事解決です。ちょっと高い、なんて言ってもたった280円。先っちょがスプーンになっているタイプのストローなので、ソフトクリームも食べやすいです。
さて、それぞれの食べ方のメリットとデメリットをまとめてみました。
【フロート】
メリット:スマートにいただける
デメリット:ちょっと割高
【ドリンク+ソフトツイスト】
メリット:ちょっと安い、好きなドリンクをフロート化できる
デメリット:フロート化する工程での照れ、面倒くささ
【ドリンク+ワッフルコーン】
メリット:ほんのちょっと安い、好きなドリンクをフロート化できる、相性はさておきアーモンド&チョコソフトやストロベリーソフトも選べる、ワッフルコーンがうまい
デメリット:フロート化する工程での照れ、面倒くささ
TPOに応じて使い分けください。
そんな私のエッセイ本もよろしくお願いします(アンリミ対応)
上記の熱量をもって、東銀座にある特大サンドイッチ専門店に5年間通いつめた記録をまとめた本とか、食レポブロガーになろうとしてなれなかったエッセイ本とか、出しています。
Kindle Unlimited対応です。某サイトのようなすました食レポが嫌いな方、お読みいただけたら幸いです!!!