言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

脱「ちゃんとした人」!己のうっかり気質を受け入れ、うまく付き合いながら生きていきたい

絶望のイラスト(女性)

やっちまった……

仕事で某所の食レポ記事を書いていたのだが、メールミーティングで決めた記事の構成とは全然違うお料理をレポートしてしまっていた……。

毎度のことながら、舌ではなくハートで感じたすべてを込めたパッション記事を仕上げたのだが、なんだか達成感がないなあ、嫌な予感がするなあ、と思ってメールを読み返したら悲劇的なことになっていた。

信じ込んでしまうと突っ走るのは昔からの悪い癖で、自分のせいで幾度となく痛い目を見たし周囲にも迷惑をかけているから用心しているのだが、またしてもやってしまった。

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これをやると本当に、自分で自分に失望する。失敗に対する「どうしてこうなったの」「理由を聞いているの」というお叱りは本当に辛い。原因がわかったら対策できるわい!

「すっかり、そういうことだと思い込んでしまっていたので……」というこちらの回答は相手をより一層苛立たせることもわかっている。でも言うしかないので言う。「だから、どうして”思い込む”わけ!?」……うう、私のライフはもうゼロよ……。

「うっかり」は悪なのか?

今回も猛烈に落ち込んだ。

ひとまず、一刻も早くお店を再訪しなければ。撮影させてくれたお店の方に申し訳ないなあ、信用できない奴だと思われるよなあ……。

なんとかリカバリーして原稿をあげるので、編集さんはこの騒動を知らぬまま。とはいえもしも知れたら、これまた信用を失うよなあ……。

私は信用ならない人間なのだ……約束をやぶる人間なのだ……自分でも自分を信用することができない。ああ、会社のPCモニターにライオンのたてがみの如く張り付けられた付箋たちが虚しい。あんなに過去の自分が今の私に訴えかけているのに、そのトスを無に帰す己の力が怖い。

……と、事件発覚時は心臓の鼓動をバクンバクンと高鳴らせながら青ざめていた。そう、私は敢えて過去形で書く!いまもそりゃ、このことが脳裏をかすめるたびにブルルと震えるけれど、へっちゃらなフリをするのだ。「私はそういう人間なんだから仕方がない!」「またやっちゃった、ゴメンナサーイ!」と。

信用を失うかもしれない。そしたら、それまで。でも根っこのところを信じてくださっていれば、誠意を込めて対応すれば許してくれると思うのだ。能天気すぎ?それもまた「ゴメンナサーイ」で!ミスは悪いことだけれど、世にはびこる悪行の数々と比べれば”手遅れ”レベルのことではない。

バカを受け入れる

私は自分のうっかり気質や気が利かないところが本当に嫌いだった。成長の過程でたくさん指摘された。ちゃんとしよう、しっかりしよう、気が利くようになろうと、かなり努力をしてきたつもりだ。実際、社会人になってからそういう部分で評価をされる機会も増えた。

アラサーになって言うことでもないが、この「欠点を補う努力」の手をちょっと緩めようと思う。できないことを努力していると、「こんなに頑張っているのにできなかった」という虚しさがとてもつらい。

もっと、得意なこと、好きなこと、やりたいことを努力する方向にシフトしよう。そして、自分がバカであることを受け入れよう。

自分のミスに落ち込んでいても事態はなにも変わらない。ゴメーンと言いながらさっさと修正にかかったほうがいいし、結果、当初予定よりもずっといい仕上がりになるかもしれない。言い訳をするのはもってのほかだし、落ち込むのもずるいと思う。自分でまいた種なのに、「大丈夫だよ」と他人に気を遣わせるばかりだ。

どうせ努力するなら、周囲に「もう、また!?仕方ないなあ!(と言いながら手伝う)」という反応を起こさせる力を身に着けるべく、がんばります。頼り上手になりたい。