今週のお題「名前をつける」
このお題に沿いつつ、チンパンジー弁当第2弾をご紹介。
最終的には弁当に名前をつけたいと思う。
ちなみにチンパン弁当第1弾は下記のとおり、ご参照いただけたら幸いである。
チンパンジーにもつくれる簡単弁当 うどん編 - 言いたいことやまやまです
■下準備
前回は米を切らしていたので冷凍うどんを活用したが、今回は、なんと!米がある。
固めのぱらっとしたご飯が心底大好きで、中東料理には目がない。
※六本木のイラン料理バイキング「アラジン」訪問記録
※日暮里のイラン料理とうるさい店長の店「ザクロレストラン」訪問記録
キリンさんが好きです、でもアリさんのほうがもっと (1) - 言いたいことやまやまです
したがって、常用米はタイ米である。
日本米と同じように炊ける。
しかし、一人暮らしをはじめて5年は経つが、我が家に電気炊飯器はない。
愛用しているのはもっぱらこちら。
購入時の愛と感動のエピソード、もし何かの間違いで読みたい気持ちが湧かれた際には、下記リンクよりご参照いただけたら是幸いである。
さて、タイ米。
夜、就寝前に行動を起こすのがポイントだ。
ちびくろちゃんに2合分を入れて、ざっと水で洗い(研ぐのも面倒くさいので洗うだけ)
白米を炊くときと同量の水を入れ、とりあえず眠る。
夏場はこの状態で冷蔵庫に入れておいたほうがよいかもしれない。
希望に満ちた朝を迎えたら、ちびくろちゃんをレンジに入れる。
その時間、「レンジ強」モードで13分間。
これも、白米を炊くときと何ひとつ変わらない。
13分間経ったら、朝の支度で忙しいのでしばらく放置でよい。
人はそれを「蒸らし」と呼んでくれる。
朝の作業が一通り落ち着いたら、やっと、ちびくろオープン。
見事に炊けている。
香り米を使ったので、とてもよい香りが部屋に広がる。
我が家のアロマ、「無香空間」をそっと遠ざけた。
これをしゃもじで切るようにひっくり返し、冷凍保存用容器に移していくと、
だいたいお茶碗5杯分ができた。
ちびくろ内部に残っている米をしゃもじで食べるひとときが、いちばん幸せ。
さて、いよいよ弁当づくりだが、5つできたご飯のうちのひとつと、冷凍保存しておいた野菜があれば問題ない。
この日は幸いなことに、フリーザーを頼らずとも、前日の晩に買った「オクラ」が冷蔵庫に眠っていた。
ごはんとオクラ、それでOK。
■弁当のメインディッシュ
ここで確実に加えて頂きたいのは、「あなたが好きな缶詰」である。
シーチキン系ではなく、やきとりやらサンマ蒲焼やら、サバ味噌あたりの「味のある汁」が含まれたものをおすすめする。
この日はサバ味噌にした。
・タイ米(白米でOK)
・オクラ(正直言ってなくてもOK、でもおなかが空くので野菜でごまかしている)
・サバ味噌缶詰(どんな缶詰でもOK)
この3つがあれば、弁当はつくれる。
・・・
・・・
・・・
どやァァァァァァァァ
会社のPCの前での記念撮影。
今回の弁当は、これ以上でも、以下でもない。
ごはんはチンしたが、サバは常温のまま。
サバをご飯の上に乗せて、食べる。うまい。
オクラをサバ味噌の汁に漬けて、食べる。これまたうまい。
これを繰り返し、缶詰の中身と白米がほどよく減ってきたところで、
夢の瞬間が訪れる。
これ以上美観を損ねた写真はさすがにご紹介を控えたいが、ぐっしゃぐしゃにかき混ぜてスプーンで食べるときの多幸感たるや、感涙ものだ。
会社に滞在する時間も、人生という壮大な旅のひとコマにすぎず、「旅の恥はかき捨て」ルールが適用されるので安心して召し上がって頂きたい。
■最後に・・・「名前をつける」
サバ味噌から連想される「サバを読む」なる慣用句は使えるだろうか。
いや、サバ味噌に限るわけではないのでそれはだめだ。
米、オクラ、缶詰。
オクラもこの際どうでもいい。
ブロッコリーでもインゲンでもスナックエンドウでもいいのだから。
米、缶詰。
いや、正直なところ、パンでもいいかもしれない。
となると肝心要はやっぱり「缶詰」。
しかしシーチキン系ではないのだ。なんらか、味付の汁がないと・・・
というわけで、「缶汁(感じる)弁当」でいかがでしょうか。
女の弁当、感じる弁当。
壇蜜さんの写真を用いたかったが、ドキドキしたのでやめにした。