こんばんは、コインランドリーの時間です。
近所のコインランドリーには「スニーカー洗濯機」があり、長らくその存在が気になっていました。
こういうものです。
先日浅草の三社祭に参加してエア足袋が汚れてしまい、ふとこのスニーカー洗濯機を思い出したのでした。布製の足袋が洗えないはずはないだろう。
日々愛用しているスニーカーとともに持ち込みました。1度で2足洗えるのです。
スニーカー専用のマシンですからどんな工夫が施されているのかと気になるものですが、
「縦型洗濯機に猛烈なブラシをつけたもの」がその正体でした。
料金200円を入れてからフタを閉め、10秒以内にシャワーボタンを押すと、洗濯槽が洗えるらしい。その後フタを開けて靴をいれるとのことでした。
洗濯機に靴を入れるのは初めての体験です。どう配置したらよいものか。
とくに説明書きも見当たらなかったので適当にぶち込むことにしました。
あとはフタをしめて20分待つばかり。
一度帰宅するには半端な時間なので、校正中の原稿確認を進めることにしました。実にはかどります。読書などもよさそう。これは新たなライフハックを見つけてしまったかも知れません。
洗浄が完了したら、追加脱水をすることができます。その際はソールを外側に向けるようにとのことでしたので、位置調整をします。
ここまでの洗浄工程を経た靴をご覧ください。左がビフォー、右がアフターです。
よくわからない。
そうでしょう。黒い靴では何の比較にもならないし、足袋もパッと見ではよくわかりません。
しかしそこで諦めないで凝視してください。黒い靴のつま先がきれいになっています。足袋は全体的にキナリ色化していたのに白くなりました。
私はこの時点で感動したのです。
幸せいっぱいのまま、乾燥工程に入りました。
100円で20分乾かせます。
こんな感じで入れました。あとは機械におまかせ。
私はここから再び原稿校正タイムです。捗ります。ノッてきたころにピーと鳴る悔しさよ!
さすがに20分で完全乾燥まではいきませんでしたが、8~9割は乾いていました。
そして先程はわかりにくかった足袋が!
つま先は漂白剤をつけてもう1度洗わないと厳しそうですが、全体的に白くなったのです。わかりにくいでしょうが、美白化に成功しているのです。
三社祭で履いたエアー足袋、漂白剤なしでここまできれいに! pic.twitter.com/ntr9gwTBWU
— やままあき◆25日はブログもくもく会 (@yamama48) 2019年5月20日
私は十分に満足しました。
棒の先っちょにタワシがついているアレで、背を屈めて靴を洗う必要はなかったんです。たった300円で、靴が2足もきれいになる。そのうえ仕事や読書も捗る。最高です。これをライフハックと呼ばずしてなんと呼ぶ!
次なるビフォーアフターを見て感動したいのですが、私はこの1足しかスニーカーを持ち合わせていないのでした。
夏になったらまた洗おう。
▼ほぼ同じことをPodcastでも喋りました