言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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1人1kgの唐揚を食べつくす!日本唐揚協会の「忘年謝肉祭」に行ってきた 【前編・概要~ラインナップ】

一般社団法人 日本唐揚協会、略してJKA(Japan ”KARAAGE” Association)をご存じだろうか。

唐揚げを通じて世界平和を目指す愛好者団体として、2008年10月より活動を開始。
唐揚げMAPの作成や唐揚げイベントの開催、さらには商品プロデュースや海外交流事業など、実に「本気」な団体である。
「唐揚げについて見識深く、多くの唐揚げを食べる上での指針を内に収めた、またその美味しさを多くの人々に伝えることの出来る人物」を「カラアゲニスト」と認定する唐揚検定までも展開中。
karaage.ne.jp

そんな協会は、11月29日すなわち「いい肉の日」恒例のイベントとして、
唐揚げへの日頃の感謝の気持ちを込めた宴「謝肉祭」を行っている。

フリードリンク、フリーカラアゲで5,000円。
他の料理はない、というではないか。
世の中一般の「唐揚げ定食」がリーズナブルであることを考えると、なかなかの参加費である。
いや・・・価格には代えがたい、見えない魔物が棲んでいるのやもしれぬ。
「カラアゲニスト」でなくても参加できるとのことで、この目で確かめることに!

会場の様子

開始時間ギリギリに、新宿の会場に到着。
協会からの案内状に記載されていた「1人1kgの唐揚げを食べるので、持ち帰り用の容器もあるといいかも」といった内容のコメントを信じ、ジップロックコンテナを買うのに時間がかかってしまったのだ。
口直し用のカット野菜を購入したのもタイムロスであった(が、これらを購入したのは大正解だった・・・)。

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慌てて入場すると、開宴に向けてわくわくが止まらないといった表情の老若男女が一堂に。定員は200人、満員御礼だった模様である。
適当に近場のテーブルを陣取り、入場時に手渡された式次第に視線を落とす。

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下の方にあるのが、「唐揚げ引換券」。
学食スタイルで唐揚げを楽しむ宴なのだ。
会場の隅に設けられた「唐揚げ提供スペース」では、大皿に唐揚げを積み上げ、決戦の時に備えるスタッフのみなさんの姿があった。

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宴が始まったら最後、猛者たちが「唐揚げ引換券」片手に群がってくるんだもんなあ。こわいよな・・・。

そんななか、会場中央にある檀上に男性が立ち、声高らかに開催宣言がはじまった。

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式次第に「カラアゲニスト宣言唱和」と書かれていたのだが、本当に「ご唱和ください!」という流れになり、参加者みんなで声を合わせ、式次第に併記されていた宣言を読み上げることに。

白状すると、カラアゲニスト以前にジャパニーズ・シャイ・ガールである私は、読み上げることができなかった。
中途半端はだめだと思ったので、潔く、口パクもしなかった。
口パクするくらいなら心のなかで全力出して読み上げるぜ!

・・・カラアゲニストへの道は険しいなと思う。

その後会長の挨拶を終えると、乾杯タイムに。
協会独自の乾杯スタイルがあるとのこと。
「からー↓」と言いながらグラスを下げ、「あげー↑」と言いながらグラスを上げる。

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陣取ったテーブルの近辺にいらっしゃった、見ず知らずの唐揚げ愛好家たちがグラスを持った手を差し出す。

「からー↓!」「あげー↑!」

さながらONE PIECEの如し。俺たちは仲間だ。
ジャパニーズ・シャイ・ガールも、アルコールがあればそこそこ無敵である。全力で乾杯した。

名店の味を食べくらべ

この日いただけるのは今年1月~2月に行われた「第6回からあげグランプリ」受賞の名店の品ばかり。

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塩ダレ部門最高金賞の、春日部市にある「光苑」さん。

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同じく塩ダレ部門で金賞、愛知県東海市の「からあげ!ごっち」さん。

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西日本しょうゆダレ部門金賞、大分県中津市の「からあげの鳥しん」さん。
カラアゲニストではないけれど、それでも、中津の唐揚げはおいしいということは知っている。早く食べたいなあ。

大人気で陳列中の写真が撮れないほどだったが、東日本しょうゆダレ部門金賞、豊島区にある「Redespace(レドゥスペース)」さんの唐揚げもあった。

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そしてスペシャルゲストはこちら、千葉県柏市にある「やがちゃんキムチ」さん。
鶏をまるごとキムチで煮た「ホールタトリタン」をいただけるという。

さらにさらに、この日限りの「唐揚げ寿司」コーナーも!
ゲットした唐揚げを持って並ぶと、目の前で板前さんが巻き寿司にしてくれるのだ。

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とてもフレンドリーな板前さん。待っている間も楽しい。

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コストコあたりに売ってそう(ほめ言葉)!

フリードリンクぶりについても言及しておくと、ビールは「スーパードライ」。
こりゃあ、唐揚げと相性抜群だ!

さらに日本酒、焼酎も注ぎたい放題。

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まさにここは唐揚げパラダイス、唐揚げにおぼれる用意は十二分にできている。

ここで、冒頭にご紹介した「唐揚げ引換券」について復習したい。

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引換券1枚で、唐揚げ4つをもらうことができる。
1店舗につき2枚、それが4店舗分。

すなわち、1人分の唐揚げは32個。

そして「やがちゃんキムチ」のホールタトリタンがあることも忘れてはならない。
こちらも券は2枚、2皿分だ。

私は思った。今日は「いかに食に卑しいか」の競争なのだと。
そう考えると、真っ先に堪能すべきは、汁物で持ち帰りが難しい「ホールタトリタン」であろう。
そしてあとはひたすらに唐揚げ。持ち帰ってもいいのだ。とにかく券を引き換え抜く!

秘密兵器ジップロックコンテナには「キッチンペーパー」も装備済だ、ぬかりない。

戦じゃァァァ!

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長くなったので、その後の模様は次の記事で!

 

yamama48.hatenablog.com