圧倒的な存在感でお馴染み、東銀座の喫茶アメリカンのサンドイッチ。2017年度の抱負は「月に一度はアメリカン」ということで、最低でも1か月に1度はお邪魔するようにしている。「糖質こわいおばけ」に呪われた身でありながら、月に1度以上間隔があいてしまうと禁断症状が出てしまう。サンドイッチが食べたいのがなによりだが、あの店内で心身を浄化しないと1ヶ月が過ごせないのだ。
2017年は「ハンバーグサンド」ブーム
同店のタマゴサンドのおいしさに感激してそればかりを食べつづけていたのだが、店主さんから「ハンバーグもおすすめ」と教わって以来、すっかりハンバーグサンドの虜に。ランチタイムには品切れていることが多いので、朝8時～10時のモーニングタイムに訪れることが増えた。
▲「アメリカン」でアメリカの歴史を学ぶようす
「出社前にあのサンドイッチを食べきっているのか？」という疑問もございましょう。今日はとある日の食べ方を紹介させていただきたい。
はじめに申し上げておくと、この食べ方には「邪道」というご意見もあるはず。「サンドイッチ」のアイデンティティを奪い「最後まで幸せに、おいしくいただく」ことを最優先させた食べ方となる。
では順番に。まず、「オマケ」として盛ってくださる薄目のパンと、その上のたまご＆ツナ（チキンになることもある）を堪能。この時点で充足感に満ち溢れる。
続いて、主役のハンバーグサンドへ。しかしここで2切れのハンバーグのうち1つをまるまる食べてしまうと、かなり満腹になってしまう。
そこで、「パンの片側だけを使う」という作戦に出る。
伝わりますかね…画力きつい…。写真を撮影次第差し替えます。
さて、ここで終了にして残りはすべてテイクアウトにしてしまってもよいのだけれど、せっかくなら温かいうちに！アメリカンの店内で！ハンバーグをいただきたい。そこで、
じゃーん。「具のみ」食い。
山形牛でつくられたこのハンバーグが本当においしいのだ。玉ねぎたっぷりで、「主役の味」がする。サンドイッチのお店でこんなことを言うのは失礼かもしれない、が、パンに挟んで食べてしまうとハンバーグの底力を実感しきれないという想いもある。
こう考えてみよう、なんのためにサンドイッチが2切れあるのか？と。1切れはもちろんサンドイッチとして楽しめばいい。残るもう1切れはこうして、具の魅力を堪能するために存在するのだ…（たぶん違う）！
抜け殻となってしまった絶品食パン。でもこの、サウザンドアイランドソースやハンバーグの肉汁が浸みた部分がまたうまいんだ。食パンそのものの味の魅力も楽しめる。
ここまで食べたら、私のアメリカンモーニングはいったん終了。持参したジップロックコンテナ―に自ら残りを詰め、出社する。
さて、これをどうするか。
私はひとまず、会社の冷凍庫に保管しておくことが多い。空腹時にレンチンしておやつとしていただくと、再び新鮮な気持ちでおいしさに感動することができる。やったことはないが、持参したサラダなどを挟んで「アメリカンごっこ」をしてもよいかもしれない。
1度の訪問で何度も楽しめる。汚い、せこい、ケチと言われればそれまでだが、これが私の朝の幸せなんです…。
店主さんからのお手紙共有 ～5月・6月～
▲5月
5月で創業34周年を迎えた「アメリカン」。すごいなあ。
タマゴサンドが人気なのですが その他はツナ・ハンバーグ・ポテト等もおいしいと思いますのでぜひ食べて下さい！
▲6月
徐々に気温が上昇してきたことを受け、店主さんの想いが滲み出ています。
いよいよつらい夏がやってきます。若い頃は本当に夏が大好きで 楽しかった想い出がいっぱいありました。65才にもなるとあつい夏はいやな季節です。仕事中もつらいし 家にいてもいやだし あーあ 早く秋がくれば…
7月、ますます湿気と暑さが高まっている今日この頃。今月のお手紙にはどんな言葉が刻まれるのか、いまから楽しみです。そして健康第一、STOP熱中症を祈るばかりです。
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