言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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妊娠10か月目にしてついに習得!私の「自分のご機嫌取り」方法

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妊娠39週に入ってしまいました。臨月生活も終わろうとしています。

腹が膨れに膨れると、こんなにも不快になるのか! という日々を送っています。

寝ても座っても立っても、食っても遊んでも不快だ!!!

 

今日は「そんなときでも自分の機嫌をとれるようになってきたよ!」という話です。

 

 

妊娠中、Netflixや積ん読本を消化できると思ったら大間違いだぞ

苦しんでいると「おとなな私」が耳元に現れて

「その不快感があるからこそ幸せひとしおになるのよ、新たな命を授かれたことへの感謝を忘れてはいけないわ」

と諭してくれます。

ときによっては「そうだわねえ」と同意して落ち着くものの、別のタイミングでは「しんどいモンはしんどいんじゃ! 感謝もクソもないわァ~~~!」と余計にイライラ……

 

つい先日はまさに、自分をうまくコントロールできない、不快感たっぷりの日でした。

僅かに残る良心が「自分の機嫌がとれないようではこれからやっていけないぞ!」と叫ぶものの、どうやったら自分をご機嫌にできるんでしょう?

 

妊娠してからの10か月、体調も気持ちもめちゃくちゃになりました。

それこそ自分の機嫌をとろうと思っても、とにかく気力がわかない。これには本当に参った!

 

妊娠発覚直後は

「どれだけ横になっていても、ダラダラしていても怒られない期間じゃないか!」

なんて思っていたのに、いざNetflixなどを観ようとしても、気力が出ないのです。

観ようという気も起きない。観る作品を選ぶのもめんどうくさい。

マンガも含め、本も同様でした。

大好きだと思っていたラジオやポッドキャストを聴くのもしんどい。

麻雀もイラストロジックもやる気が起きません。

 

「気分転換に散歩をするといいよ」というアドバイスは、誰しも見聞きしたことがあると思います。

しかしこの散歩が本当に苦手で!

「気分転換」以外の目的をもたずに歩くなんて……できます?

喫茶店やランチスポットをゴール地点に定めるとか、お買い物しながらウォーキングとかは、できる。

でも「素敵な景色」「歩いた足跡で地図上に絵を書く」「ポケモンGO」などはモチベーションにならなかったのです。

「がんばったんだから、物的報酬をくれよ」という気持ちになる(笑)。

「夜景をプレゼントする甲斐がない女」ジャンルだったらTIME誌に載れるかもしれないぞ!(そんなんプレゼントされたこともないけどさ)

「やる気がでない今でもできること」は自分にとって本当に大事なこと

そんな私に残された楽しみといえば「食べること」だけでした。

逆に言うと、これまで私はなんらかのコンテンツ摂取を割と「好きなこと」だと思っていたのに、「食べること」に比べれば天と地ほどの熱意の差があったということです。

これは妊娠して改めてわかったことでした。

(産後、フード関係のパートが見つかるといいなあ。希望はナポリタンを出す喫茶店だけど、育児中BBAには難しいだろうか……)

 

とくに、

  • スーパーで適当に買ってきたもの(出来合いのもの)をひとりで自由な発想でアレンジしながら食べる
  • ひとりでサラダバーに行って「見た目は地獄、味は天国」な一皿を爆誕させる

といった「実験食い」をしているとき、全身が生きがいで満ち溢れるのを感じます。

 

 

こんな感じで、10か月もこのしんどい心身と付き合っていたら、少しだけ自分の機嫌をとるのがうまくなりました。

まだまだ「考え方を変えてみる」みたいな機嫌のとり方はできないのですが、少なくとも「ニンジンをぶら下げる」のがうまくなったかなと。

あれこれと気分転換術を試した結果、食べることが大好きな私が導き出した最高のご機嫌取り方法がありますので、ご紹介!

【食いしんぼう向け】妊娠中の自分の機嫌をとる方法1

  1. 気分転換ができて
  2. 運動にもなって
  3. 主婦(産休ママなど含む)としての仕事にもつながって
  4. 外食するより安価

という4大要素を備えたご機嫌取り術。

それは……

ちょっと遠いスーパーに歩いて行く

です!!! わー! 拍手!

 

では、つい先日のご機嫌取り散歩の成果をご覧ください。

 

 

見よ、半額化した発酵魚類の数々!

これらを発掘したときの喜びといったらもう、ないですよ!

「あったァァァァ~~~~!」と叫びたくもなる!

ついでに王林が1玉100円でした! ちょっと重いけど1玉くらいならと思って購入いたしました。最高だった。

 

この散歩、スーパーの個性を楽しめるのもおもしろいところです。

だんだん「こういうものはあのお店が安い」「海産品はあのお店だと鮮度がいい」なんてことがわかってきます。

役に立たないけれど、BGMのセンスとか(笑)

私がとくに愛用しているスーパーは90年代J-POPをかけがちなのでたまりません。シャ乱Qいいよね~

 

そしてスーパーマーケットでおなじみの儀式といえば「レジ会計」です。

コロナ禍に見舞われてもたくましくパートを続けているスタッフマダムさんたちに会うと、「私もがんばらねば…」と気力がわいてきます。

 

本当なら「散歩がてら外食やお茶」をしたいところですが、産後はなにかとお金もかかりますのでね。

「スーパー散歩」なら家計にもやさしいし、おしゃべりしたり長居したりするわけでもないので、数あるレジャー(?)のなかでもコロナ対策的によいのではないでしょうか。

食べることが大好きな妊婦さんがいらっしゃいましたら、運動代わりになると思ってお試しください。

【食いしんぼう向け】妊娠中の自分の機嫌をとる方法2

あとはスーパーでの戦利品や自宅の常備品や残り物をつかった「実験キッチン」ですね。

たとえば先月は「クレープの皮」なんておもしろいものを入手したので、カッテージチーズやら、いなばのカレー缶やら、その他いろいろを乗せて、ひとりでクレープ屋さんごっこを楽しみました。

肝心のクレープの皮、保管方法が悪かったので半分にちぎれてしまったのですが、ひとりで遊ぶぶんにはまったく問題ありません。

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「実験キッチン」の喜びをシェアできる配偶者さんはかなり少ないと思いますので、別途彼らの食事を用意する必要はあります。

でも我が家はレトルトや冷凍食品もおおいに受け入れてくれるので、苦ではありませんでした。

「自分のメシ(というか実験物というか)は用意するくせに、亭主のメシは用意できねえのか!」

なんて時代遅れな怒りをぶつけてくる配偶者さんでしたら、いろいろ、将来のことを考え直したほうがいいかもしれません……。

 

スーパー散歩と実験キッチンを「心の成長」と称してよいのかという問題はあれど、とにかく10ヶ月間で「自分のご機嫌取りスキル」は上がっていると断言したい!

人間は課題解決できる生き物だ!

腹が不快な日々もまもなく終了です。嫌でも終了します。

その後は眠れぬ日々、悩みの日々、責任ずっしりの日々という、腹の不快ごときでブーブー言えていたころを笑えてしまうような「本章」が待っています。

 

結局10か月間のうち1度も、心の底から「子の生誕が楽しみ!!」と思えたことはなかったなあ。不安が大きすぎて。

そんなことなら産むなーとか、ジコセキニンダローとか、思う人、言う人はたくさんいるだろうと思います。

でもみんな、私のようになんでもかんでも馬鹿正直に愚痴っていない大人なだけです。

頭のなかが「ベビちゃん(この呼び方も苦手)と会えるの楽しみ~♡ うふふ♡」しかないお花畑妊婦さんなんて、あんまりいないはずです。

 

結婚も出産も、後先考えて石橋を叩いて渡ろうとしたって、できないよ。

叩いているうちに「危ないところ」を見つけては躊躇して、気づいたらタイムリミットだよ。

考え込む前にGO!の節があると思います。

 

こと出産に関しては「そんな適当な気持ち産んだらかわいそうだ」とか「新しい命がかかっていることなんだから無責任なことを言うな」みたいな方向に行きがちです。

でも「明日の暮らしに悩まなくて済むお金」があって、「信頼できる人」がいれば、可能性があるうちにチャレンジしてみればいいんじゃないだろうか。

卑屈な心を捨てれば、節約もできますよ。

 

私だって出産は本当に本当に本当に躊躇いました!

子ども好きじゃないし、自分のひとり時間が大好きだし。

34歳までは本当に一生DINKSでいきたいと思っていました。

 

でも35歳になったとき、急に「タイムリミット」の不安が頭をもたげたのです。

夫をはじめ、周囲に私の出産を望んでいる人が多いのもわかっていました。

それまでは無視してきたけれど、タイムリミット感と彼らの想いが常に心に引っかかるようになったのです。

 

産んでも産まなくても後悔します(私はネガティブだからそういう表現になるけれど、ポジティブ変換すると「産んでも産まなくても幸せがある」ですね)。

35歳、高齢出産という年齢ではあるけれど、まだ出産できる可能性が残っていました。

一方で「がんばってみてもご縁がない」という可能性も十分、十二分にあります。

ご縁がなければDINKSハッピーライフを送ればいいのです。

逆にご縁をいただけたら、みんなに孝行できると思ってがんばってみればいい。意外と子育てにハマるかもしれない。なにせ未経験なのでわかりませんが、幸い「頼れる人」が私にはたくさんいますので、どうにかなるでしょう。

こんな考え方を、やはり「無責任だ」と称する方もいらっしゃるでしょう。

でも私はこれでいいと思った。だからゆるゆると妊活をはじめた。

そして36歳になってすぐに妊娠が発覚し、いまに至る。

考え方は人それぞれです。私はこういう考え方でした。

 

さあ、あと1週間で我が子に対面しなければなりません。

不安ばっかりだけれど、それでも、いまはこう思えるのです。

 

なにか課題が現れたら、それを解決しようと努力して、最善の道を選んで生き抜こうと足掻く。

それが”本能”ってものではないですか」

 

今回の「自分のご機嫌取り」なんていうのはちっぽけな一例だけれど、一事が万事、こうやって足掻いてどうにか納得して、生きていくんだと思います。

自分では課題を対処しきれなくてどうしようもないときは、恥を捨てて「信頼できる誰か」に頼る!

妊娠中はできないことが多すぎて、ほんの少し、去年の自分より頼り上手になった気がしていますよ。

こういう自己満足力も大事だな(笑)

 

まだ出産も子育てもしていないのに言えたもんじゃないのだけど、今日の記事をひとことで要約すると

「人間、なんとかなるようになっている」

です!

 

世の母ちゃんたちがたくましい理由、身にしみてわかってきた気がする今日このごろです。

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