こんばんは、お詫びの時間です。
同僚が大変な仕事を抱えていたのですがなんとかフィナーレを迎え、先日、依頼主(他社の方)がお詫びにとお菓子を持ってきました。それが、資生堂パーラーのクッキーです。上記写真の通りです。
その同僚がとても「いい人」なものですから、独り占めすることなくみんなに配って歩いていたのです。3枚もいただいてしまいました。私はなにも苦労していないのに。ごちそうさまでした。
さて、このクッキーと「お詫び」という言葉の相性は非常に悪いと感じます。
「差し入れ」という役目を担わせるには適していても、「お詫び」の代弁者にはなりにくい。資生堂パーラーのクッキーは、確かに包装がかわいくておいしいですが、万能ではないと思うのです。
まず、特定の1人に渡す品として「個装クッキーがどーん!」では大味すぎないかと。自分の性格のせいもありましょうが、私だったら「”とりあえず買ってきた”んだな……それで”お詫び”だなんて言われてもね……」と思ってしまうことでしょう。単に「これ、差し入れ」としてもらったなら何も思わないでしょうが、「お詫びに」の4文字ぽっちで相手への苦手意識を強めることになりそうです。
お詫びというならば、例えば、小さいもので良いので、見た目で癒されるようなお菓子であったり、自分が本当においしいと思っている超イチオシのお菓子(レコメンドコメント付き)だったり、新橋・新正堂の「切腹最中」のようなシャレがきいたものだったり……なんらか、想いを込められる1エピソードが欲しいのです。セブンイレブンの高級カップ麺(ラーメン店コラボのやつ)5つとか。5麺で「ゴメン」ということで。…………それこそブチ切れられるかもしれないなー。個人的にはカップ麺よりシマダヤの流水麺がいいです。
▲最近新正堂に伺ったら、店頭にジャンボ切腹最中ぬいぐるみが鎮座していました