コロナ禍もあいまって、宅配弁当サービスがよりどりみどりに!
とはいえサービスの種類が多すぎて、どこを頼ればいいのか悩みませんか?
ちょこちょこ試しながら感想メモを残していきますので、みなさまのお役に立ちましたら幸いです。
なお、我が家は裕福ではありませんので「買い続けても辛くならない価格帯」のものしか頼みません。
「1食に850円かけられるなら、外食したほうがいい!」と思っているため、1食あたり税込500~800円程度のお弁当を中心にご紹介していきます。
まずは、セブン&アイ・ホールディングスが展開している「セブンミール」です。
セブンミールとは?
「セブンミール」は、セブン&アイ・ホールディングスが展開している「食料品お届けサービス」の総称です。
生鮮食品やスイーツ、ミールキットなどが対象になっていて、そのなかに「お弁当」があります。
今回は「日替わり弁当」と、「日替わりおかずセット」をオーダーしました。
関東地方限定ですが、身体にやさしい「健康バランス弁当」シリーズ(1食689円)や、食事制限がある方を対象にした「健康バランス御膳」シリーズ(2食セットで1,728円~)もあります。
セブンミールの対象地域、価格帯、特徴
沖縄県を除く「近くにセブンイレブンがある地域」であればどこでも対象です。
「日替わり弁当」も「日替わりおかずセット」も、1食572円。
1食分もしくは7食分の購入ですが、まとめ購入したからといって割引はありません。
購入タイミングがやや難しく、
- 1日分を購入する場合:受取日の3日前午前10時30分まで
- 7日分を購入する場合:受取週の前週金曜日午前10時30分まで
この期日までに購入申し込みをしないといけないのです。
「3日後はセブンミールにしよう!」なんて予定が立つ日ってあんまりないと思うんですけどね……。
この締切はちょっとキビシイなと感じます。
そして宅配スタイルも特徴的! セブンイレブンならでは、です。
宅配弁当というと「冷凍されたものがドサッと数日ぶん届く」イメージがありますが、セブンミールは「毎食ごとにお届け」で、ご近所の店舗(店舗は自分で選べます)から届けてもらうことになります。
配達料は1回220円。購入金額が1,000円未満だとお届け対象外になってしまうのでご注意ください。
お弁当であれば、2個頼まないと届けてもらえないことになります。
一人暮らしの場合は、受け取りに行かざるをえませんね……。
ただ「店頭受け取り」は送料がかからないというメリットが!
そんなわけなので、記事タイトルに「宅配弁当」と入れているものの、セブンミールにおいては「自らセブンイレブンに受け取りに行く」方法がメジャーなのではないかと思います。
他社の弁当と違い「冷”蔵”のお弁当」なので、配達および受け取りは
- 昼便:配達の場合は正午までにお届け/店頭の場合は11時半以降に受け取り
- 夜便:配達の場合は19時までにお届け/店頭の場合は17時半以降に受け取り
に分かれています。
冷凍弁当と違って「いつでも好きなときに食べられる」わけではないので、利便性はやや下がりそうです。
セブンミールのお弁当は後払い
セブンミールのお弁当は、「日替わり」の名のとおり、毎日異なります。
下記は「おかずセット」を「1日ぶんずつ」購入する際の画面です。
初めてだったので私はこの「1日ぶん購入」にしました。
もちろん店頭受取です。支払いは受取時でOKなので、クレジットカードがなくても購入できます。
配達希望の場合は、利用月の翌月に、1ヶ月分をまとめてクレジットカードで支払います。
いずれにしても後払いなんですね!
下記は「7日ぶん購入」の画面です。
4週先までのメニューが公開されていて、購入申込みができるようになっています。
苦手な献立があれば、その日のチェックボックスを外しておけばいいみたいです(こちらは購入していないので推測です)。
7日ぶんまとめて購入しても、
- 大量購入割引などはない
- まとめて届けてくれることはない(その日のぶんを、その日、取りに行く)
- 前の週の金曜日には申し込まなければいけない
……と、メリットがあるわけではないので、無難に「1日ぶんずつ購入」がよいのではないかと思います。
店頭での受け取りは、レジで「セブンミールをお願いしていた◯◯(名前)です」と伝えるだけ。
念のため、注文時に届くメールをすぐ確認できるようにしておくとよいです。
伝えると、スタッフさんがバックヤードにお弁当を取りに行ってくれます。
その間少し待たなければならないので、お昼の混雑時に行くのはやめておいたほうがいいかも。
もちろんあたためもできますし、お箸もくれます。
ただしレジ袋は有料。私は持参したエコバッグに入れて帰りました。
知らずのうちに傾いてしまっていたようで、お弁当がヨレヨレになってしまったのが悲しかった……。
セブンミールの日替わり弁当とおかずセットを食べてみた
セブンミールの日替わり弁当、この日は「豚バラ生姜炒め」でした。
栄養素は注文画面で確認できますが、パッケージにも「580kcal」と書かれていました。
フジフーズさんというところで作られています。
大きさはけっこうコンパクトで、18cm四方をちょっと超えるくらい。
少食な夫が食べるにはちょうどよかったものの、成人男性の多くは、これでは足りないと思います。
なお、パッケージはフタがプラスチック、本体が発泡スチロールトレイでした。
こちらは、エコバッグのなかで盛大にぐちゃぐちゃになってしまったおかずセット。
メニューは「海の幸と野菜の天ぷら」でした。
ごはんがないぶん、さらにコンパクトです。17cm四方くらい。
パッケージはすべてプラスチックです。
夫が食べた「豚バラ生姜炒め」。
本人曰く
「おいしいけれど、ちょっと量が足りない」
「572円かあ。コンビニ弁当って思えば、まあ、妥当かもね」
とのこと。
私が食べた「海の幸と野菜の天ぷら」。
天ぷらの内訳は、エビ2本、イカ、ホタテ、オクラ、かぼちゃ、れんこんです。
私の持ち運び方が悪かったのか、すっかり出汁に浸かってぐにゃぐにゃでした。
こういう天ぷらも嫌いじゃないので、これはこれでOKです。味付けはおいしい!
大根おろしも添えられていたのですが、最初に電子レンジで温めてしまうので、ホカホカおろしになってしまいました。
最初にどけてからチンすればよかったな。
ほか、いんげんの胡麻和えと、ちくわと野菜の炒めものが盛られていました。
コンビニ弁当らしい、ほんのり濃い味付けです。
セブンミールの日替わり弁当とおかずセットの個人的評価
良くも悪くも「セブンイレブンの弁当」の域を出ない、という印象です。
セブンイレブンらしいおいしさはありつつも、「とびきりおいしい」「とびきり便利」「とびきりヘルシー」といった「心に残るポイント」が皆無でした。
572円は宅配弁当(セブンミールの場合「受け取り弁当」だけど)にしては低価格帯ですが、これなら、吉牛とか丸亀のほうがいいかなあと思ってしまいます。
「天ぷら」ってお弁当には不向きな食材だと思うので、運が悪かったのもあるかも。
「セブンイレブンまで取りに行く」のも、実はモヤモヤポイント。
だってそのときおにぎりやサラダチキンを買えば「いつもの昼ごはん」が達成できてしまうのですもの。
「セブンミールを選ぶメリット」が見当たりませんでした。すぐ近所にセブンイレブンがないなら、本当におすすめできません。
追加220円払って配達サービスをお願いするほどのものではないと思います。
注文サイトもやや使いにくい印象。PCに不慣れな方は注文しづらいのではないでしょうか。
以上、セブンミール正直レポートでした。
超大手の「セブンミール」を最初に食べたことで、自分のなかの「基準点」ができたのはよかったです。
来週には「ワタミの宅食」が届く予定です。
セブンミールと比べてどうなのか? 正直レポート、どうぞお楽しみに!