2019年からフリーランス(ほぼ主婦)になり、健康診断と縁遠い日々を送っています。
会社員時代は黙っていても「検査を受けてきてください!」と背中を押してもらえましたが、個人事業主は自ら動かない限り何も起こりません。
予約して健康診断に行く時間は無給です。
だから時間が惜しくて面倒くさくなってしまって後回しになるのです。
そんなフリーランサーの救世主、自宅にいながら短時間で生活習慣病&がん検査ができてしまう商品「おうちでドック」をご紹介します。
実際に使用しましたのでセルフ採血レポートもたっぷりお届けです。
※今回ハルメク・ベンチャーズさんのブロガー向けイベントに参加し、自分用の検査キットをいただいた上で使用しています
※記事中のスライド画像は同イベントでの説明資料を撮影したものです
自宅で健康診断できる郵送検診キット「おうちでドック」
「おうちでドック」は自宅でがんや生活習慣病のリスクを調べられる郵送型検査キットです。
数滴の血液と少量の尿を郵送するだけで、約2週間でリスク判定結果が返ってきます。
使ったのはがん&生活習慣病検査キットです。
チェックできるがんの種類は、乳がん・子宮がん・大腸がん・食道がんの4種類。
胃がんのリスクを調べたい場合は別途胃がん検査キットを購入する必要があります。
郵送型でも安心の検査クオリティ(特許技術!)
必要な血液は数滴ですが、病院と同じレベルの検査を行うことができます(特許技術)。
48℃で1週間にわたり検査精度が安定していたとの実験結果も。
これから来る酷暑のなかでも、採取した血液・尿を安心して郵送できます。
検査後こそが肝心!「おうちでドック」の手厚いフォロー
結果が返ってきたのち、1度限りではありますが、希望者全員に医師による電話説明が実施されます。
がん検査キットをきっかけに病院でがんと診断された方には、セカンドオピニオン相談費用を「おうちでドック」メーカーのハルメク・ベンチャーズさんが負担してくれます。
▶【参考】公式サイト内の解説ページ「健康相談、医師紹介サービスについて」
今後フォローアップのプランも増やしていくそう。
だいたい半年~1年に1度の検査をおすすめされていますが、継続して検査していくうちにどんどんクオリティが上がっていきそうで楽しみです。
「おうちでドック」やってみた感想(セルフ採血!)
痛みと血が苦手な私でありますが、大病を患うのはもっと怖い。
検査のためには自ら採血をしなければなりませんが、やるっきゃないぞ!
パッケージを開くと、検尿用のキットと採血キットが1組ずつ、それから書類一式が入っていました。
中央の「入れ替え厳禁」という注意書きが意味するところは、たとえばご夫婦など、キットを世帯で2つ以上購入された方への「入れ違いのないようにね」のメッセージです。
というのも、それぞれのキットに固有の番号が振られているので、入れ替えて使ってしまうと正しい結果が出ないのです。
私はひとりで粛々とやりますので問題ナシです。
「おうちでドック」の内容物とスケジュールを確認
がん&生活習慣病検査は、2日間に分けての検査が推奨されています。
- 1日目に生活習慣病検査(採血&検尿)
- 2日目にがん検査
というスケジュールがおすすめだそうですが、1日で一気にやってしまってもいいとのこと。
生活習慣病検査には前日からの食事制限が必要ですので、商品が届いたらまずはパッケージの内容確認をしながら、検査を行うスケジュールを確認するとよいでしょう。
とはいえ! 食事制限は比較的ゆるいものです。
夕食~検査までの時間が6時間以上空いていればよくて、アルコールもOK。
よほどの暴飲暴食を予定している日を除けばいつでも検査できてしまいます。スケジュールが縛られないのは、主婦にはとてもありがたい!!
説明書は順を追ってわかりやすく書かれているので、一読するとイメージトレーニングができます。
同封されている黄色い封筒と小さいジッパーバッグ(プチプチ含む)は検尿送付用のものなので、捨てないでくださいね。
「おうちでドック」で生活習慣病検査
似たようなキットが並んでいますが、左側が「生活習慣病検査」用のもの、右側が「がん検査」ようのものです。
まずは「生活習慣病検査」の様子をご紹介します。
「がん検査」キットと比較すると、紙類が少し多い。喫煙頻度等々を確認する「質問表」と、腹囲計測用の「紙メジャー」が入っているためですね。
生活習慣病の質問表には血圧記入欄もあったのですが、自宅に血圧測定器があるわけでもなし、直近の血圧はわかりませんでした。
身長体重等も含め、この欄は空欄でもよいそうです。
(とはいえなんだかもったいない気がして、過去数年分の血圧結果の平均を書いておきました…)
「おうちでドック」の尿検査キットがすごすぎる
尿検査のキットが感動的だったのですが、すっかり撮影を失念しておりました。悔やまれる……
公式動画があったのでよろしければご覧ください。
2:18あたりから「おおお!」となります。尿を空気に触れさせぬまま郵送してしまう、すごい技術です。
痛いのか!?「おうちでドック」セルフ採血
いよいよやってきた、採血のとき……
たった数滴とはいえ血を出さなければならないだなんて、大変な恐怖です。
ビビリの私にできるんだろうか。しかし我が身の健康を調べねばならぬ!
意を決し、まずはキットをスムーズに使えるよう、ひととおり準備をします。
アルコールシートを開封しておいたり、絆創膏のはくり紙をめくっておいたり、採血用の針のフタを開けたり……
準備万端。採血に向けて鼓動が高鳴るぜ……
おすすめは中指とのことだったので、ピンクと白の2トーンカラーがかわいい(がんばってポジティブな表現をすることで自らを奮い立たせている)使い捨て針を指にぎゅっと押し当てます。カチっと音が鳴ったらOKの合図。
テーブルの上に手を置くと安定します。心は不安定ですが。
何度も心を奮い立たせ、それでも勇気が湧かず……を何回か繰り返しました。
(TV番組のバンジージャンプで芸人さんがこんなに往生際が悪かったら、きっと視聴者はイライラするだろうなというレベル)
お医者さんがテレビで「ゆっくり注射針を刺すと痛い。サッとやってしまったほうがいい」とおっしゃっていたのを思い出し、最終的には勇気を振り絞りました。
ひとおもいに、エイッ!
(カチッ)
(……痛くない!)
拍子抜けするほど痛みがありませんでした。
新しい紙で指を切ってしまったときのほうがずっとずっと痛いです。
何をビビっていたんだろう……。
ホッとして力が抜けてしまいましたが、ノンビリしていると血が凝固してしまいます。
<血の写真があるので、苦手な方は飛ばしてください>
使い捨て針はとても細いので、傷をつけただけだと血液がなかなか出てきません。指の根元からしごくようにして血液をしぼりだします。
……ドラマ『家なき子』でこんなシーンがあったよなあ。自分の指を傷つけて、血でお札に「助けて」と書いて窓のスキマからお札を飛ばすという……。
血が出てきたら、吸引器の先(白色)が真っ赤に染まるまでしっかり吸い取ります。
ここまでできたら、一旦、指に絆創膏を。しかし落ち着くのはまだ早い!
血が固まってしまう前に、血を吸った吸引器を溶液に投入。ここまできたら一息ついてOKです。
トイレに行くなり水を飲むなり、ほっとしたら次の工程にまいりましょう。
一息ついたら、血液を落とした溶液をブギーな胸騒ぎがするまでシェイクします。およそ30~40回に相当します。
<血の写真終了です>
振り終えたら、専用のシリンダーをギュッと挿入。みるみるうちに血が透明になっていく不思議……。
赤いままだとNGなので、キットの再送を依頼することになります。
ちなみに予備針も、失敗してしまった場合は再送してもらえますよ!
▼血液検査の流れもYouTube動画で紹介されています。イメトレに最適!
パッケージを郵送して終了!
血液が入ったシリンダーはもちろん、採血時に使用した使い捨て針(キャップ含め)やアルコールシートなどなど、今回の検査に使用したすべてのものをもともとのパッケージに詰め込みます。
まるっと郵送すると、シリンダー以外のものは医療ゴミとして廃棄してもらえるのです。(検尿キットは各自そのままゴミ箱へ!)
郵送時は質問表や申込用紙の同封をお忘れなきよう。
申込用紙は複写用紙になっているので、自分用の控えは手元に残しておくことにも注意です。
私は全部送ってしまう寸前でした。危ない。
上記の「生活習慣病用血液検査」のほか、「尿検査」「がん検査」用の尿および血液もそれぞれ郵送しました。
主婦やフリーランスこそ定期検診が必要
フリーランス(ほぼ主婦)をしていて思うのは
「本気で、身体が資本」
だということです。
5月の急な暑さで体調を崩したのですが、まったく仕事が捗らず苦しみました。
風邪なら1日2日のことで済むにしても、通院や入院が必要な大病を患ってしまったら、病院に行く時間、費用、もろもろの捻出が大変です。
さらに
- 仕事ができない間、給与を振り込んでくれる人などいない
- 主婦業には休みがない
という現実があります!!!
身体が資本のフリーランスや主婦こそ、定期的な検診が必要。
「おうちでドック」の採血にかかる時間は、慣れてしまえばわずか10分程度。
大事だとわかっていても病院に行くのは面倒くさい……という方に本当におすすめしたいです。
約2万円という価格にためらう方もおられると思います。そういうものこそ「プレゼントにもぴったり」!
私事ですが、劇団で役者をしている弟や、自営業を営む両親宛にプレゼントするのもいいかもなと思いました。もうすぐ父の日ですしね。
▼商品詳細およびご購入は下記リンクよりどうぞ▼
おうちでドック(女性用)おうちでドック(男性用)
おうちでドック(おトクな男女2個セット)
「おうちでドック」ドキドキの検査結果
検査結果は2週間ほどで届きました。
ぐだぐだと書くより検査結果表をご覧いただいたほうが早いですね。
では、どうぞ!
超 健 康 体 !
おもしろい(私はおもしろくないことになりますが…)結果をお届けできず、申し訳ありません。
検査結果の紙はA3サイズで2つ折りになっており、下半分に詳細が書かれています。
とはいえ、「アルブミン」とか「クレアチニン」とか言われても、なんだか聞いたことはあるもののその数値がどれくらいだといいのか、悪いのか? といったことがわかりません。
そこで頼りになるのが、同封されている解説資料です。
これと照らし合わせながら自分の検査結果を見てみると、気になるポイントも理解しやすくなります。
今回はたまたま「超健康体」でしたが、これは「今」のことでしかありません。
1ヶ月後、半年後、1年後に何がどうなっているかなんて予測もできないのです。
「一応」「念のため」と言いながら生命保険に入られている方は多いと思います。
「おうちでドック」のような健康診断だって、「掛け捨て保険」のようなものではないでしょうか。
年に1回、2万円強と思えば安いものです。
もし健康診断の機会や病院に行く時間が取れないという方がいらっしゃいましたら、興味本位でかまいませんので、ためしに検査してみていただけたらと思います。
「超健康体だった」と思えるのは幸せなことだな、と感じています。
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