12月12日、シュラスコ料理専門店「バルバッコア」がオープンした。
人気シュラスコ店「バルバッコア」が六本木ヒルズに--初のプライベートルームも - えん食べ
シュラスコとは、ブラジルなど南米方面で食されている肉料理。
大きな鉄串に塊肉を刺して焼き上げ、その串ごとテーブルに持って来て、その場で好きなだけ肉をスライスしていただくという、ブラジル流のバーベキューである。
下記記事でも言及されているとおり、ブラジルでサッカーW杯が開催された影響か、開催月の2014年6月以降にオープンした東京都内のシュラスコ料理専門店は5店舗にも及ぶという。
ブラジルW杯年に始動したバルバッコア、その進撃の秘密を探る(東龍) - 個人 - Yahoo!ニュース
※食べ放題といえば、やっぱり東龍さん!
この度六本木に新規開店した「バルバッコア」は、94年に1号店(青山店)オープンしており、日本でのシュラスコ料理専門店のパイオニアともいえるチェーンである。
(※公式サイト:Barbacoa)
パサドールと呼ばれる男性スタッフが、大きな串を持って店内を巡る。
そしてお客さんの待つテーブルにドスンと串を置き、求められるがままに、その肉を切り分けていく。
お肉は、食べ放題!
従来の「焼肉食べ放題」も確かに魅惑的な響きであるが、面倒くさがり屋としては「焼いてから持ってきてくれたらいいのに」というわがままな願いがある。
(焼肉の醍醐味、台無し)
その点、シュラスコは焼き立ての肉を持ってきてくれるというのだから最高だ。
牛肉、豚肉、鶏肉は部位ごとにサーブされ、肉のみならず野菜やチーズ、さらには焼きパイナップルなど、全15種のシュラスコ料理が楽しめる。
バルバッコアでは2時間制だが、本場ブラジルではそうした時間制限はなく、昼に入店してから夕方になるまでずっと食べ続けるようなケースもあるらしい。
だがここは日本。
食べ放題とはいえ、各人の胃の容量には限界がある。
だがここは日本。(2度目)
満面の笑みでパサドールが串を持ってきてくれると、NOと言えない日本人力を発揮してしまう方もおられよう。
そんな貴方に朗報!
入店時にコインのようなものを渡されるのだが、その「赤」の面をオモテにしてテーブルに置いておけば、それは「いまはシュラスコ要りません」の合図。
これでもう、パサドールがやって来ることはない。
彼らの笑顔を裏切る事態には陥らないのだ!
逆の面である「緑」をオモテにしておけば、「もっと肉を!肉をくれ!」の意となり、それはもう何人もパサドールがやってくる。
実に気の利いたシステムである。
日本仕様のルールではなく、本場ブラジルのシュラスコ文化の一環であるというから、すばらしい。
■肉にもれなくサラダバーをプレゼント! だけど・・・
肝心の価格設定だが、平日のランチタイムであれば、シュラスコが食べ放題であるのはもちろん、そこにサラダバー、デザートバー、ドリンクバーもついてきて、たった3000円。
たった3000円。
されど3000円。
たまの贅沢にはよいが、足の小指を角にぶつけるような、じわりと痛い金額である。
ちなみに土日祝となると3600円にお値段UPであり、ドリンクははじめの1杯のみ無料提供という形を取る。
それでも私がバルバッコアを愛せるのは、その魅力が「シュラスコだけじゃない」から。
シュラスコ専門店に行っておきながら何を、と思われるかもしれないが、「シュラスコは頼まない」という選択肢があるのだ。
サラダバー、デザートバー、ドリンクバーで、1800円。
私クラスだとこの金額でもまだまだしんどいところだが、この、ややお高い価格設定をも受け入れられる、価値あるサラダバーだと断言する。
野菜の種類がとにかく豊富で、「サラダ」バーと名乗りつつも、温かい南米料理なども振る舞われる点がすばらしいのだ。
さあ、バルバッコアで「肉なし」プランを選んだ先に待つものとは何なのか!
サラダバーゾーンのご紹介はこちらから!
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渋谷には「シュラスコ食べ放題バルバッコア」というラスボスがいた : たのっちのぶろぐ
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※料理の写真がとてもきれいです!