※10月20日追記:レビューズさんの企画で伺ったので、タイトルに【PR】と加筆しました
六本木の「アマンド」のすぐ近く。
「1人鍋」でいただくしゃぶしゃぶ店「しゃぶ八」さんがオープンしたのは2014年6月のこと。
取り分けなくていいし、〆をごはんか麺かでケンカする必要もない!たしかに「1人鍋」っていいかもしれないな・・・。
と思っていたところ、ブログでのレビュー記事執筆&依頼のマッチングサイト「レビューズ」さんの企画にお招きいただき、初訪問させていただくことに。
※「レビューズ」について:AMNが企業と質の高いブロガーとのマッチングを行う 「レビューズ」を開始 | アジャイルメディア・ネットワーク
※こちらの記事もレビューズさん経由で書かせていただきました
しゃぶしゃぶ屋さんを営むのはWEB制作会社だった
「しゃぶ八」を運営しているのは「ベースメントファクトリー」というWEB制作会社さん。大手企業のキャンペーンサイト、企業サイトなどを手がけられており、制作事例のサイトも、自社サイトも、さらにはオフィス(自社ビル!)も、何から何までかっこいい。
DJイベントなどで知り合ったアーティストの方々が、「何かおもしろいことをやろう」と立ち上げた会社だというお話を聞き、おしゃれぶりにも納得。
「しゃぶ八」オープンのきっかけもユニークで、「クライアントと気持ちを共有できれば、もっといい仕事ができるはず」という発想のもと、クライアントの先にいる「お客様」とフェイス・トゥ・フェイスで接点が持てることを自分たちもやってみよう、ということで飲食店をはじめることになったそうだ。
ほかにも、スケジュールアプリ「meets」やスカルプシャンプー「バイタリズム」を開発・販売しており、プロモーションも自分たちで行っているとのこと。
なんとガッツあふれる方々なのだろう。クールでホットだぜ・・・。
「しゃぶ八」3つのポイント
この日は店長さんによる「しゃぶ八」の魅力プレゼンテーションの場も。
要点は3つ!
ポイント1「1人鍋」
お肉や野菜の茹でる順番や茹で加減。
些細なことだが、だからこそ好みが細かく別れるし、「もうちょっとクタっとしたネギが好きなんだけど、取り分けてもらっておいて、まさか”もっと茹でて”とは言えないよなァ・・・」みたいな小さな不満が生まれがち(少なくとも、心の狭い私は・・・)。
自分のペースで楽しめる「1人鍋」の文化を広めたいとのことだった。
そのムーブメント、強烈に応援したい!
※店内全席に個別コンロが設置されている
ポイント2「秘伝のタレ」
一見するとゴマだれのように見えるこちらは、お肉との相性を1年弱かけて研究し尽くしたという「秘伝のタレ」。
お肉を最後までおいしくいただけるそうだ。
箸で少しかき混ぜてみるとサラっとしており、ぺろりと舐めてみれば確かに、ゴマだれとは別物。ポン酢のような酸味も感じる。
お肉といただくのが楽しみ!
ポイント3「本物のかごしま黒豚」
しゃぶ八さんで提供している最高峰の豚、それこそが「かごしま黒豚」。
その価値を存じ上げず「へえー」としか思っていなかったのだが、国内の数ある「黒豚」のなかでも鹿児島県産は別格で、食肉市場で牛肉並の値(Bランク)が付けられたこともあるとか。
(※参考:かごしま黒豚 - Wikipedia)
そんな「かごしま黒豚」を名乗れるのは、鹿児島県産のバークシャー種という豚のみで、全国で生産されている年間678万頭の豚のうち、その生産量はたったの1.8%!
「歯切れがよく、柔らかく、水っぽくなく、うまみがある」のが特長らしい。
ただ、しゃぶ八さんで提供している豚肉すべてが「かごしま黒豚」なわけではないのでご注意を。
「かごしま黒豚」コースは5.980円。
いちばんリーズナブルなのは「産地変動 国産特上豚」コース、2,980円。
その他、「岩手県産・岩中豚」コース(3,980円)や、「山形県産・三元豚」コース(4,980円)などもある。
贅沢「黒豚+和牛」ミックスコース(5980円)をいただく
この日いただいたのは、噂の「かごしま黒豚」5枚と山形県産の和牛2枚のいちばん高いコース。
最初にいただいたのは、お通しの明太子。
しかも、「日本一辛い明太子」として有名な平塚明太子だ。
日本酒といただいてみたいなあ。
続いて登場したのが、お代わりし放題の九条ネギ。
「お代わりし放題」に心ときめき、お肉が来るのを待たずして、秘伝のタレに浸していただいてみた。
これと白いごはんで十分幸せになれそうだな・・・。
いやいや、今日の幸せはお肉あってこそ。
というわけで贅沢肉がついに降臨!
めいめい、好きなタイミングで好きなようにいただける1人鍋タイム、スタートだ。
和牛2枚と聞いて「えっ、2枚だけ!」なんて思ってしまったのだが
こんなに大きい。
これで先ほどの「秘伝のタレに浸した九条ネギ」をくるんと巻いていただけば、そりゃもう幸せMAXである。
豚もおいしかったのだが、ブロガーミーティングへの参加が初だったこともあり、緊張してドギマギしていたら「おいしい」以上の感想がすっ飛んでしまった。
たぶん、「歯切れがよく、柔らかく、水っぽくなく、うまみがある」お肉だったんだろうな・・・。
その上「おいしいと写真撮影を忘れる」という「食いしん坊うっかり」をかましてしまい、写真でお肉のシズル感をお伝えできないことをお詫びしたい。
こちらのコースには〆(雑炊、うどん、豆乳カレーつけ麺のいずれか)がついており、私が選んだのは、聞き慣れない「豆乳カレーつけ麺」。
テンションアゲアゲでお願いしたものの、目の前の1人鍋で茹でられていく麺を見つめながら、気づいてしまった。
「せっかくの高級豚&和牛のエキスを堪能しきれない・・・!」
うおおお!なんたる失態!
目の前のブロガーさんの雑炊セレクトが100点満点だ!!!
※雑炊さんに2000点
溶き卵と九条ネギの演出っぷりも見事、見事だぞ!!!
半端ない敗北感!!!
うわあああああ!!!
・・・と絶望に浸りきったところで、はたと我に返った。
目の前の麺が、心なしか悲しそうな顔をしているじゃないか。
(どうせ僕は要らない存在なんだ・・・)
!!!
ごめん、私がキミを選んだのに・・・悪かった、悪かったよ・・・。
鍋から麺を少し取り出し、カレーにつけて、ズズズ。
豆乳カレーつけ麺、ありがとう。おいしいよ・・・。
でも「やっぱり、雑炊が正しかったな」という感想を抱いてしまったことは白状しておきたい。
悔しかったし、よりおいしくフィニッシュしたかったので、「カレーうどんのカレーだって、出汁で延ばすじゃないか」ということで、つけだれのカレーに、鍋に残った出汁を投入。
さらに「お代わり自由」に甘えて、九条ネギも大量投入!
カレー九条ネギスープ、おいしかった。
そして最後の最後はデザートタイム。こちらもコースに含まれている。
「だだ茶豆アイス」「フローズンヨーグルト」「抹茶アイス」「柚子シャーベット」から選べるのだが、ここは「だだ茶豆」で!
枝豆のつぶつぶ感が楽しく、めちゃくちゃおいしかった。
小ぶりなので、甘いものが苦手な男性も、糖質制限中の方にも、ぜひぜひ積極的にお召し上がりいただきたい一品だ。
次回に向けて
贅沢コースを堪能したわけだが、初回ということもあり、多々「心残りポイント」ができてしまった。
心残り1:塩でいただけばよかった
せっかくの高級かごしま黒豚および山形和牛にもかかわらず、お肉自身の味を楽しむことを失念してしまった。
すべて秘伝のタレでいただいてしまったのだ。(おいしかったので・・・)
お店イチオシのタレではあるが、口全体が「秘伝」な感じになってしまったため、次回は勇気を出して、別途取り皿とお塩をいただくことにしたい。
心残り2:白米くださいと言えなかった
お肉×秘伝のタレはもちろん、九条ネギ×秘伝のタレも大変おいしかった。
ただ、少々しょっぱかったので、白いごはんが欲しくなってしまったのだ。
秘伝のタレをかけた白米。絶対においしいに決まっている。
次回こそは「秘伝メシ」を食らうと心に誓った。
心残り3:どう考えても〆は雑炊だ
何も言うまい。
(せっかくいただく豚および牛の生命、そのエキスに至るまで堪能することで感謝の意を示したい!)
接待やデートに特におすすめ!(お店情報)
オープンして1年ちょっとの「しゃぶ八」。
駅から近くて店内もとてもきれい。1人鍋だから妙な気を遣わずに済むのもうれしいところ。価格帯も幅があるので、気軽なデートから接待に至るまで、いろいろとお世話になることができそうだ。
注意としては、リーズナブルな「国産特上豚」「岩中豚」のコースを選んでしまうと、〆は別途200円、デザートも「だだ茶豆アイス」だけは別途100円かかってしまうこと。
メニューにもしっかり注意書きがあったので、客席で「えー、別料金!?」などとプリプリしないように心がけたい。
次回に向けての抱負もできたことだし、一刻も早く、再び最上級コースをできるよう、せっせと働いてお金を貯めたいところである。