食後に必ず甘いものを食べなければ気が済まなかったのに、食後どころか間食時のおやつにも興味がなくなったのは糖質制限に励んでいた期間があるからだ。すごく我慢したわけではない。「チーズを食べていい」から楽勝だった。チーズを我慢するほうが辛い。
数多の種類があるチーズのなかで、1番よく食べるのがとろけるチーズ。とろけさせることなく、フィルムを剥いたらくるくるとチーズを折りたたんでそのまま食べる。うまい。
その次によく食べているのが内容量100gの雪印カッテージチーズ。スーパーに陳列されがちなのは200gの少し大きなタイプなのだが、開封したらいっぺんに食べきってしまうので、そうするには大きすぎるし500円弱の価格だと財布へのダメージもある。100gがベストサイズ。写真は今日の晩ごはんだ。大好きな粉チーズもかけた。不健康食……
カッテージチーズの何がいいって、低カロリーで高タンパクなところだ。1パック食べても112キロカロリーだし、タンパク質は17.6gも含まれている。何より、ホロホロ・シギシギとした不思議な食感としつこくない風味が独特でいい。マスカルポーネチーズもパックごと食らうことがあるが、やっぱりあれだとヘヴィなのだ。それにペースト状のものって、食ってる感が薄い。やはり噛まないと。
毎日食べてもいいくらい好きなので、唐突だが私はここで婦人科業界に物申したい。カッテージチーズの気持ちになって提言したい。では、いきます。
女性に起こりがちな某炎症トラブルの症状を伝えるときに、私(いま、カッテージチーズの気持ちになっているので)の名前を使わないで!!
酒粕状とか、ヨーグルト状という表現が使われることもあるので、彼らも不平不満を唱えていることでしょう。でも、酒粕とかヨーグルトはメジャー級なんですよ。我々カッテージチーズ(いま、気持ちになっているので)は、まだあそこ(表現に他意なし)までいって(他意なし)ないんですよ。だから逆に存在感に独自性を発揮しちゃって、目立っちゃうっていうか。一般名詞化できていないっていうか。そのせいで、カッテージチーズ=某炎症の症状 っていうイメージの紐づき方が半端ないんですよ。このイメージ払拭したいわけ。でないとほかのチーズから白い目で見られるわけ。わかります!?
……書いている自分ですら、わからなくなってきた。
でも本当に、わかりやすいから致し方ないのだけど、どうしてもカッテージチーズというとあの存在が脳裏をサッとよぎるこの感じをどうにかしたい。私だけでしょうか。食べ物でああいうものを例えるのはどうかなあと思うけれど、それ以外の形容方法が見つからないよなあ。反対するときは代替案を提案せよと習ってきたのに、提案できませんでした。すいません。