こんばんは、福岡情報の時間です。
夏休みに福岡に行ってきました。その際お世話になったホテル「西鉄イン福岡」に大満足。旅行が不得手で宿泊環境に神経質な私が薦めるのだから間違いないと思います。
宿泊先に悩まれている方は、下記ポイントをぜひともご覧いただき、候補のひとつに加えていただければと思います。
あらゆる切り口で素晴らしいロケーション
迷わずたどり着ける!
宿泊先を検討する際の筆頭重要事項として挙げられる「駅チカ」問題。
駅直結とまでは行きませんが、地下鉄空港線の天神駅からは、ホテルの目の前にあるイベントホール「アクロス福岡」まで地下道を通っていけます。アクロスを出たら本当に目の前なので、絶対に迷いません。
中洲川端駅からも女性の足で徒歩10分くらい。那珂川を眺めながら歩くのは気持ちよいです。夜、中洲で飲んでも帰りやすい。
バス停が目の前!(福岡市科学館もおすすめ)
ホテルの目の前にはバス停もあり、電車を使うよりこちらのほうがスムーズなことも。
今回は福岡市科学館(2017年10月にOPENしたばかり!)にバス1本で行きました。乗りっぱなしで20分位だし、5~10分間隔くらいでバスが来るし、大変便利。
▲福岡市科学館がある商業施設
無重力体験ができたり、サイエンスショーがあったり、プラネタリウムも自習室も併設。そのうえ同じ建物に超広い蔦屋書店があったりで、最高な場所でした。ここで1日過ごしたっていい。
口コミ情報▶【福岡市科学館】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
公式サイト▶福岡市科学館
御朱印ガール必見!「天神」の由来になった水鏡神社
交通の便がいいのはありがたいことですが、それらに頼らずとも楽しめる建造物がすぐ近くに。そのひとつが水鏡神社です。
菅原道真を祭る神社とのことで、「京都から太宰府に赴任途中の菅原道真が、四十川の清流を水鏡にして自らの姿を映した場所」に社殿を建てたのだとか。これが神社名の由来ですね。まわりには那珂川しかないよなあと思ったのですが、社殿自体は1617年に福岡藩初代藩主の黒田長政が移転させてこの場所になっているそうです。「天神」という地名はこの神社にちなんだものなんですって。
どうでもいいけど、菅原道真を英語で書くと「Michizane Sugawara」ではなく「Sugawara no Michizane」なんですね。NO道真、NO学問
ちょうどいい広さの境内、気持ちいいです。あと、おみくじがなんと50円。
東京駅の設計者・辰野金吾が設計した「赤煉瓦文化館」
これまたホテルからすぐのところに、明治42年に建てられた「福岡市赤煉瓦文化館」があります。
東京駅の設計者である辰野金吾氏によって設計された、もともとは日本生命九州支店の社屋です。
国指定重要文化財建造物で1階にはいろいろな資料が展示されていますが、2階には会議室が。予約すれば使えるそうです(有料)。
【福岡市文学館(赤煉瓦文化館)】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
コンビニも至近
それから忘れてはならないのがコンビニ問題。すぐ近くにファミリーマートがあるのでご安心ください。セブンイレブンのおにぎり派の方はごめんなさい。
ホテル内も快適!
今回はダブルルームをひとりじめしましたが、広くて快適でした。
窓の外に那珂川が見えるといいなと思いましたが、残念ながら部屋の位置が逆……。林立する雑居ビルを眺めるのもまた、ビジネスホテル感があってよいものです。
収納スペースも広々!リセッシュもあります。
そして、とにかくロビーが気持ちいいのです。広々としていて椅子もたっぷり。
PCユーザーにはうれしい電源スペースも。外の景色を見ながら、電源を確保しながら作業をすることができます(Wi-Fiは福岡市のものをどうぞ)。
チェックアウト時間は10時なのでお昼の待ち合わせまで時間を潰さねばと思っていたのですが、別のカフェに移ることなくここで有意義な時間を過ごすことができてしまいました。しかもロケーションがいいからか作業が捗る。
ご紹介が前後してしまいましたが、チェックインは15時です。
部屋のアメニティはシャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシのみなので、綿棒やらカミソリやら、ほかに必要なものがあれば、チェックインカウンター脇のこのブースから自分で取っていくシステムになっています。画期的(歯ブラシもここに入れておいていいような気がする)。
館内にはズボンプレッサー、コインランドリー完備です。洗濯機が2フロアに用意されているのはなかなかありがたい。自販機はホテル価格ですが、電子レンジも用意されているのがニクイ。デパ地下やスーパーで買った福岡名物や、近くのファミリーマートで買ったものをチンして食べるのもいいですね。
ローカルフードからカフェレストランまで、「うまいもん」いろいろ
食事環境に恵まれているのも大きな魅力です。「さばの一枚焼定食(昼はこの1品のみ!)」で有名な「眞」さんも並ぶ「うまかもん通り」は徒歩1分くらいで着きます。前述のファミマ、そして水鏡神社の間にある細い道です。
とり天屋さん、イタリアン、インド料理、個性あふれる喫茶店……さすが「うまかもん通り」を名乗っているだけあって、多種多様なグッとくるお店がずらり。スタンプラリーのように全店訪問してみたくなりました。
そして、割とないがしろにされがちな「ホテルの食事」も非常によいです。
1階のカフェレストランは電源もあり(席は限られています)Wi-Fiフリー。ランチメニューにフリードリンクもつけられるので、ノマドワーカーにはうれしい限りです。
また、13階にあるレストラン「BLOSSO」のロケーションが最高。朝食ビュッフェも宿泊客なら1000円とお手頃で、豪華ではないかもしれないけれど、押さえるところをしっかり押さえたラインナップで大満足でした。
敢えて「残念なところ」もご紹介
どんな善人にも癖という名の個性があるように、大好きな西鉄イン福岡さんとあっても、「これはちょっと……」というポイントがあります。
お部屋の注意点は、改装してきれいになっているけれど、建物自体は年季が入っているというところ。水回りや窓枠など、ところどころで経年劣化を感じます。
でも「古さ」は「不潔」とは別問題。きちんとお掃除がされていたので私は気になりませんでしたが、人によっては注意です。
あと、これはどこのホテルでもそうなのでしょうが、海外からのお客様が非常に多いです。団体で異文化を繰り広げていらっしゃいますから、朝早くから廊下でワーワー話しているようなことも……。異文化交流だと思って諦めるしかありません。しかしマジでうるさかったな。
かと思うと、日本が大好きでローカルルールをすごく勉強されている方もいらっしゃるので、切り捨てるような考え方はだめだ!エレベーターで率先して「開」ボタンを押し、私を先に降ろしてくれようとしたあの方のことを私は忘れません。お気持ちはうれしいのですが、その方のスーツケースがデカすぎて扉をとうせんぼしてしまうというオチまでいただきました。ありがとうございました。
朝早くに目が覚めるといえば、夏は蝉の声にも注意です。水鏡神社の木にとまっているものと思われますが、驚くほどうるさかったです。それで目が覚めました。いずれにしても、耳栓の持参がおすすめです。
あと、枕が高めなので好みが分かれそう。私はぺったんこ枕派なので、首肩が凝りました。
いろいろ書きましたが、最大の残念ポイントは「横断歩道の信号が変わるのが早すぎる」ことに尽きます。あっという間に赤信号です。それでいて、結構待たされる。
この道路を渡らないことにはホテルにたどり着けないので、どうかご注意ください。
宿泊予約はこちらから
とはいえ魅力満載の西鉄イン福岡。
宿泊場所に迷われているようでしたら、候補のひとつとしてチェックしてみてください。私は次回もたぶん泊まります。うまかもん通りを制覇したい!
今回はフライトと宿泊を別々に手配しなければならなかったので、宿泊の直前までキャンセルが可能で、会員になるとスペシャルプライスや通算10泊で1泊無料になるポイントシステムのある「Hotels.com」から予約しました。アプリもあるので便利です。
西鉄イン福岡 - 福岡 ホテル, 福岡 ホテルの予約 | ホテルズドットコム
フライトも込みで手配するなら「じゃらん」でしょうか。