言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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食券機に書ききれないメニュー量!那覇「高良食堂」のソーキ汁はボリュームも満点

今月はじめ、沖縄に行ってきた。とにかく沖縄料理が食べたいという想いだけで足を伸ばし、到着早々に訪れたのが、那覇市内にある「高良食堂」

こちらを拝読し、沖縄に行ったら絶対に訪問しようと決意していたのだ。

www.masaemon.jp

安さとボリューム、「いざ沖縄料理」と身構えることなく、平常心で楽しめそうな地元感がたまらない。

13時ごろに訪れたのだが、店頭の数台分の駐車場は満車状態だった。
そのなかにはタクシーの姿も。タクシーの運転手さんが愛用しているのだ、ウマイに決まっている!

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※店内も賑わっている

入店するとすぐ、30種類以上のメニューが書かれた券売機に出迎えられるのだが、その周囲にもメニューがぎっしり貼り出されていた。

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私の目と脳では処理しきれない情報量。
こういうときのために、速読を体得しておけばよかった。勝間和代さんなら迷いなく瞬時に注文できるのかしら・・・。

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※昔懐かし公衆電話と、変わらぬ懐かし感を維持し続ける「新婚さんいらっしゃい」。壁紙も実にいい。

ここはひとまず定番のソーキそば・・・ではなく、ちょいとアレンジを効かせて「ソーキ汁」(650円)の食券ボタンをポチっとな。
その直後から押し寄せてくる後悔の波は、沖縄の大海原からやってくるのだろうか。
「いや、てびちそばだったかも。違う、敢えての天ぷらそば。いやいやボリュームてんこ盛りの焼さんま+沖縄そばのセット・・・」
でも、どう足掻いたって、ここにある胃袋はひとつ。今日はソーキ汁なのだ。
店員さんに食券を渡し、空いていたカウンター席を陣取った。

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※13時半ごろになるとやっと空席が増えてくる。

ビニールのつるつるクロスがかけられたテーブルには、調味料がいろいろ。島とうがらしの泡盛漬け「コーレーグース」もごく自然に置かれていた。
そこそこ広い店内には、テレビが2つ。片方では「新婚さんいらっしゃい」、もう一方ではゴルフ番組。「噂の東京マガジン」あたりも似合うけれど、ここは東京じゃなくて沖縄なんだよなあ。
そして「ザ・壁掛け時計」と言わんばかりの時計も2つ。
壁掛けカレンダーはたくさん並んでいた。

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全カレンダーが、今月は9月であることを教えてくれている。
どれも、日頃おつきあいのある業者さんやお店のもののようだ。

肩ひじ張らない、否、「張れない」居心地のよい空間。
それにしても暑い。ソーキ汁、飲み干せるかなあ・・・。

ソーキ「汁」のはずが

汗を拭う私のもとに届いた、あつあつ「ソーキ汁」がこちら。

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具だくさんでおいしそう!
・・・なのはいいけれど、てんこ盛りごはんと刺身は予想していなかったぞ!

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この熱気のなかで、刺身かァ・・・と思いつつも、ナチュラルにすだちが添えられているところにグッとくる。

再びソーキ汁に視線を戻せば、でっかいソーキ(豚のあばら肉、すなわちスペアリブ)が2つに冬瓜、ニンジンなどがごろごろ。レンゲでお椀の底をすくうと豆腐があり、葉っぱもいっぱい。汁は、ややしょっぱめだった。

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なるほど・・・
塩味強めのソーキ汁を前に活躍するのが、大盛りごはんのうしろに添えられていた「取り皿」だッ!

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この取り皿には「これを活用して汁とごはんのハーモニーを味わってごらん」というメッセージが込められているに違いない!
取り皿にごはんを少し盛って、ソーキ汁をかける。

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※彩りに葉っぱを添えて

 

うまい!!!
ごはんの炊き加減が絶妙で、少々ぱらっとした食感がソーキ汁に合うのなんの。
幸せだなあ、と遠くの席を見てみれば、同じ皿を「骨入れ」として使用しているお客さんの姿があった。
そりゃ、そうやって使うよな・・・。

しかし、暑い店内で熱々ソーキ汁ををお椀からそのままいただくのはなかなか酷なこと。
そのまま「取り皿」として使用することにし、具材を盛ってみた。

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この具だくさんぶり!
ソーキはこれで1つ分。この大きさのものがもうひとつ、まだお椀に残っているのだ。他の具材も、まだまだ残っている。信じられない。幸せすぎる。
そのうえ、軟骨がボロっと取り外せるくらいしっかり煮込まれていて本当に本当においしい。

正体不明の黄色いものは、なんとサツマイモだった。サツマイモを汁物に入れる文化があるのか。ジャガイモにはないホクホク食感、意外だけれど合うぞ!

他にもいろいろオーダーすべきだったかなと思っていたが、この1杯でおなかは満足してしまった。

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※最後に残った汁で、ごはんもおいしくいただきました

お店情報と次回への抱負

「高良食堂」はゆいレール県庁前駅、旭橋駅から徒歩10分強の位置にある。
店先の駐車場もあるし、たとえそこが満車であっても、近くにコインパーキング(激安)があるので、車で行くのもおすすめ。

次回は「汁」ではなく「そば」をいただいてみたいなあ。
いや、地元の方々に愛されていると思しきAランチ(沖縄そばORクリームスープと、スペアリブ、エビフライ、トンカツ、刺身、目玉焼、サラダのセットで700円)あたりも捨てがたい。

それにしたって、とにかくメニュー豊富で安くて、おいしい!
冷房の効きが悪いことだけが難点だろうか。だけど、それも味といえば味。
涼しめの季節に、必ずやまた訪問したいお店である。

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