ファミマのサラダチキンにカラムーチョ味(正確にはホットチリ味)が登場。気になって購入し、そのままイートインコーナーで食べたらめちゃくちゃおいしかった
……という記事を書いたのが昨日のことである。
「タレを塩むすびにつけて食べたい」という夢を抱いたこともあり、本日再びカラムーチョサラダチキンを購入した。もちろん、塩むすびも。
今日は冷静に、会社のデスクで食べることにした。いつものようにパッケージを半分くらいあけてむしゃぶりつくのではなく、タッパーに出してから箸でいただくというエレガントスタイル。
改めてタッパーに出してみると、カラムーチョ汁はそれほど多く含まれていないことがわかった。あれほど「汁まみれ」だと思っていたのに。
そして、開けた途端の香りが結構強烈であったことにも気づかされた。前回は興奮のあまり香りを楽しみ忘れていたようだ。ニンニクか、なんなのか、とにかくスパイスというか薬味系の匂いがする。デスクで開封してはならない代物だった。
断面はこんなかんじ。昨日書いた記事では、「多量に同封されているカラムーチョ汁の水分のおかげでか、従来型のサラダチキンよりもモソモソ感が少ない気がする」といった旨を書き記しているが、従来型そのものの食感だった。昨日の私は何を考えていたんだろうか。
塩むすびとサラダチキンを一緒にいただくの巻。うまい。
夢だった、「カラムーチョサラダチキンの汁を塩むすびで楽しむ」という行為にも及んだ。おいしいことはおいしいけれど、塩むすびは塩むすびのまま食べるのがいちばんうまいな、とも思った。
カラムーチョサラダチキンは確かにおいしい。でも、大絶賛するほどのものだったのかは、今となっては甚だ疑問である。
「服で磨いたリンゴ」理論
前回食べたときの「美味しさへの感動」は疑いたくないが、あのとき私は空腹であったこと、そして購入してすぐさまイートインコーナーで食べたというシチュエーションが、必要以上にカラムーチョホットチキンをおいしく感じさせてくれたのではないかと思う。
屋外で食べるリンゴがうまいのと同じである。リンゴをもいで、服でキュキュット磨いて輝かせてから食べるリンゴがうまい。できれば服装はチェックのネルシャツとジーンズがいい。でもそれを、冷静に自宅でやると何もおいしくないのだ。なにごとも勢いとノリが大切である。