たまに豆腐店に行くようになった。できたての「おから」が、ビニール袋にパンパンに詰め込まれてたった100円で販売されている。
※顔幅の広さはご想像におまかせします
大きめのジップロックコンテナに詰め替えたところ、入りきらないほどの量であることが判明。これで100円とは。
大き目の粒子が、「我は豆腐の搾りかすナリ」と主張してくる。おからパウダーを水や湯で溶いたものよりも、シャリシャリと歯ごたえを感じる。あと、おからそのものがおいしい気がする。
さて、これをどうするか。
おからをいかにしてズボラにおいしくいただくかは、「おからパウダー」でいろいろと実験済みだ。卯の花にしなければ、おからコロッケにしなければ、なんて思わなくていいことを示してきたつもりである。コーンスープに混ぜたり、マヨネーズとツナとチューブでバターを混ぜて和えたりすれば、それとなくマッシュポテト風になって実においしい。生おからになったところで、大差はなかろう。
大豆コンボ
ふと視界に飛び込んできたのは納豆パック。どうせ大豆同士、不協和音を奏でることはあるまい。よし、混ぜよう。カサマシされて満足度が高くなるに違いないぞ。
納豆パックのビニールは、上蓋にズラす派です。
生おから投下。
付属のタレをかけて、ちょっとしっとりさせて、そのまま混ぜる。
完成!(美しくなかったので一応モザイク…)
これがもう、めちゃくちゃうまい。
納豆単体で食べるより好きかもしれぬ!最大のうまさ飛躍ポイントは「おかず感の向上」にあるのではないか。食べごたえが増したことにより、「ごはんの添え物」的なポジションから、それ単体で「1品のおかず」として成立する存在感を確立することができた。
そして「タレが本領発揮」したことも見逃せない。いつも納豆を食べるとき、付属のタレを全量入れると味が濃すぎるのでほぼ使っていなかったのだ。おからを加えた分、味も足さねばということでタレをすべて入れてみたところ、まァ!ぴったりの塩梅。
より高みへ
あまりにもおいしかったため、調子に乗っておからの量を増やした。
おからを、納豆パックのなかでは収拾がつかなくなるくらいたっぷりと。
”ねるねるねるね”し終えた納豆を乗せる。2016年のマイ・フェイバリット・ドラマTOP3に間違いなく入る「侠飯~おとこめし~」の教えに沿って、タレを入れる前に練った。その理由?ええと、なんでだっけ…(それじゃ意味がない)。
その後はまた、納豆付属のタレを全量入れて、まぜるのみ。
粉雪、ねえ、納豆まで白く染められたなら、嗚呼、嗚呼…
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納豆が気の毒になるほど、おからまみれに。しかしこれがまた実に満足度高く、さらなる高み(=おから増量)に手を伸ばしてしまいそう。通勤ルート上に豆腐屋さんがあってよかったな。
↓こっちもヨロシク!(引き続き愛用中です)