言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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SHAKE SHACK(シェイクシャック)恵比寿店に初訪問。バーガーひとつで930円!

「NYのイカしたハンバーガーショップが日本初上陸!」と鳴り物入りで東京・外苑前に2015年11月にオープンした「SHAKE SHACK(シェイクシャック)」。行列ぶりは各種メディアで報道され、入店までに3時間かかるとかなんとか言っていたのは記憶に新しい……けど2年以上昔のことなのか!

もはやブームも落ち着き、都内と横浜・みなとみらいの風景として馴染んでいるこのハンバーガーショップ、私はいまさらながらの初訪問を果たした。

ところで、3時間待ちってすごいよなあ。2時間以上の行列を見ると

「ねえ信じられる?船越英一郎が殺人事件を1つ解決できる時間を超えているのよ?」

と言ってしまう私の癖をどうにかしたい。おもしろくもなんともないのに、鉄板ネタを披露しているかのような表情をしてしまうところも罪深い。こうなったら、くしゃみをするとbless youと返すのと同じくらい定着化させてみようか。

そうではなくて、今日は「はじめてのSHAKE SHACK」のお話です。

日本2号店の恵比寿でメニューがわからずドギマギ

シェイクシャックは2018年1月時点ですでに6店舗展開されているが、そのなかでも日本上陸2号店として話題となった恵比寿のお店にお邪魔した。

窓が大きく開放感のある店内。ニューヨークにいる気分とは言わないまでも、インターナショナルスクールの学食ってこんな感じなんじゃないかと思わせるくらい、スタイリッシュで来店客層も様々。Wi-Fiもびゅんびゅん飛んでいる様子(使っていないので速度は不明)。

私がクールな顔を決めていられたのはレジカウンターに立つまでのこと。それ以降といったらもう悲劇、面の皮の厚さだけが自慢の「私ここ初めてなのよオバサン」と化した。

なにしろ、メニュー名がワカランのだ。

上記のメニュー写真を見よ!これと同じ文字列がズラズラと書いてあるだけのメニュー表なのだ。写真なしで「ユーコンポテトのクリンクルカットフライ」とか言われてもわからんのよオバサンは!

まだ20代の職場の後輩を連れて行ったものの、彼女も初訪問でメニューがわからないと言うではないか。レジの快活なアルバイトの女性(女の子とか言っちゃいけないのよねきっと)が愛らしく親切で、私たちの「これは?」「それは?」「それじゃこっちは?」と度重なる質問に丁寧に答えてくれたのでなんとかオーダー完了。お店が空いている時間でよかった……。

シャックバーガー&シュルームバーガーを実食

必死でレクチャーしてもらいながら選んだのは下記の通り。

 

  • シャックバーガー(チーズバーガーにレタス、トマト、シャックソース/シングル680円)※レタス、トマト、ピクルス増量
  • シュルームバーガー(3種類のチーズを包み込んで揚げたポートベローマッシュルーム、レタス、トマト、シャックソース/930円)※ピクルス増量
  • チーズフライ(チェダーとアメリカンチーズのスペシャルブレンドソースをかけて/スモールサイズ400円)
  • アイスティー(スモールサイズ230円)
  • フィフティフィフティ(レモネードとアイスティーのハーフ&ハーフ/スモールサイズ250円)

 

これで2,689円もした。場所を選べば、銀座のレストランのランチ2人分のほうが安いぜ……。

でも、バーガーのパティは「ホルモン剤を一切使用していないアンガスビーフ100%。シェイクシャックオリジナルの配合で挽き立ての牛肉を使用し、ミディアムで焼き上げています」とのことなので、そのクオリティ代もあるんだろうな。ちなみにバーガーの野菜増量は無料なので、お願いするよりほかありません。

オーダーが終わるとブザーのようなものが渡される。できあがるとこいつがブルブルと震えるのでカウンターまで取りに行くという流れ。カムヒアオッフンとな。来ねえよ初めてだよお洒落すぎて既にちょっと疲れたよ!!!(やけくそ)

ブルルとブザーが震えたので取りに行くと、ブリキのトレイにバーガー類がもりもり。脱脂粉乳が乗っていても良さそうなトレイ(想像です)が、こんなにもクールに……。

見目麗しきハンバーガーが眩しい。厚切りの野菜が鮮やか。某ドナルドのぺらっぺらのピクルスとは大違いだ。葉っぱがキラキラと輝いている。すごい、すごいぞSHAKE SHACK。

……しかし、だ。

私は「チーズフライ」に対する誤解が悲しくてしかたがなかった。私は揚げたカマンベールチーズみたいなのが食べたかったのだ。

チーズがかかったポテトなんて、まったくもって望んでいなかったのに!

しかもこれ、ごはんとお箸だったらやっちゃいけない構図じゃないか……これが異国の風というやつなの……?

半分喜び、半分哀しみで食らいついたシャックバーガーは確かにおいしかった。バンズから溢れんばかりの具が口からこぼれないように、受け口気味に食べた。俗に言うシャクレである。シャックだけにね…

野菜増量が仇となったのか、バンズが水分でふにゃふにゃになっていたのはいただけない。でもピクルスがおいしくて、単品でも食べたかったくらい。肉とピクルス、一緒に食べるとさらにおいしい。

後輩は後輩でシュルームバーガーにかじりつくやいなや「これ、マッシュルームじゃなくてシイタケですよ」とボソリ。

「シチューに入りがちなあの白い背の低いきのこではなく?」
「そうです黒いシイタケです、マッシュルームじゃあありません」

むむ、確かに黒いぞ、虚偽記載か!とか思っていたら、それは紛れもなくメニューに記載されていた通りの「ポートベロマッシュルーム」なる巨大マッシュルームだった。我々が無知だっただけか……時代はマッシュルームといえばポートベロだったのか……。

これがNYのハンバーガーか…新たな風に触れる楽しさ

シェイクシャック、おいしかったけれど高かったしメニューが難しかったので、よほどのことがない限りは再訪しないだろうなあ。でもドリンクがお手頃だったので、Wi-Fi環境を求めているときは便利そう。

とはいえ、流行(といってもオープンから2年以上経っているけど)のお店に行く楽しさを満喫できて大満足。店内のつくりなどもおしゃれで興味深かったです。なぜあれほどまでに写真を出さないのかは疑問だったなあ。なにか理由があるんだろうな。

「いつものお店」が安心するし確実においしいのだけど、たまにはこういう冒険もいいものですね。

※公式サイト:SHAKE_SHACK

※公式サイト内 恵比寿店のページ:アトレ恵比寿 | SHAKE_SHACK

※メニュー名および価格は訪問時のものです