言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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1年半も言葉を交わさなかった先輩に「草加せんべい」で近づくテクニック

こんばんは、草加せんべいの時間です。

先週放送分のTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」をやっと聴けました。ラジオクラウドでのタイトルは「私にも一枚お煎餅ください」というもので、アナウンス室でのエピソードです。

がらんとしたアナウンス室にいた安住氏、いまや(いろんな意味で)フリーのアンディー、そしてこれまた現在フリーの田中みな実嬢がおり、みな空腹状態。そんななか安住氏は差し入れの草加せんべいをゲットし、席が近かったアンディーとぼりぼり貪り食っていたそうなのです。なぜみな実ちゃんは食べていないかって、当時安住氏との仲が険悪だったからです。

これがまた想像するに容易いのですが、安住氏が仕事のやり方に対してみな実嬢に注意、彼女は謝るでもなく自分のやり方を貫き通し、安住氏を避けるようになっていたそうなのです。安住氏もラジオを聴くになかなかこじらせている殿方ですから、「謝るまで口きかないもんね!」状態だったとのこと。

席が離れていたということもあって、安住氏はアンディーには草加せんべいを差し出したのに、彼女の元には持っていかなかったというのです。すると我慢しきれなかった彼女は恥をしのんでツカツカと安住氏の元に赴き、「私にも一枚お煎餅ください」と申し出たそうです。1年半ぶりの会話だったとのこと。

安住氏は目を合わせることもなくハイと1枚(自分が嫌いな抹茶メレンゲコーティングの煎餅を)差し出しました。席に戻りバリバリと食らったみな実嬢は、しばらくすると安住氏の元を再訪。男性2人がおいしそうに食らっていたフレーバーを指名したそうです。「私にも胡麻のをください」。

そこでこらえきれず3人は大爆笑したというオチで、安住氏は「放送局での仕事の中で大好きなエピソード」としてラジオで紹介していたのでした。

なんだか泣けてきました。もともと好きですが、田中みな実ちゃんは本当にかわいいね。安住氏とラジオの相方である中澤さんも「かわいいね、胡麻のをくださいって、勇気出して2度も来ちゃってね」といった具合で温かく話しておりました。

こういうコミュニケーション術というのはどこかで教えられるものではありませんし、似た人の背中を見て真似ようとしてもうまくいくものではありませんから、みな実ちゃんの育ってきた環境や身に着けてきたパーソナリティなのでしょうね。先輩の注意を受け入れないとは何事だとか、煎餅の前に謝罪だろうとか、ご意見もいろいろありましょうが、直接関わっていない身としては「かわいいなあ」のひと言に尽きます。後輩にいたら手を焼きそうですが、でも、爪の垢を煎じて飲んででもそのセンスを少し身に着けたいです。それにしてもすごい慣用句だ。

さて翻って私の職場でのエピソードです。

1年半なんてかわいいもので、2年以上、ろくすっぽ口をきいていない同僚がおるのです。おそらく原因は私にあるのでしょうが、いつからか避けられ、無視され、挨拶のやまびこも起こらなくなっております。非常に面白い男子で、私の片想い状態が続いております。

接触すると不快を全面に押し出されて怖くなってしまうので遠目にファン活動をしているわけですが、先週なんと先方から声を掛けられたのです。単なる事務連絡でしたが、それすら無言でなされるのが常でしたから、私の気分は大変に高揚してしまいました。平常心を気取ろうとして舞い上がっているのがバレバレだったのではないかと思います。たぶん鼻の上には「///」という記号が書き記されていたことでしょう。

(弊社スタッフはみな「仲が悪くない」という関係性を保っておりますので、そんな小さな違和感に気付いた方などいるはずもありません)

ここで調子に乗ってこちらから声を掛けようものならきっと「敵意」で応酬されますから、またこうして先方からのアプローチを待つに徹したいと思います。「時間が解決してくれる」というのは悩める人間にとっては「そう言われても!」でありますが、真理だと感じます。人間、飽きますから。嫌いでいることにすら飽きるはずなのです。その日を待ちつつ、草加せんべいチャンスがあったら確実につかみに行く所存です。チャンスの神様には前髪と草加せんべいしかないのです。

▼ご紹介したエピソードはラジオクラウドで聴けます

ラジオクラウド

▼取り急ぎ書き起こしを読みたい、ということであればみやーんさんのブログをチェック
安住紳一郎 日曜夕方の閑散としたアナウンスセンターのお煎餅バトルを語る