※2017年5月31日に公開した記事を再編集したものです※
こんばんは、白和えの時間です。
白和えが大好きです。食後のデザートにアイスクリームなんていらないから、白和えをボウル1杯食べさせてほしいと日々思っています。
「白和えの素」を使えば簡単
そんなに食べたいならば自作すればいいのです。惣菜売り場の白和えは味が濃すぎると思っていたところでした。カスタマイズすればいいのです。
「白和えの素」なるものがあるのをご存知でしょうか。
味付け済のひじきが入っており、豆腐に混ぜるだけで白和えができてしまいます。味の濃さは豆腐の量で加減してください。本当にこれだけです。夢なんて簡単に叶うものです。
塩昆布で代用できるはずだ
しかし私は料理嫌いな上にケチンボです。
「混ぜるだけで簡単に白和えができる」というソリューションを提供してくれた「白和えの素」では満足いきませんでした。もっと安く、もっと手軽に!
そこで思いついたのが、「塩昆布豆腐」です。
もう、ここから先を読まずともあなたの頭の中にはレシピ全工程がイメージできたことでしょう。でも語らせてください。追体験してください。
塩昆布豆腐のつくり方
用意するものは塩昆布と絹豆腐のみ。量も適当でOKです。
1.豆腐の水を切る(超最重要ポイント)


ねっとりと重めの食感の白和えが好みなので、ここだけは妥協しません。
豆腐に塩をかけ、水がより排出されるようにしてからキッチンペーパーで包む。ザルの上に乗せ、さらにその上に重しを乗せて、冷蔵庫の中で半日放置するのがポイントです。
豆腐汁がたっぷり出ていると、ちょっとうれしい……。
2.塩昆布を投入する


量は適当でかまいません。
3.混ぜる
あとはひたすら混ぜるのみ。
どうやって混ぜても構いません。
ヘラで「さっくりと混ぜる」ごっこをしてもいいし、
大きめのスプーンでも十分混ざりますし、
泡立て器でもいいんです。
でも、泡は立たないし、豆腐がドンドン泡立て器に内包されていくので思ったより混ざらないので気を付けてください。
内包してしまった豆腐を外部に排出するべく、ボウルの隅に泡立て器を叩きつけられることと思いますが、もう、いろんなものが飛び散って大変ですのでね……(経験済)。
4.完成
以上をもって、完成。シンプルでいて食べごたえあり。そしてうまい!
ポイントはたったひとつ、しっかり時間をかけて豆腐の水抜きをすること。
インターネット検索をすると「手軽に素早く豆腐の水を抜く方法」が数多現れます。多くの場合、電子レンジを使うテクニックです。しかし白和えファンとして声を大にしてお伝えしましょう。
「電子レンジで温めたところで、半日じっくり水を出した豆腐には勝てない」と!
電子レンジで水抜きした豆腐だと、水分多めでユルユルの白和えになってしまいます。実際にチャレンジした様子は下記の写真をご覧ください。
こんな具合になってしまうのです。金曜の飲み屋街の道端をつい思い出してしまい、おいしさ7割減です。
とにかくポイントは「半日かけて水を抜く」。これに尽きます。
ということで、晩ごはんの「プラスワン」にいかがでしょうか。お子さんでも作れると思います。おすすめです。
【関連記事】ズボラレシピ