女性トイレといえば「音姫」だ。トイレ個室内に設置された流水音発生機である。
センサーに手をかざしたり、大きな楕円型のボタンを押したりすると、ジャバジャバと音が流れ始める。音を以て音を制す。これによって女性のエチケットは保たれている。
ジャバジャバ音のなかには「ピョーピョピョピョ」という鳥のさえずりらしきものを音に紛れさせているタイプなどもあり、バリエーション豊かである点も見逃せない。
先ほど「センサーやボタンで反応」という旨を書いた。反応してから20秒くらいで音が止まる仕様のものが多いだろう。つまり、ものすごくトイレに行くのを我慢していて、とんでもなく長丁場な試合のときもそんなときは「追い音姫」が必要になるのだ。ボタンをそろりと押しながら、「あ、あの個室ってば追い音姫してる、フフ」とか嘲笑われていやしないだろうかと不安になってしまう。
また、音姫さまのなかにはオモテナシ精神が半端ない方もいらっしゃる。人感センサーが反応し続けているかぎりジャバジャバ音を奏で続けてくれてしまうケースだ。普通の「小」ならありがたいもてなしだが、時には腹痛をかかえて籠城することだってある。そんなときは、とめどなく流れ続ける水流音に胸が痛む。腹が痛くて籠っているのに。
最近商業施設のオープンが続いていることもあって、最新鋭のトイレに世話になる機会が増えてきた。心なしか「スタートボタンとストップボタンを押してください」型が増えている気がする。個人的にはこのタイプがいちばんうれしい。
今日お借りしたトイレがこのタイプだったもので、つい書いてしまいました。
それでも今日もメシを食う
こんなことを書いておきながら恐縮なのだが、最近なんとなく「必ず食べ物のことを書く」という流れになっており、今日もそれを汲んでおきたいと思う。
とにかくお世話になっている肉のハナマサ。鶏の胸肉と同じくらい、もも肉も愛用している。
チキンと玉ねぎを炊飯器に入れて、麺つゆを入れて(適当)、料理している気分になれるので酒なんかも入れてみて、炊飯ボタンをオン。
ピー、と炊けたら
チキン煮のできあがり(半分くらい食べた状態で撮影)。
もも肉を適当にカットし、適当にジップロックコンテナに詰めて、お弁当のでき上がり。とてもおいしくて幸せ。外観が悪いというお声もあろうが、「安くて簡単でうまい」に勝るものはない。
麺つゆ以外にも、塩こうじ+ほんだしなどもうまい。バターと醤油とかもおいしいのかなー。