6月、湿気、徐々に上がる気温、そして始まる虫との戦い。夏の最大敵といえばゴキブリだ。
数年前、ひとり暮らしの部屋で奴と遭遇して深夜のビッグファイトを繰り広げたことがある。ブラジルW杯のころだったと思う。生中継を視聴していたサッカーファンが「いやあ寝不足だよ」などと語り合う爽やかな朝、私もまた「いやはや寝不足だよね、本当にね!(ゴキブリ退治で)」と力強く返事したものである。
ゴキジェットのおかげで戦を制したものの、死骸の処分にも困った。間接的にであっても触れたくなかった。その晩は死骸の上に新聞紙をファサッとかぶせ、一夜を同じ空間で過ごしたのである(翌朝大家さんに助けてもらった)。
部屋に入れてなるものか
我が陣地を守るため、絶対に負けられない戦いを強いられるのは「玄関」と「ベランダ窓(洗濯物を外に出す際に使う窓)」である。絶大な信頼を寄せているタニサケ社「ゴキブリキャップ」を部屋中のスキマというスキマ、コーナーというコーナーに徹底配置しているのだが、玄関と窓だけは別。
というのもゴキブリキャップには誘引剤が含まれており、その香りにつられてゴキブリキャップ内の薬品を食べ、破滅へと導く流れになっているからだ。玄関&窓は外界と家の境界線であるからして、バリア機能に徹底させたい。
そこでご紹介するのが、お世話になって3年目となる設置型虫除け剤の「ゴキガード」。2年前になぜこれを購入したかといえば、玄関吊るし型、ないし置き型の虫除け剤に対する不信感が原因である。
それまで私はドラッグストアなどで手軽に入手できる玄関吊るし型、もしくはポット型の虫除け剤を購入していたのだが、前述のとおりゴキブリに出会うことになってしまった。部屋の中にもともと卵があったのではないかなどなど、原因は数多考えられるのだが、私は疑いの目を玄関と窓に向けたのである。
ドラッグストアで改めて商品パッケージを確認すると、効果を発揮する害虫の名は「ユスリカ」とあった。
………ユ、ユスリカ!じゃなくて、ユリイカ!!!私は見つけた!!ゴキブリがターゲット外であったことを!!!
そしてAmazonで出会ったのが「ゴキガード」である。
ゴキガードの魅力
コンパクトサイズのポット型防虫剤、ゴキガード。iPhone6と並べてみると、その小ささが際立つというものである。
ライム色のゲル(なぜかラメ入り)が入っていて、みかんの香りがする。
人にはさわやかな香りでも、不快害虫は嫌う、都合の良い虫よけ剤です
そんな都合のいい宣伝文句あるかよと思いつつも、パッケージデザインといい、ゲルのなかのラメといい、数々のコピーといい、私のなかでなぜか「こいつ、信用できる」という気持ちがむくむくと…。
Amazonでも妙に高評価。みんなこのパッケージデザインや全体から醸し出されている微笑ましいムードに心奪われているだけなんじゃないだろうか…
とはいえ使い始めて、早3年目。運がいいのか、タニサケゴキブリキャップのおかげなのか、真実は知らぬままだが毎年平和な夏を過ごしている。ちなみにおひとつ約1,000円。
ところで、ドラッグストアなどにある吊るし型&設置型防虫剤、私が使用していたものはユスリカ対策専用機だったのだが、ゴキブリにも対応しているものもある。購入時にご確認を。
忘れていたけれど、こんな話も書いていました。
※過去記事:G戦上のやまま ~昨年ゴキブリ対策に効いたかもしれない3アイテム~ - 言いたいことやまやまです
お互いに平和な夏でありますように。