言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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浅草の洋食店「ヨシカミ」で平日ランチと鶏の唐揚げをいただく

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こんばんは、うますぎて申し訳ない時間です。

浅草の大人気店のひとつ、洋食「ヨシカミ」に初めて伺いました。数年浅草エリアに住んでいますが、いつでも行列です。そして私は並ぶのが苦手です。一度は行きたいと思いつつもそんな理由で敬遠していましたが、電子書籍が発売されたことを祝うべく初めて並んだのでした。

 

平日でも、オープン30分前から開店を待つ人が

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平日の11:15くらいでもう並んでいる人が。開店は11:45だというのに。

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店内は60席だそうです。そこに入れなかった場合は、名前と人数をお店の方に伝えます。呼ばれるまでは時間を潰していてよいようですが、遠隔で呼び出してくれる装置があるでもなし、お店の方の声が聞こえる範囲にいる必要があります。

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とりあえずは、並びました。

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開店15分前、11:30ごろには列がずいぶん伸びていました。

うますぎて申訳けないス!ヨシカミワールドへようこそ

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ヨシカミといえば「うますぎて申訳けないス!」です。小学生の漢字ドリルにはとても出題できない送り仮名づかいが「味」です。

入店前、列に並んでいたらこんな張り紙がありました。

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ヨシカミといえばステーキとシチュー。それはいいんです。

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他の店とはチョトちがいます

でました、ヨシカミ訛り!どうしてここだけ忌野清志郎になってしまったんだ……。

戸惑ったまま入店し、厨房を囲むカウンター席に案内していただきました。やったあ、特等席です。レトロなスツールに腰掛けようとしたら、

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スツールにまでヨシカミくん(私がそう呼んでいるだけ)が!!

これは「あなたの尻に敷かれます」というおもてなしメッセージなのだろうか……

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席に座るなり提供されたお冷グラスは「うますぎて申訳けないス!」のプリントが。ふしぎだ、お水がおいしく思えてくる。単純で申訳けないス!

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割り箸ももちろんオリジナル。小さくウインクするヨシカミくんがかわいらしいです。ちなみに洋食店なので、デフォルトではカトラリー(フォーク・ナイフ・スプーン)があらかじめ用意されているのですが、ちゃんとこうしてお箸もある。

ランチセットと唐揚げをいただく

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定休日の木曜を除き、平日は毎日ランチセットをいただくことができます。提供時間はなんと17:00までと良心的です。価格は1,750円、無職の身にはやや凍みるものがあります。下町の洋食店なんて聞くとお手頃価格をご想像されるかもしれませんが、ワンコインで云々、というタイプのお店ではありません。品質にこだわる老舗なのです。私が来店したのも、あくまでも「電子書籍出版祝い」ゆえです。

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どの曜日のセットも、必ず最初はコーンスープです。まったり、濃厚。充実感がすごい。

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金曜ランチセットのごはんは「カニヤキメシ」です。目の前で調理されていたので魅入ってしまいました。隣のシェフもごはんを炒めていましたが、それはケチャップライスとなり、オムライスへと変化を遂げるのでした。鮮やかな手さばきで、卵に包まれてゆくライス。

「上手ねえ~!」

隣の席のオバチャンがそう言うのと同じタイミングで、私の心が同じ言葉をつぶやいていました。プロに上手もなにもねえだろうと思うのですが、それを言ってしまうのがオバチャンという生き物です。

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金曜ランチセットのメインディッシュは一口カツ。ヨシカミくんプレートのかわいさに目を奪われつつもいただいてみれば、なんとジューシーなのでしょう。最後に口のなかでモソモソの固まりのようなものが残らない。

付け合せのポテトサラダも、おいもゴロゴロでおいしかったです。

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締めくくりはコーヒーかアイスクリームを選べます。コーヒーにしました。写真だとわかりにくいのですが、エスプレッソサイズです。比較用にピルケースを置いてみたのですが、ピルケースのサイズもさまざまであるということを失念していました。全く参考になりません。いずれにしても小ぶりです。なにせ下町です。ちゃちゃっと食って出る文化なのです。(入るまでには並ぶのだけど)

そうそう、鶏のから揚げも食べました。1,250円です。

初めて訪れたお店で選びたい料理といえば、「お店の名物」「名前からは想像できない料理」「定番料理」のいずれか。ヨシカミさんではビーフシチューが有名なのは知っていますが、そのレポートは頼まずともみんなが書いています。なのでその選択は却下。

では変わり種メニューはどうか?料理名にも多少のヨシカミ訛りはありましたが、どれも内容は想像できました。

すると残るのは定番料理、ということで唐揚げです。名店の唐揚げはそのへんの唐揚げとどう違うのか。お値段も「いつもの唐揚げ」に比べたら高級です。

……出てきたのが、こちら。

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 真上からも見てください。

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鶏のから揚げなのに、人参とポテトが添えられています。そして骨ごと唐揚げされている。これは居酒屋の唐揚げではなく、洋食店の唐揚げなのだ!

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ひとくちいただいて感動しました。巷の唐揚げとは、似て非なるものである。衣がとにかく軽い。衣の薄い天ぷらのような食感です。サクサク、口のなかでたいして咀嚼せずともふわっとなくなる感じ。鶏肉だけ、噛みます。それもまたふわふわと柔らかいのです。これは1250円である。

お店情報

並ぶ覚悟は必要ですが、おいしいのは確かです。店内の雰囲気もレトロでとてもよい。お会計を済ませようと席を立つと、「はいッ、きれいに食べてくれてアリガト!」とお店のおじさん。どことなく欽ちゃん風でありました。

 

なにせ並ぶから次いつ来られるかわからないけれど、行けてよかったです。5200円のステーキをいつか食べたい……稼げる人間に、きっとなるんだ……!


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