「アルバカレー」をご存じだろうか。
1971年に石川県小松市で生まれたアルバカレー。知っている人にとっては「ココイチ」「ゴーゴーカレー」などと同様、「アルバ」もまた「誰にでも伝わる固有名詞」として成立していることだろう。
浅草・合羽橋にあるご当地カレー専門店「カレーランド」さんに訪問し、私はアルバカレーとの初対面を果たした。常時200種類以上ものご当地カレーがずらっと並ぶ店内で、真っ先にアルバカレーを手に取ったのには訳がある。
親族に石川県とゆかりのあるの者がいるでもなし、アルバカレーファンの友人がでもなし、それでもなぜ手に取れたのか。
そこにポムポムプリンがいたからです。
粋なパッケージのご当地カレーが並ぶなか、プリンちゃんは遠目に見ても目立っていた。天下のサンリオさんのキャラクターを起用……ロイヤリティとかどうなっているんだろう。
お店で初めて、アルバがゴーゴーカレーなどと並んで石川県(アルバは金沢市生まれではないので”金沢カレー”とは呼ぶまい)を代表するカレーのひとつであることを知った。なるほど、そのブランド力を以ってすればプリンちゃんの起用もたやすいと……
ポムポムプリンのカレー皿でポムポムプリンのカレーを食べる
ここはひとつ、プリンでプリンを食べてみましょう。
※カレー皿詳細についてはこちらの記事をご参照ください
レトルトカレーといえば「湯せん」。
しかしアルバカレーは電子レンジでの加熱がデフォルトで、右上に小さく「お湯でも温められます」と書かれていた。それならレンジでやってみましょう。
特殊なパッケージになっていて、このまま電子レンジに入れられる。封は決して切らないように。
勝間和代さんが絶賛するヘルシオで、勝間勝代さんが冷評していた「電子レンジ」機能を使う。500wで3分温めます。
3分後。蒸気がたまってパンパンに。これはヘルシオの電子レンジ機能といえども、ばっちり温まっていることでしょう。
プリン皿に盛っていきます。
プリンが見つめる目の前で……
プリンの顔を黒く塗りつぶす……
完成です。
アルバカレーの特徴といえば
ステンレスの器にご飯とカレーが盛られ、キャベツの千切りが添えられています。それを先割れスプーンで食べる、「金沢カレー」スタイルのカレーです。
※アルバカレー公式サイトより引用
残念ながら我が家には白米しかなかったので、このまま。スプーンはココイチの「グランド・マザー・カレー」のやつだけど許してくれよな!
プリン×プリン の撮影でパッションが燃え尽きてしまい、肝心の「おいしそうなリフトアップ写真」が撮れず申し訳なく思っております。
「濃厚カレー」を自称しているとおり、まったり・ねっとりとした舌触りがとても印象的(ちなみに私、ゴーゴーカレーをはじめとする金沢カレーは未体験です)。480円とお手頃価格のレトルトカレーながら、牛肉もちゃんと入っていてびっくり。確かに甘口だけれど、きちんと旨みがつまっていて、「カレーの王子さま」系のサラッとした甘さとは一線を画すものがあった。キャベツの千切りと合わせたかった!
浅草の「カレーランド」さんに行くと、やっぱりおもしろいものと出会えますね。お近くの方はぜひ。お近くじゃないけれどポムポムプリンカレーを食べたいという方は通販でぜひ。