こんばんは、お中元の時間です。
どいつもこいつも甘い物か煎餅ばかり持ってくるのです。アマノフーズのフリーズドライ詰め合わせとか、個装の味海苔セットとか、豆とか、ビーフジャーキーとか、どうせ要冷蔵ならチーズとか、そういう、糖質控えめなものにしていただきたい。
いまでこそ糖質制限はしていませんが、それでもその当時にインストールした「糖質怖い守護霊」のせいで、全然手がつけられません。
しかし、届く中元のほとんどは会社宛や部署宛、営業さん宛であり、私はそのおこぼれをいただいているにすぎません。「そんなぐちぐち言うなら、お前にはやらねえぞ！」それはなんだか、困る。自分じゃ買わない「イイもの」は食べておきたいのです。
そのうちのひとつが、饅頭が有名な老舗・塩瀬総本家のアイスクリームです。絶対に自分じゃ買わない。これを逃したら一生食べないと思い、うっかり手をつけてしまいました。つぶあんバニラ、こしあんバニラ、こしあん抹茶がありまして、調べたところ（無粋でごめん）8個で5400円のお品のようです。高い……
こしあんバニラをいただきました。製造しているのはロントロワ株式会社さんです。コンビニやスーパーで販売されているアイスも製造している、安心と信頼の実績があります。タウンワークのページをみたらアルバイトさんの時給が900円であることがわかりました。
ところで、私はこの時点で感動していたのです。やっぱり高級アイスは違うねと、ひとり震えていたのです。
左が、もともとのパッケージです。カップにかぶさっている紙を外すと、右の蓋が現れるわけなのですが、この紙はどのように固定されていたとお思いになりますか。
女性なら誰しもがお世話になっているであろう、髪に”あと”がつきにくいヘアゴムです。セロテープや糊で固定しているのではなかったんです。さすが高級品は違う。
肝心の商品はこんなかんじです、よく冷えていたので霜が。
中条あやみさんが「アイスクリームは少し溶かしてから食え」と、ハーゲンダッツ越しに教えてくださいましたので、しばし放置。
されどあんことアイスクリームの融点は異なりますので、アイスはどろんとしてきたのにあんこがカッチコッチという事態に陥りました。難しいですね。
こしあんは「こしあんアイス」などではなく、本当にあんこ。なので凍っていないほうがおいしいです。バニラアイスは甘くないのにこってりした印象で、あんことアイスを一緒に食べてこそ完成する味わいであったように思います。
透明のヘアゴムがなぜか捨てられずデスクの上に置いたままです。何かに使おう……
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