私がいつか有名になって、「あなたの愛用品を教えてください」というインタビューに答える日が来たら、私はろくろを回しながら「クリッパです」と答える可能性が高い。
クリッパとは
▲これです。
「おしゃれ手錠」ではなく、
直径7cm、厚さ0.9cm、重量48g……かなり頑丈な「バッグハンガー」だ。
荷物置き場がないような場所で、テーブルにひっかけて荷物を提げることができるという便利グッズ。
バッグハンガーは100円均一やノベルティなどでコンパクトなものを入手することができるが、このClipa(クリッパ)は2,500円からと、なかなか高額な商品である。
クリッパの魅力
実は私が使っているクリッパはいただきもの。かつての職場を退職する際に先輩がくださったものだ。正直なところ、華がある見た目ではないし使い方がわからなかったので、もらった当初は「わ、わあ、ありがとうございます」程度の反応しか示せなかった。
それがどうでしょう、クリッパを使いこなすようになってウン年、いままでいただいた贈り物のなかで感謝している品ベスト3にはランクインしている。肌身離さず、どんなときでも持ち歩いている。
魅力1 「女子力が高い」と言われる
たまにランチタイムなどでこれを使うと、同行者に「それいいね!ちゃんとそういうの持ち歩いてて、女子力高いね!」と褒められるので鼻が高い。
しかしクリッパが活躍するのは高確率でひとりでせんべろ呑みしているときである。
魅力2 おしゃれ
従来型のバッグハンガーは「カバンに入れておく」のが常であったが、クリッパは「カバンの取っ手に付けておく」という持ち歩き方ができる(冒頭写真参照)。
カチャっと、取っ手部に通しておけばOK。シンプルなデザインなのでコーディネートの邪魔をすることもない。私が使用しているのは「ツヤありシルバー」だが、ツヤなしタイプやゴールド、ブラックなどバリエーションもいろいろ。
魅力3:耐荷重が頼もしい
がっしりした見た目を裏切らない、耐荷重15kg!
ノートPCや資料を入れたリュックサックを提げても、スマートな顔で支えてくれる頼もしさ。
ご覧のとおり、せんべろ居酒屋意外にもカフェのハイテーブルなどで大活躍。テーブルの背が低いと荷物のおしりが床に着いてしまうケースがあるのと、あまりにも分厚いテーブルだとクリッパで挟むことができないケースがあるので、その点はご了承のほど。
ちょっとしたギフトに困ったら
自分で買うもよし、プレゼントにもぴったり。見た目がシンプルすぎるので、贈り物の際は「いかに便利か」というプレゼンも合わせて提供することをおすすめいたします。