こんばんは、更年期の時間です。
某コーヒーチェーンでブログを書いていたら、レジの方から苛立ちMAXなマダムの声が聞こえたのでワクワクしました。自分が罵られたらたまったもんではありませんが、外野で見ているのはスリリングで先が読めなくていろいろ考えさせられるのでワクワクします(店員さんごめん)。
イライラの原因はこういうことでした。
- マダム 買い物する(コーヒー豆か何かか?)
- ポイントカードを忘れたらしい
- スタッフさん「本当はだめだけど今回は特別に押しときますね」の対応
- マダム「本当はだめだけど今回は特別に、って何よ!わざわざそんなこと言わんでよろしい!不愉快!」
コミュニケーションとは、かくも難しいものなのです。
しかし悲しいことに、私、マダムの気持ちがわからないでもありませんでした。同様のケースに遭遇する際、「恩着せがましいな」と心の中でしかめ面をすることがあります。確かに「わざわざそんなこと言わんでよろしい」気分になるのです。
せっかくならポイントは貯まったほうがいい。でも毎回カードを忘れたと言われるのは困る。店員さんの「客への思いやり+本音」の結果が「本当はだめだけど今回は特別に押しときますね」です。
そのことはよくわかるのに、ありがたいことであるはずなのに、なぜマダムと私はイラッとしてしまうのでしょう。更年期だからというのはさておき、ほかに理由はないのでしょうか。
ところで、これは私に限ることですが、病院の診察券のような、カードの再発行にお金をとるところだったりすると気持ちが変わってきます。そうした施設で同様の「本当は駄目だけど~」のセリフを言われても、それは素直に「ありがとう、助かった」になる。現金なものです。
コーヒーショップのカードを侮っているというか、「この程度のポイント管理なんて、”今回分のレシートにハンコを押しておくので次来たときこのレシートとカードをスタッフに渡してください”で対応できるに違いない」と、高をくくっているのでしょう。
しかしその「できるに違いない」は我々の推測にすぎず、内部では意外と煩雑なオペレーションが発生しているかもしれない、という思いやりが欠けています。相手の事情などお構いなしで、こちらの「このくらいできるはず」の思い込みを貫いて勝手にイライラしているわけです。自分で書いていてむかつきます。なにが「恩着せがましい」だ。おまえの厚かましさのほうが5000倍ムカつくぞ!
最近、午後になると突如デスクで汗だくになるのです。更年期なのかなと思います。救心飲みつつ改心しておきます。