この記事の補足で、ランチタイムについても少々。
偉大なメニューがなくなった
現在のランチメニューはこのとおり。
これでピンときたあなたは、私よりもアメリカンレベルが上です。とてもくやしい。
初見の方は右下に書かれた「焼かないトースト」という矛盾最高潮なメニューに目を奪われるかと思うが、アメリカニストの衝撃は別のところにある。
※焼かないトースト参考記事:アメリカンの魅力はサンドイッチだけじゃない!「焼かないトースト」をいただく - 言いたいことやまやまです
こちらが、ビフォーメニュー(2014年ごろ?)。
アフターがこちら。
アメリカニストの衝撃…それすなわち、
隠れた名物「ビーフシチューセット」の消失(焼かないトーストも、今はやっていない様子)。
ケンちゃんラーメンがいつまでたっても新発売だったかのように、期間限定を銘打ちながら最終日のすぐ後に新たなフェアが開催される、万年フェアメニュー。そのおかげで「お得感」というスパイスとともに味わうことができた偉大なメニューだった。
※やまま思い出アルバムより数枚↓
このビーフシチューが大変家庭的で、それでいてお肉がごろんごろん入っていて(でも決して”とろける柔らかさ!”とかでないのが魅力なのだ)、よかったんだよなァ…。
実家やおばあちゃんの家を思い出させてくれる、陶器の小さいボウルみたいな器。それがまたぐっときたのだ…。
※ビーフシチュー関連の参考記事
あけまして、アメリカン ― 食パン1斤!ビーフシチューセット1200円 - 言いたいことやまやまです
【祝32周年】喫茶アメリカンにビーフシチューキャンペーンが帰ってきた!WBSにも出るぞ! - 言いたいことやまやまです
いつか、メニュー変革の真相を伺ってきたいと思います。
変わらないもの
ランチタイムにお願いしたのはチキンサンド(りんご入り)。相変わらずのボリュームである。
サラダもてんこ盛り。
混沌とした店内も相変わらずで、とても落ち着く。
佐賀(店主さんの故郷)すぎる天井。
クリスマスと佐賀といろいろ。
世界一おいしい(と個人的には思う)タマゴサラダを仕込むための、てんこもりのタマゴ。それ以上に目が行ってしまう、謎の木彫り人形。リボンを巻かれたり、ふなっしーもびっくりの花の髪飾り(髪ないけど)が施されているあたり、愛されている存在なのだろう。
少し下に視線を送れば、味わい深い傘立てが。「傘」という字における「人」の部分をすっかり省略していることに癒される。大丈夫なのだ、それとなく伝わるから。なにもかも完璧にこなすことはないんだぜ、テイクイットイージー。そんなメッセージを感じることができる。ありがとう、元気が出ます(本当に)。
大事なお知らせ
年末の営業は30日まで、年始の営業は4日からとのこと。
平日しか営業していない喫茶アメリカン。東銀座に立ち寄る機会がないという皆様、今がチャンスです!