「メイソンジャー」なる保存容器(おしゃれ瓶)に野菜を詰め込む「メイソンジャーサラダ」が注目を集めているらしい。
ということで、
このムーブメントを踏み台にし、「コンビニの千切りキャベツ(100円)とチルド惣菜を混ぜて食べるとドレッシング不要でウマイ」というマイブームをお披露目したのが約1か月前のこと。
※こういうことです
飽きることなく、来る日も来る日もキャベツとひじきを食していたものの、上記の記事に対し「コンビニのものは味が濃いから、なんでもおいしいはず」といったコメントをいただいたことをきっかけに、「コンビニキャベツ」×「コンビニ惣菜」の配合の旅をはじめることにしたのだ。
ゲーム「ダービースタリオン(馬の配合)」、「ドラクエモンスターズ(モンスターの配合)」「ペルソナ(お化けの配合)」・・・いずれも挫折した私だが、がんばれるだろうか。
※お化けではないです
■年度末なので、一旦清算
不安とともにはじめた配合実験であったが、これまでに12種との配合に成功している。
気に入って複数回食べているものもある。
まだまだ実験数が足りていないものの、季節はもう「年度末」。
またの名を「清算の季節」。
ということで、現時点での結果報告をランキング形式でお届けしたい。
その先に、春が待っている。
※以下、あいうえお順にて。クリックすると順位がわかります
※コンビニチェーン名が書かれていないものはすべて、旬の「ファミリーマート」製です
※「どんな面倒くさがりでも、いつでも手軽に楽しめるサラダ」であることが利点であるため、調理器具と食器を使わないことにこだわっています
キャベツ×コンビニ惣菜 その足跡
- いわし生姜煮(ローソン)
- おでん
- かぼちゃサラダ
- 牛すじ煮(セブンイレブン)
- 牛もつ煮(セブンイレブン)(サークルKサンクス)
- ザーサイ
- さんまの塩焼
- 筑前煮
- 半熟煮たまご
- ひじき煮
- 豆とひじきのサラダ
- 焼貝ひも
第12位 焼貝ひも
「乾物とキャベツを混ぜてからしばらくおいておくと、乾物がふやけて、キャベツにいい具合に味が染みこむんじゃないかないか」という干ししいたけ発想でチャレンジした事例である。
朝8時ごろに混ぜ合わせ、
昼まで、冷蔵庫にて放置。
昼、封印解除。ドキドキ・・・
いただきます!
口に放り込んだそれは、「焼貝ひも」と「キャベツ」に間違いない。
それぞれにおいしい、それぞれに好きだ、が、
「合体したからこその強さ」なるものが、欠片も感じられない!
敗因は「キャベツの水分量の少なさ」だろう。
家で千切りしたものとは完全に異なる代物なのだということを実感。
乾燥肌の千切りキャベツに乾燥肌の焼貝ひも・・・融合の余地なし。
故に今回のビリである。素材は、いいのに・・・。
封印状態のまま、電子レンジで少し温めてみたらよかったかもしれない。
蒸気の効果で、いつか手と手を取り合える。
そんな両者に期待したい。
第11位 豆とひじきのサラダ
記念すべき、ファースト配合商品。
これを機に、キャベ道(きゃべどう)を突き進むことを決めたのだ。
肝心のお味は薄めだった。
たまたま相手が容量少な目のキャベツ&レタスだったからよかったものの、いつも用いている千切りキャベツ(200g)では、追加ドレッシングが必要になったに違いない。
豆とひじきのサラダ自体のお味は、ほんのり酸っぱくさわやかで、おいしい。
単品でお召し上がりいただいたほうが輝く一品だ。
第10位 半熟煮たまご
汁を含んでシャビシャビになったキャベツが好きだ。
生姜焼きで1番おいしいのは、生姜焼き汁に浸されたキャベツだと信じている。
そこで、これだ。煮汁まみれの煮たまご。
なにより煮たまごは大好物だし、これだけの煮汁があれば、ハリのある千切りキャベツは瞬時にクタクタになるに違いない。
さっそく、煮たまごとキャベツ、合体!
カットしていないたまごとキャベツを調和させることは難しく、たまごは単独でいただくことになった。
でも、底の方に、汁まみれキャベツが待っているから・・・!
期待を重ねながら、ついにキャベツをいただくことに。
しかし、煮汁の味が薄いのか、どうもしっくりこない。
まずくはないが、うまくもない。
とにもかくにも、パンチがない。
あっさりしすぎているのだ。
あと、煮汁が多いので、
食べ終えたときの後始末が面倒くさい。
・・・と酷評しているが、後日、この食べ方で再度キャベツを堪能した。
なんだかんだで満足はできているのだ。
それにしても、卵って本当においしいなあ。
「食べるなら コレステロール値、無視できるうちに」
煮たまご、心の俳句・・・(字余り)
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第9位 おでん
おでんはイレギュラー選手だ。
通常、キャベツの袋に惣菜をINするのに対し、おでんは当然ながら、
ここに、
こう。
キャベツをおでんにINする格好である。
ファミリーマートさんのおでんの出汁は、他チェーンに比べて濃く、しょっぱい気がする。
そのまま飲んでしまうことがほとんどだが、本当ならお湯を足して薄めたうえで飲み干したい、そんなレベルである。
そこで活躍するのが、キャベツ。
具を食べ終えたおでん容器に、どーんと1パック放り込む。
あっという間に、大好物の「しゃびしゃびキャベツ」の完成である。
ただし残念なのは、出汁がぬるくなる点。
もしも電子レンジがある環境ならば、少し温めてみるのもよいだろう。
ファミマさんのおでん容器はそのまま電子レンジに投入可能なので、ありがたい。
第8位 かぼちゃサラダ
ファミマさんのかぼちゃサラダは、他チェーンのものよりもマヨネーズ量が多いように思う。
つまり、味が濃い。
ご覧あれ、このマヨネーズ(っぽい)部分の多さを!
当然、キャベツとの相性は抜群。
かぼちゃサラダ単体だと濃すぎるお味が、ぐっとマイルドに。
しょっぱいものが多い惣菜たちとの相性を追求するキャベ道(きゃべどう)において、甘みを含むかぼちゃサラダの存在は貴重である。
第7位 筑前煮
日々、「疲れたときは揚げ物」を声高らかに主張しているが、本当のことを言うと、焼き魚と煮物が大好物。
そんな私にとって、筑前煮というのは、国民的アイドルばりの存在なのだ。
しっかりと味が染みこんだ根菜、クタッとしたニンジン、そしてこんにゃくのつるんとした喉ごし、極めつきは鳥肉。
ヘルシーそうな顔をしておきながら、お肉が入っているというのがすばらしい。
野菜だけでも十二分においしいが、やはりお肉によって食べごたえと満足感は大幅に高まる。
その上、キャベ道に欠かせない「煮汁」も含んでいる。
まさに360度アイドル。それが筑前煮。
本来であれば、湯せんまたは電子レンジで温めてからいただくもののようだが、調理済みのものが中に入っているのだ。気にする必要もなかろう。
そのまま、INだ!
♪(あっためるのが、)めんどくさいんだからァ~
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※使えるフレーズ、使えるうちに
筑前煮はやっぱりおいしいと実感する一方で、キャベツとの相性は決して「良くない」。
第10位にランクインした煮たまごのパターンだ。
具は具でおいしいのだが、キャベツとのハーモニーを奏でるタイプではなかった。
ただ、それは購入する時点で、なんとなくわかっていたこと。
それでも挑戦し、「あ、やっぱり」と納得してもなお負の気持ちが湧いてこないのは、筑前煮が持つアイドル性ゆえだろう。
虜になったら終わりだ、筑前煮。
最後に袋の底に溜まった煮汁とキャベツを食らい、満足したのだった。
第6位 さんまの塩焼き
大きな声でお伝えしたい。
ファミマさんのさんまが、とってもおいしい。
たった200円で年中いつでもいただけるなんて、幸せなことだ。
塩味の具合がほどよく、直ちにごはんが欲しくなる。
※ごはんではなく、パンとともにいただいたこともあります
ごはんに合うなら、キャベツにも合うはず。
そんな確信をもって購入したものの、さんま1尾、どうやって千切りキャベツの袋に入れればよいのだろう・・・
※もちろん、今回も湯せん&電子レンジがないので冷たいままいきます
うーん・・・と2秒悩んだのち、
袋の上から指でぶつ切り という方法に辿りついた。
さんまの塩具合と、キャベツ。
最高!
ただ、さんまがもたらす幸福感は、キャベツ袋という狭い世界で収めておくにはもったいない・・・
ぜひ、お皿の上でお召し上がりいただきたい組み合わせである。
なお、周囲に「香り被害」を与えるドリアン要素も含む品であるため、決して職場のデスクでは実践されないようお願いしたい。
■春は、まだ来ない
サラダたちとの思い出を振り返っていたら、意外にも各エピソードを書き記すのに時間がかかってしまった。
大変恐縮ながら、残り半分のランキングは今週水曜日までに更新いたします。
大掃除で写真と本の整理を始めると、いつのまにか年が明けているパターン・・・
引きつづきお付き合いいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
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