言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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臨月妊婦、こわくない二郎系ラーメンを食べに行く

臨月妊婦だけど二郎系ラーメンの「豚山」に行ってきた!

出産したら行けなくなる場所は多々あります。

そのうちのひとつが「ラーメン屋さん」ではないでしょうか。とくに「二郎」

 

「恐くない二郎系ラーメンに行っておきたい」と知人に相談してみたところ、複数の店舗を展開している「ラーメン豚山」さんが安心ではないかと提案してもらいました。

オミクロン株がますます元気な今日このごろですが、尾身さんも「ステイホームに意味はない」とおっしゃっていたので、開店直後に行って、ひとりで黙食してきましたよ!

 

恐くない二郎系ラーメン「豚山」に初挑戦

二郎といえば、「ラーメン」というひとつのメニューをいかにカスタマイズするかで楽しむお店、というイメージがあります。

 

豚山さんも基本は同じですが、「汁なし」「つけ麺」という選択肢があってびっくり。

スープのあり方までもカスタマイズできるとは……。

かなり心惹かれたものの、いずれも+100円。

「主婦の身には贅沢すぎる!」と自重しときました。私は偉い!!!

 

初回訪問なのだし、基本を堪能すればよいのです。

そんな「基本」のラーメンは、麺量別に食券がわかれています。

125gの「ミニラーメン」、250gの「小ラーメン」、375gの「大ラーメン」。

それぞれ豚肉は2枚ずつ添えられます。

サイズ展開を大中小ではなく大小ミニに分けたあたりは、豚山さんのなんらかのこだわりなんでしょう。


二郎(系)の魅力は太い麺です。

180~200gくらいなら無理なく食べられる自信がありますが、250gは難しいかもしれないな……。

 

なにせこちらは臨月妊婦。神よ、弱気になったことをお許しください。

子宮があらゆる臓器を圧迫しているいま、食べられる量は少なめに見積もるにこしたことはないのです。

 

そんなわけで買い求めた食券は、麺量125gの「ミニラーメン」(730円)と、豚1枚(80円)に落ち着きました。

 

開店直後というのもあり、席は選びたい放題。

食券をスタッフさんに預けて適当な席に腰を下ろします。

カウンターはしっかりアクリル板で隔てられていましたし、調味料も各席に1セットずつ。

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黒コショウだけでなく、白コショウまであるとは!  しかもGABAN!

 

そして「恐くない二郎系」として勧めてもらったことにも納得の、懇切丁寧な注文マニュアルを発見。

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これも各席に貼られているので、一見さんの身としては大変助かります。

 

二郎系のやさしさ、それはトッピングが無料であること。

なのにこれが「なんやらかんやらマシマシ」という呪文に化したことで、「なにやら恐い場所」というイメージにつながっている気がします。

これだけ丁寧に「呪文の内訳」を書いてくれていれば、恐れる要素はほぼ無!

スタバやサブウェイのほうがよほど恐怖です。

 

このマニュアルによると、「呪文」は店員さんに「ニンニク入れますか?」と尋ねられたときに答えるルールのようです。

言うタイミングも明記してくれているなんて、本当に親切……!

 

ということで、野菜を「マシ」(300g→450g)してもらうことにしました。

おいしいからこそ後悔する

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しばしの待機後、眼前に現れたミニラーメンがこれです。

野菜マシにしてもなお、かなりフレンドリーな外観ではないでしょうか。

 

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それでも、豚はたった1枚でこの存在感!

ケチケチしない厚切りっぷりがたまりません。

 

さて、麺がスープを吸う前に、かつ野菜にスープをたっぷり纏わせるために、「天地返し」というやつもやってみましょう。

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野菜の量に対して麺の量少なすぎ……

本家二郎では、こういう頼み方は怒られるんだろうか。

だって野菜は増やしてもタダなのですよ?

麺量減らして野菜でカサ増しって、ケチンボ行為になってしまいます。

豚山さんは嫌な顔ひとつせず対応してくれたけれど、いつの日か本家にお邪魔するときは気をつけた方がいいのかなあ。

 

それにしても立派な麺です。太麺好きなのでとてもうれしい!

やっぱり小ラーメン(麺量250g)にしておけばよかったかな。

でも麺を残すのは嫌だしなあ……と想いを馳せていたら、

 

「麺少なめで」
「200gくらいでいいですか?」
「そうしてください」

 

という鮮やかなやりとりを目撃してしまったのでした。

ああ、もっと厚かましくいけばよかった!

でもこうやって後悔している自分もKawaii😇

産後だってラーメン屋さんに行っていい!

麺もさることながら、スープに浸したもやしは永遠に食べられる予感でした。

「マシマシ」でもよかったのかもしれない。

生卵トッピングとかもいいな~なんて思いながら完食です。

とにかくおいしかった! 恐がらずに行ってよかった!

 

早くまた来たいなあ、と思っているけれど「独り身の自由」のタイムリミットは刻々と迫っているわけで、もしかしたら最初で最後の豚山さんだったかもしれません。

 

オープン直後訪問だったこともありテーブルがきれいで安心しましたし、エプロンや黒烏龍茶自販機も完備しているし、客席の間隔にゆとりがあるしで、居心地良く食べられたことも「おいしかった!」につながりました。

 

お客さん方がなかなかマイペースだったのも、このお店の優しさゆえでしょう。

あの超丁寧オーダーマニュアルがあるにもかかわらず、食券を出すタイミングで「マシマシの呪文」を唱える方々。

食べ終えてから自席を拭かずにもやしまみれで退店したあの殿方。

彼らが目黒の二郎に行ったらどういうことになってしまうんだろうと震えました。

(私の想像上の目黒二郎はとても恐いお店として仕上がっている)

 

せっかくだから「産前最後に目黒二郎」を体験してみてもよかったのかな。勇気ないけど。

 

……いやいや、産後だって目黒二郎しちゃえばいい!

夫に預けるもよし、友人を頼るもよし、自治体のサポートを頼るもよし。

 

正直なところお金に余裕がないので、シッターサービスを提供している民間企業のお世話にはなれないでしょう。

でも、そういうときこそアタマ使わないと!

「お金ないし……お金を稼がない主婦の身だし……」なんてつまらないこと言っていじけているあいだに、きっとカツオくんなら「お金をかけずに子どもを預けてラーメン屋さんに行く方法」を5つは思いつくぞ! 

花沢不動産は彼のそういうところを買っているんだ!

 

でもまあ、カツオくんが名案を思いついたとしても目黒二郎には行かないと思いますけどね。やっぱこわい。

時代は令和、「我慢してこそ、犠牲になってこそ、母」という昭和(というか戦中?)母親像にはひきずられないぞ!

わがままとか母親のくせにとか主婦のくせにと言われても、自分の幸せは絶対にあきらめない。