「コンビニの千切りキャベツ(100円)とチルド惣菜を混ぜて食べると、ドレッシング不要でウマイ」ということに気づき、日夜最高の組み合わせを求めてコンビニに通っている。
※千切りキャベツ×煮玉子
これまでに試した、12種のコンビニチルド惣菜と千切りキャベツのカップリング。
年度末ということもあり、とりあえず順位をつけて整理してみようかという記事の続きをお届けしたい。
TOP10ではなく「TOP12」という、かなり志半ば感のある数字を通じて、私がいかにコンビニ千切りキャベツ道、略してキャベ道(きゃべどう)を追求しようとしているかが伝われば幸いである。
前回の記事では12位~6位を発表した。
今回はついに、現時点でのTOP5を発表!
キャベツ×コンビニ惣菜 その足跡
- いわし生姜煮(ローソン)
- おでん
- かぼちゃサラダ
- 牛すじ煮(セブンイレブン)
- 牛もつ煮(セブンイレブン)(サークルKサンクス)
- ザーサイ
- さんまの塩焼
- 筑前煮
- 半熟煮たまご
- ひじき煮
- 豆とひじきのサラダ
- 焼貝ひも
※コンビニチェーン名が書かれていないものはすべて「ファミリーマート」製
※クリックすると順位がわかります
第12位~6位はこちらから
第5位 牛すじ煮(セブンイレブン)
5位で初めて登場、セブンイレブン製商品。
約170キロカロリーでありながら、かなり食べごたえがあるのが高ポイント。
お肉の力なのだろうか、満腹感というとやや語弊があるのだが、とにかく口の中とお腹が充実し、食べた!という感覚が味わえる。
実は牛すじ煮よりも先に試した惣菜があり、それが・・・
第4位 もつ煮(セブンイレブン)(サークルKサンクス)
そう、もつ煮。
もつ煮がおいしかったからこそ、類似したものを求め、第5位にランクインした「牛すじ煮」を手に取ったのだ。
たまたま出先で入ったコンビニがセブンイレブンで、それならばファミマでは見かけないものを、と手に取ったのが「もつ煮」だった。
(ファミマ製もつ煮も存在するのだが、普段利用している店舗では扱いなし。
店舗によって取り扱われている品に差があるのも、おもしろさのひとつ!)
初のセブンイレブン製品に心躍らせながら、キャベツ袋を開封。
本来であればハサミで開けた方が食べやすくなるのだが、手元にない。
ならば仕方ない、エイヤッと手で開いてみれば、ビニール袋に思わぬ亀裂が。
ポテトチップスの袋を開けた時に遭遇しがちな、あの事件である。
それでも私は果敢に、不安定になったキャベツ袋にもつ煮を注ぎ込んだ。
※裂けてもなお、挑み続ける
油断をすれば、もつ煮汁がテーブルにビシャァと広がってしまう・・・絶体絶命の環境を楽しむヒリヒリ感が良いスパイスとなったようで、それはそれは、おいしかった。
とにかく、味噌味の煮汁とキャベツの相性が抜群にいい。
ちょうどキャベツがクタッとなるくらいの汁量だったのもよかった。
さらに、もつ=お肉。
第5位の牛すじ煮で申し上げた通り、お肉がもたらす「食べた感」も満喫できるのだ。
あまりにもおいしかったので、サークルKサンクスでも調達。
余談となるが、
- ファミマ製キャベツ:130g
- セブンイレブン製キャベツ:150g
- サークルKサンクス製キャベツ:140g
である。
今回は袋のアクシデントに見舞われることなく、安定したキャベツタイムを楽しむことができたが、セブンイレブン製のものよりも「油脂のかたまり(上記写真の白いもの)」が気になった。
上あごに残る、ザラリとした感触。
好ましいものではないが、そもそも、電子レンジ加熱OR湯せんしなければならない製品を冷たいままいただいている私に落ち度があるので、ここは目をつぶりたい。
味と食べごたえには大満足!
近日中にファミマ製もつ煮も試さなければ。
それにしても、こんなにもキャベツと味噌の相性が良いとは思わなんだ。
サバ味噌缶×キャベツという組み合わせに対する意欲が止まらない・・・。
※缶詰を会社に持ち込んだことは、既にあります
第2位 ひじき煮・ザーサイ
どうしても、ひとつに絞れなかった2位!
ひじき煮のヘルシーぶりは周知の通りだが、カロリーという点のみに着目してみれば、ザーサイも1袋たったの35キロカロリー。
味もカロリーも大満足の第2位の2品なのである。
■ひじき煮
キャベツと惣菜を一緒に食べることのすばらしさを教えてくれたのは、ひじき煮だった。
思い出深さでは断トツの1位だ。
味の濃さ、煮汁の量、そしてヘルシーっぷり。いずれもパーフェクト。
ところどころで遭遇するレンコンがまた、いい味を出している。
おいしくて余すことなく全部いただきたいのだが、いかんせん、千切りキャベツもひじきも細かいため、箸では取りきれない。
この組み合わせを楽しむときは、絶対にフォークをお使いいただきたい。
■ザーサイ
はじめに申し上げたい。
ザーサイはその香りにより、「食欲刺激」という暴力をふるいがちな食材である。
すべてはラー油のせいなのだが、空腹でキュルルと鳴く胃袋に突き刺さる、あの香りを思い浮かべてほしい。
開封した瞬間、効果発動である。
万が一にも学生よろしく早弁される際は、周囲のメンバーの腹具合にお気遣いいただきたい。
味の濃いザーサイをキャベツ袋へ。
ザーサイ同士がひとかたまりになっているのを、がんばって手でほぐす。
ザーサイには煮汁要素がないため、ここでがんばらないと、キャベツの一部は「素材そのままの味」を楽しまざるをえなくなる。
その努力の先には、おおっ、と声が漏れるほどのおいしい時間が待っている。
正直なところ、ザーサイにはなんの期待もしていなかった。
好物ではあるが、なにしろ煮汁が含まれていないし、お腹も膨れなさそう。
「キャベ道を究めるための経験のひとつ」としか捉えていなかったのだ。
ところがどっこい!
うまい!!
そして確信したのだ、「白米に合うものはキャベツにも合う」と!
もつ煮、牛すじ煮、さんまの塩焼き。
どれも最高においしかったのは、この法則ゆえ!
この流れを踏まえて、いよいよ第1位の発表である。
第1位 いわし生姜煮(ローソン)
初登場にして1位を掻っ攫ったローソン製品。
「ごはんの友は、キャベツの友」という法則を見つけた今、我ながら納得の1位である。
他製品と比較した際の優位点は、
- 充実感
- 低価格
- 食べやすさ
■おわりに
2回に分けてご紹介した、全12種の惣菜とキャベツの千切りの配合レポート。
栄えある第1位は「いわしの生姜煮」だったが、それぞれの惣菜に良さがあり、これがダントツにおいしかったのかと問われると、即答することができない。
そして記事を書き終えて思うことといえば、「まだ、12種しか挑戦できていない」ということに尽きる。
コンビニチェーンが変われば、惣菜の顔ぶれはガラッと変わる。
私のキャベツの道はまだまだ、始まったばかりなのだ。
これからも、未知の可能性に向けて、これからもキャベツの道を究めていきたい所存である。
いつか、キャベ仙人と呼ばれるその日まで・・・!