こんばんは、お仕事紹介の時間です。
Rettyグルメニュースさんで記事を書きました。「アメリカン」店主さんのインタビュー記事です。
お客さんがいらっしゃらない時間に、たっぷりと「アメリカンヒストリー」を聞かせていただきました。本当におもしろかったし、感動しました。
初のインタビュー記事
インタビュー記事を書いたのは初めてのことです。かつての職場で社内報用に社長インタビュー記事を書いたことなどはありますが、100人足らずの会社でしたから立派なものではありません。ライターとしてインタビューに臨むのは初めてのことでした。
企画はRettyさんからお声がけいただいて実現したものです。
自分の質問力のなさはよくわかっているし(時間が経ってから、帰宅途中に”あ、これが気になる”と思いつくことしばしばなのです)、なにより未経験ですから、ご連絡いただいたときは「やりたい気持ちはありますけれど、私、レベル低いですよ……」なんて予防線を張りながら回答しました。個人事業主としてあるまじき態度。
しかし寛容なRettyさんは、急ぎませんからぜひ、と優しく声をかけてくださったのでした。
店主さんにアポを取って、お客様のいらっしゃらない時間をいただいてたっぷりお話を伺いました。日頃気になっていたこと、それ以上のこと、実にいろいろ伺うことができて大変にすばらしい時間となりました。Rettyさんにお声がけいただかなかったら、解明されていなかった謎が多数あった!
いままで書いた記事のなかで1,2を争う大変さ
ひとまず録音しておいた音声をすべて文字起こしし、それを元に構成案を作成。
大変だったのはそこからでした。
私がアメリカンのことを好いているからこそ実現した企画であるのですが、好き過ぎるというのも困ったものなのです。
店主さんのすべての言葉が貴重。
私にとってはカリスマでありますから、その言葉を削ぎ落とすのが非常に難しい。泣く泣く削いだ部分もありますが、それでも、第三者からしてみれば情報過多でした。
Rettyさんはそんな私に対し、自ら手を動かして具体的な提案をしてくださいました。
「もうちょっとコンパクトにまとめてください」と言うのは容易いのです。それがわかっていたら、やっています。
それを見抜いて具体例を率先して示してくださったこと……感謝に堪えません。お力を借りていなければ、情報の取捨選択ができぬままよくわからない超長文記事になっていました。
構成案でこんなに苦戦したのは初めてのことですが、これほど勉強になったのも初めてのことでした(私は編集者にはなれないという確信を抱いたひとときでもありました)。
アメリカンファンの方でも、そうでなくても、読みどころ盛りだくさんです!
店主さんが惜しみなくなんでもお話ししてくださったおかげで、読みごたえたっぷりな記事になっています。
みなさんによく聞かれる「なんで”アメリカン”なの?」という問いにも答えていますし、実は店主さんは「デカ盛りの店だと思われたくない」と思っているという意外な話も。
ぜひともアクセス&シェアのほど、よろしくお願いいたします!
もうインタビュー記事は無理だなと思いつつも、執筆しながら心震える感覚がありました。
店主さんはあたりまえの日常をお話しされただけなのだと思いますが、すべての人生にドラマがあるのだということを感じました。人生の尊さを感じた節もあります。
たしかに店主さんのヒストリーは豪快で、聴き応えのあるものでした。でも粛々淡々と日々を送っている人だって、そこには必ず歴史が、ドラマがあるはずです。そんなことに気付かされた時間でもありました。
モブキャラなんてこの世にいない!ひとりひとりにドラマがある!!