こんばんは、実験の時間です。
しらたきとグリーンカレーペーストと鯖缶で何ができるでしょうか。
しらたきはクサイので茹でます。
ザルにあけたら、炒めます。匂いが飛ぶんじゃないかなと思って料理酒をかけました。そして隠し味としてコンソメをかけてみました。こういう、見えないところに気を遣うのが料理人です。パンツはベージュじゃ気合いが入らないのと同じです。
しらたきの匂いが飛んだら、一旦皿に盛って退避させます。
空になった片手鍋でグリーンカレーをつくりましょう。賞味期限が切れている謎のペーストです。
まずは1カップのココナッツミルクとこのペーストを入れろと書いてありましたが、1カップは240mlだそうですので注意が要ります。
でも我が家にはココナッツミルクなんてないので、どうでもかまいません。安直に牛乳というのは悔しいので、ココナッツミルクと同じく「ちょっとテクった牛乳っぽいもの」ジャンルの豆乳を投入します。直接注いだのでどのくらい入れたかは定かではありません。
その後は牛かチキンを入れて炒めて水を入れてぐつぐつさせろとのことです。しかし私は今日疲れ果て、帰りにスーパーに寄る気力などなかったのです。
したがって、常備品である鯖の水煮缶が投下されることになりました。
早く熱が通るといいなと思ったので細かくしました。
ここで、こだわりのしらたきを入れます。全部です。今回はグリーンカレーを作りたいわけではないので、水を入れてぐつぐつさせる工程は無視です。しらたき全体にカレーが絡むよう、ぐしゃぐしゃさせます。
味見をしたらカレーが辛かったので、まろやかの伝道師「溶き玉子」を入れることにしました。Mサイズの玉子1個だけです。これで冷蔵庫はすっからかんです。ちなみに私はお椀から箸を伝わせて溶き卵を入れることができません。
完成
全体をぐるっとかき混ぜたらできあがり。
「しらたき(瞬き)しないでちゃんと見て!鯖(サバ)イバルカレー」と命名しました。
▼こちらです
買い物をする気力がなかった、でもドカ食いしたかった、そんな極限状態を救ってくれる逸品です。我が家の在庫一掃にもなりました。グリーンカレーの賞味期限はたしか去年でした。よかった、捨てずに済んで。
別角度からもどうぞ。
400gのしらたきを彩る、Mたまご(1個)の美しさ。きらめきが止まりません。
いただいてみたところ、まずくなるものは入れていませんから、おいしかったです。しかし辛味耐性の低い私にはグリーンカレーが辛すぎた。汗がどんどん出てきてデトックス効果も抜群です。
ただ、舌が痛いので今日が賞味期限の冷奴で誤魔化しました。本当に在庫一掃です。
きちんと完食。
ところでこの器はこんなかわいいポン・デ・ライオンくんのカレー皿だったのでした。もっといいものを盛ってあげたかったよ、ごめんね。
ひとまずドカ食いをして満足しました。