こんばんは、自己肯定感の時間です。
連日、転職後の新生活についての記事をうじうじと書いております。刺激的すぎて、レポどころではないのです。使用OSを変えた感じです。些細な習慣もまるで違っていて、カルチャーショックも受けています。
その環境が嫌なのではなく、自分が嫌なのです。早く追いつきたい。
昨日の記事で、昔の私の恥ずかしい話を書きました。
中学生のころ、数学の授業では座席が成績順で決められていました。点数が悪い人ほど前の席なのです。数学のクラスは2つか3つあり、それもまた成績順。私はぎりぎりで優等生クラスに入ったものの、最前列か2列目の席でした。それはそれは屈辱的です。
その気持ちをバネに努力し、後部席を狙えばよいのです。でも私はその道を選びませんでした。「いまのクラスは少々ハイレベルなので、2番目のクラスに移籍させてくれないか」という交渉に及んだのです。聞き入れられ、2番目のクラスにはなったものの、最後部の席を陣取ることができました。
33歳にしてやっと、優秀クラスの門を叩いた心地なのです。中学生のころの自分には耐えられなかったこと、逃げてしまったことに、いまやっと再挑戦できている。
勤務開始からたった1週間で、相当やらかしています。自分でもびっくりしました。だめだ、きっとクビになる。昨日の昼休みはずっとそんなことを思っていたのですが、そこにメールが。
寄稿のお誘いをくれた編集部の方からでした。その日の朝に送った原稿に対するフィードバックでした。「とてもよかった」という内容でした。
完全に自己肯定感を失っていましたから、ちょっと、涙ぐんでしまいました。完全にダメなわけじゃないんだ、いいと言ってもらえる側面があるんだ、33年間生きてきて、役に立てる部分があるんだと実感できて、ずっとバクバクしていた心臓が穏やかになりました。
クビになっちゃうかも、とずっと思っていたのです。プー太郎になっちゃう……と思っていたところに、このメール。いざとなったら、書く仕事でお小遣いくらいは稼げるかもしれない。無一文にはならずに済むかもしれないぞと、思えました。大げさですけれど、生きる希望を失わずにすんだというか。
複業、いいなと思いました。共倒れだと最悪ですけれど、今回は片方で失敗しているときに、もう片方が自分の気持ちを助けてくれました。
どちらの仕事も大事にします。どちらの仕事にも、感謝です。
久々に心底リラックス。箸が転んでも楽しい日。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
でも新しい職場に移ってからというもの、朝の日次レビューの「気付き」枠が非常に濃い。忘れたい昨日を振り返るたび、心がえぐられるが。
自分で言うのもなんだが外見が「しっかりしてそう」なので、ナンパにはあわないしキャバクラ勧誘されたこともない。代わりに面接などでは得すること多し。しかもうっかり慶應なんて大学を卒業してしまった(入試なんて運)。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
従って、また外見&スペック詐欺をしてしまったと落ち込む日々だった。
でも、そんなに自惚れるほど「しっかり&高学歴感」あるか?と。ふと鏡を見て。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
英語もできず国の情勢もわかっておらず地理もわからん。そういうのはたぶん、頭のいい人は「察する」。それでも仲間に入れてくれたのだ、と思ってみる。
33の中途、即戦力じゃなきゃおかしいのだ。でもできない。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
それで「あーあ、なんて私ってだめなのかしら」と落ち込むことは容易い。
「できる前提」で臨んでいるから変なことになる。
「できない前提」だとどうだ。33のできない女。糞だが。
いろいろなことが変わってくる。
できないんだから、注意されるのは当たり前。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
恥ずかしさや落ち込みというのは「自分ができると思っていたから」の側面もあるのではないか。
できない前提なら、ごめんなさいの気持ちは拭えないが、同時に「教えてくれてありがとう」という気持ちが強く湧いてくる。
「注意されないようにやろう」という、自分のプライドを守る効果しかないリスクヘッジ術に試行錯誤するのは、無駄無駄無駄無駄、これこそバカの現れである。ウォール・バカを、巨人化してぶっ壊すのだ。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
こんなの、新卒のうちに学んでおかなきゃいけないことだ。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
33歳なら、本来はやはり「即戦力」でなければおかしいのだ。
でもできないんだから、このタイミングで学んでおくしかない。
今後の人生でいちばん若い日は今日である。
(職場の皆さんには、ごめんなさいしかない)
すでに月曜日に向けて緊張しはじめているわけだが、「こいつは仲間に入れても良い」と一瞬でも思ってもらえたことに自信を持つのだ。
— やまま@言いたいことやまやま (@yamama48) 2018年12月8日
私はダメ人間だ、という卑屈な気持ちは役に立たないし仕事効率が悪くなる。
クビになったらゲームオーバーだけど、その経験を活かして次のゲームを始めればよい。